「家族狩り」天童荒太

２月の話ですけど、この５部作を読み終えて、なんともいえない重さに疲れてしまいました。。。疲れたというのは正しくない表現かもしれないけど、なんというか、決してすっきり爽快とかではなく、重いテーマだし、考えちゃって。。。

いろんなことが重なり合うと意味を持ちます。これを日本にいて読んでたり、若い頃に読んでたりしたら、こんな思いはなかったんだろうなぁって思います。こちらでは生活の中に家族の絆を感じます、日本との子育ての違いを発見します。そして、今の日本を悲しく思います。そして真剣に考えなければならないテーマでもあると思います。


うまくいえないのですが、お勧めしたいと思います。読み終えたときに、なんらかの感情を持つと思うし、持つべきだし、それを機会があったら語り合いたいなぁって思う、tasomでした。