
米山展望台から奈良尾へ
米山展望台
瀬戸に沈む夕日は絶景
五島列島・中通島の最南端に位置する奈良尾町は、東から南は五島灘に面し、西は若松町、北は有川町に接している。漁業の町でもあり、長崎一五島間のフェリー発着所として、上五島地区の玄関口に当たる。近年、交通の便が発達し、県内外から観光客も年々増加。
同町から車で西へ約十分、標高二三四メートルの米山展望台は、県観光百選の地として脚光を浴びている。船をイメージしてデザインされた展望台から、山間の教会や若松大橋が一望でき、訪れた人たちを異国気分に浸らせてくれる。波静かな海を滑るように走る船の「みお」や変化に富んだ西海国立公園は絶景である。とりわけ、瀬戸に沈む夕日は美しく、いつ見ても感動的だ。
東京からきた画家が、この展望台に登り、眼下の風景を見て言葉を失うほど感嘆したという話も伝えられている。
夏休みになると、他県からの学生も多くなり、グリーンスポーツ広場や山々の自然公園を利用して、楽しい時間を過ごしている。
地元の人たちは、春から夏にかけ、親子でピクニックに出かけることが多く、自然の中の「触れ合いの場」として楽しんでいる。
ふるさと探訪 長崎新聞(戸田 静穂)より
五島の養殖(若松瀬戸の映像も見られます) 有限会社徳丸
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