taraの日常

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2018冬ドラマ総括と楽しみな春ドラマ

2018-04-15 03:03:57 | TV
もう春ドラマが始まってしまう~その前に今年の冬のドラマの感想をば。

【最優秀作品賞】「アンナチュラル」
文句なくトップでしょう。毎回緊張感があり無駄がない。医療現場から問いかける現代社会の在り方という視点も最後までぶれない。法医学の裏付けも良く取材してある…と思う。少なくとも素人の私たちレベルはUDIラボって実在するんじゃないかと思わせるリアルさがあった。キャストも申し分ない。2やらないかな~でもこれはこれで完成しちゃった感があるしな~と悩ませるドラマでした。

【優秀作品賞】「海月姫」
視聴率や映画との比較等でいろいろと言われていたみたいだけど…私は好き!でした。コミックから抜け出してきたような月海をはじめとする尼~ずの皆さんやレクサス大好き運転手花森の要潤!ディベロッパー稲荷祥子と佐々木のコンビも、修くん役の工藤阿須加もナイスキャスティングでした。そしてなにより!瀬戸くんの蔵子が可愛い人と出会うことで少しずつ新しい自分を獲得していく勇気のお話でした。目白先生はどうやって生活しているのかとかファッションブランド立ち上げなんてそんな簡単にできないよ~とか突っ込みどころはたくさんありますが、1歩踏み出す勇気を持とう!というおとぎ話として楽しく見ることができました。

【優秀作品賞】「女子的生活」
トランスジェンダーみきの日々。価値観や生き方、感じ方は人それぞれ。尊重しつつ交わることで人のココロは幅広く豊かになっていく。海月姫でも感じましたが、そんなことをより一層考えさせられたドラマでした。志尊淳くん、小松政男のときもいい役者さんだなぁと思っていたけれど、みき役も好演でしたね。そして後藤!町田啓太が素敵。いつまでもみきの友達でいてほしい。

【優秀作品賞(次点)】「精霊の守り人~最終章~」
2016年から続いた大河ファンタジーもついに最終章。評判はいまいちだったみたいだけれど…私は面白かったわよ?豪華な俳優陣の熱演も素敵だったし、音楽も衣装もセットも良かったです。ま、樋口監督をつれてきての戦闘シーンはちょっとアレだったけれど(笑)。藤原帝と板垣チャグム(小林颯くん大きくなっちゃって!)の和解シーンも美しく、藤原くんにクズ帝役をやらせていた理由がやっとわかりました。最終話ちかくなるとヒュウゴのあとにすぐ西郷どんの宣伝が続くので、ネット上では「#ヒュウゴどん」というタグができていたのもご愛敬。緑が美しい森を静かにあるいて東出タンダの家に帰る綾瀬バルサ…本当にいいエンディングだったと思います。お疲れ様でした。

【特別作品賞】「バイプレーヤーズ」
またまたわちゃわちゃしたおじさん達の共同生活が見られました。リアルとドラマが限りなく曖昧でそれぞれの役者さんの素顔が垣間見える…そんな作品だったと思います。大杉連さん、まだ島おじさんやっていてドラム缶風呂に入っているんじゃないかな…そんな気がします。漣さんありがとーー!

【その他完走ドラマ】
「もみ消して冬」 面白かったのに~最後までのんきなコメディで終わってほしかった。北沢家のキャスティング(小澤征悦・波留のいじめっ子キャラ!最高(笑))や千葉くんの執事とか、かわいいプラトンとか面白い要素がいっぱいあったのに…ちょっと残念。
「オーマイジャンプ」 
「モブサイコ100」 なんとなくゆるーーく見ていた深夜モノ。

「となりの家族は青く見える」は録画残量がいつも満杯になってしまって録画できない回が続き…脱落した。「2012年平清盛」「守り人」「夢千代日記」「日曜美術館(岡本太郎回、熊谷守一回とか新さんスペシャル回)などなどが消せない。DVDに落とせばいいんだろうけれど、ちょっと面倒で…こんなくだらない理由で脱落するには惜しかったドラマだったようですね。再放送とかないかなぁ。

さて、そんなわけで2018春ドラマ今年の春はやけに忙しいので、厳選することにする。「コンフィデンスマンJP」「ミタゾノ」「孤独のグルメ」「やけ弁」「崖っぷちホテル」「執事西園寺」「ベランダー」あたりかな。厳選ってわりには多いかしら。
あ、それから「日曜美術館」の井浦新さんが卒業してしまいました…最後は縄文と岡本太郎のスペシャル2連発でした!あらたさんが大好きなテーマだよね。もっと見ていたかったけれど、なんか…やりきった感はあるかもね。またいつか戻ってきてほしいです。