tasom日記

ベルギーで暮らすtasomの日記

思い出をひとつ

2005-11-05 20:00:10 | Weblog
ポーサイから久々にメールが来た。

ポーサイは、ラオス人の男の子。もう、男の子という歳でもないのかも知れない。。。でも、出会った頃は、かわいい男の子だった。

出会ったのは、旅友のさっちんと入ったラオス・ムアンシンのヌードル屋だった気がする。よく覚えていない。さっちーーーん、覚えてる??あれはもう6年位前かしら。たしか笑顔のかわいいヌードル屋の息子だ。純粋無垢な笑顔にノックアウト。ひとめで好きになった^^ ひとなっつこくもあり、英語も上手で、話せば、一生懸命勉強して、アメリカとかオーストラリアとかに留学に行きたいんだって話していた。私が弱い、「勤勉誠実少年」だ(笑)。どうしても、「私が守ってあげるー!応援してあげるー!」と肩入れしてしまうタイプ。。。(変な意味ではないです、ヒモは受け付けてませんし^^;)

暇をもてあましてぷらぷらしていた私達に、「風邪引いて休んでいる学校の先生の所にお見舞いに行くから一緒に行く?」と誘ってくれて、一緒にいった。これまた私のつぼを刺激。「なんて、優しい子なんでしょーーー!」 なんとなーく、おじさんかはたまたおじいさんの先生を予想していた我らの期待に反して、先生は若かった。。。そんで、我ら女性が来るとは思ってもいなかったので、上半身裸で汗かいて寝込んでいる先生を見舞ってしまった。先生も焦っていて、申し訳ないことをした。皆で、お見舞いに持ってた果物かなんかを食べた気がする。
そして友達になった。

とまぁ、なんでもない思い出。
あのゆったりとした時間を久々に思い出したので書いてみた。
ポーサイの笑顔の写真は今でも私のお気に入りでもある。


その、ポーサイ。今はなんとオーストラリアの大学に留学している。英語もかなり上達してメールをくれる。
こういっちゃなんだけど、発展途上のラオス、そしてムアンシンの村だって、貧しいに決まっているし、ポーサイの家だって、そんなに経済的に豊かには見えなかったが、彼は夢をかなえた。きっと彼のまっすぐな努力があったからに違いないと私は信じている。素晴らしい。

そして、人生って面白いなって思う。このとき一緒に旅したさっちんは、タイフリークで、今はバンコク在住だ。前に出張でバンコクいった時も、遊んでくれた。皆夢をかなえている。

夢は実現できるんだな。






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