アーカイブ『市民派アート活動の軌跡』

「アートNPO推進ネットワーク通信」
小冊子「アート市民たち」

54号 アートNPO会員たちのアート活動&近況報告

2016年04月06日 | アートNPO推進ネットワーク通信
『梅野記念絵画館・私の愛する一点展のこと』 
 長野県東御市にある梅野記念絵画館の館長である梅野隆氏は、純粋に絵を愛するコレクターとして尊敬できる素晴らしい方である。
 この絵画館には友の会があり、毎年コレクション展が開催されている。我々アートNPOの仲間も何人か会員になっており、御子柴氏、山岸氏と私の三人で訪問した。山岸さん出品の山田正亮、御子柴さんの森本秀樹、私の三浦逸雄、それぞれコレクターのこだわりの眼が伝わるいい作品であった。作品鑑賞の後、大きなガラス越しに信州の自然を眺めながら、梅野館長と語り合ったが、その美への情熱にはいつもながら教えられることが多い。



(写真中央が梅野隆氏)

『似顔絵展覧会“8月の顔展”のこと』
 銀座コリドール街のギャラリーバーKajimaで面白い展覧会が開催された。作品制作はアートNPOの推薦画家森本秀樹氏や会員の平井勝正氏の他、『7月の空展』に出品参加した画家たち。モデルは画廊主とコレクターという変わった企画で、アートNPO会員としてはギャラリー汲美の磯良卓志氏、もみの木画廊の大塚まりこさん、ギャラリーしらみず美術の白水真子さん。そして嬉しいことにコレクターからは御子柴氏(画家富樫憲太郎)と私(画家武沢昌子)二人が選ばれた。


『御子柴大三氏企画のコレクション展』
 アートNPO理事の御子柴さんは個人としても画廊支援に力を入れているが、8月末に吾妻橋の画廊アヴィアントで『コレクターがやって来た展』を企画した。我々も是非応援しようということで、私は中佐藤滋、山本勝彦氏が山下三千夫、御子柴氏は森本秀樹と横田海作品、その他鈴木忠男氏などがそれぞれ出品した。

『黒田裕一郎氏の展覧会企画』
理事の黒田裕一郎さんが原田俊一氏のアートフロンティアで、若手画家の展覧会企画に取り組んでいる。初回は6月の『空、風、雨、時、人の流れ』であったが、頑張っているので是非見てあげてください。

その他》

小生はこの夏、ニューヨークに約2週間滞在し、MOMAの現代美術やとNYアートシーンの中心地チェルシーの画廊探索などマンハッタン散策を楽しんだ。左記写真はMOMAのアンディー・ウォーホル作品。


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