久々の読書感想文。渡辺淳一の「冬の花火」を読みました。
これは、戦後の歌壇で一花咲いた中城ふみ子さんの伝記的小説。彼女は31歳にして癌に侵されて亡くなったのですが、彼女の愛の遍歴とか、短歌への情熱とか、そんなものが描かれていました。
うーーん、人間生きるって壮絶ですね。でも、かなりよかったです、この小説。ここまで人間として、女として、正直に生きることの出来る人もいるもんだなぁなんて思って。それに、引き込まれたのは、やっぱり私の故郷のひとつでもある札幌が舞台になったり、彼女自身北海道の帯広出身の人だったから、ということもあるかもしれません。
私も彼女のように、「妖艶で、男性を虜にする」という美貌やフェロモンを持ち合わせていたら、どんなに人生違ったんだろうなぁなんて思ったりもするんだけど(笑)。ま、それは人それぞれということで^^;
さらに、短歌なんて、あまり興味もなく、日本文化の一つ、くらいにしか思っていなかったんだけれども、彼女の作品から、これほどまでに、この短い言葉の中に思いをこめて、そして魂をこめて、訴えかけるものが出来るんだーって、ちょっと感激というか、心震えました。
私もきっと、生には貪欲だと思います。ふみ子さんの最後の言葉が「死にたくない」。でも、懸命に生きてきたからこそ、そう思うんだと思います。
やっぱり、命ある限り、頑張らなきゃ。自分に出来ることに限界があるとしても、それじゃぁ限界を見ようじゃないか、ってちょっと思いました。
女性は、強いです。
これは、戦後の歌壇で一花咲いた中城ふみ子さんの伝記的小説。彼女は31歳にして癌に侵されて亡くなったのですが、彼女の愛の遍歴とか、短歌への情熱とか、そんなものが描かれていました。
うーーん、人間生きるって壮絶ですね。でも、かなりよかったです、この小説。ここまで人間として、女として、正直に生きることの出来る人もいるもんだなぁなんて思って。それに、引き込まれたのは、やっぱり私の故郷のひとつでもある札幌が舞台になったり、彼女自身北海道の帯広出身の人だったから、ということもあるかもしれません。
私も彼女のように、「妖艶で、男性を虜にする」という美貌やフェロモンを持ち合わせていたら、どんなに人生違ったんだろうなぁなんて思ったりもするんだけど(笑)。ま、それは人それぞれということで^^;
さらに、短歌なんて、あまり興味もなく、日本文化の一つ、くらいにしか思っていなかったんだけれども、彼女の作品から、これほどまでに、この短い言葉の中に思いをこめて、そして魂をこめて、訴えかけるものが出来るんだーって、ちょっと感激というか、心震えました。
私もきっと、生には貪欲だと思います。ふみ子さんの最後の言葉が「死にたくない」。でも、懸命に生きてきたからこそ、そう思うんだと思います。
やっぱり、命ある限り、頑張らなきゃ。自分に出来ることに限界があるとしても、それじゃぁ限界を見ようじゃないか、ってちょっと思いました。
女性は、強いです。
「勇ましく」生きていくのです、私は。