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アートNPO推進ネットワークは、目立たないがいい仕事を続ける作家を紹介する展覧会をシリーズで進めてきたが、今回は現代美術の世界で既に著名な山田正亮氏のコレクション展を開催することとした。企画担当は山岸勝博氏。会場提供などご協力いただいた画廊轍の梅野茂氏に感謝したい。
参加コレクターは相場啓介氏、古川憲一氏、江部恵子さん、山岸勝博、御子柴大三、山下透など10名の他、美術評論家でもある色彩美術館館長菅原猛氏からも特別出品があり、1950年代半ばから1980年代にかけての半具象作品から、根強い人気のスクエアやストライプ作品、白色の作品など20数点が展示された。
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作家山田正亮氏
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府中市美術館館長本江邦夫氏
オープニングパーティーにはコレクターや現代美術系画廊主などのご参加があり、山田先生を囲んでの楽しいひとときとなった。嬉しかったのは府中市美術館本江邦夫館長の特別参加であるが、一点一点作品を見た上で、「事前に予想した以上に見応えのある展覧会です。皆さん、なかなかいい作品をお持ちですね」とのご挨拶を頂戴した。山田正亮は日本の現代美術史に残る作家と確信しているが、今回の展覧会はそんな作家の作品をもっと多くの人に知ってほしいという思いで企画したわけであるが、展覧会の評判もよく、嬉しい次第である。
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