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こどもたちの未来へ  

Más vale prevenir que lamentar.

練習会&ワークショップ

2021年08月13日 | 三重DBGランナーズ

7月31日に練習会。

そして8月7日にはワークショップ

「心のバリアフリー事業『お互いを知ろう!』」

が開催されました。

「取材させてもらえませんか?」

とある新聞社からの電話がきっかけで

開催された特別練習会。

2週間前からの呼びかけだったので

都合のつくメンバーだけの集まりとなりました。

この日はとても蒸し暑く

練習はサオリーナの周回コースを

2周しただけでしたが

その後、記者の方の質問にメンバー全員で

1時間ほど受け答え。

私が知らなかったことも話題に上り

それぞれのメンバーの考えや参加したきっかけなども聞けて

良かったです。

1週間後に行われた

「心のバリアフリー事業『お互いを知ろう!』」

障がい者やそれを支援する方々が抱える悩みや

取り巻く環境について

たくさんの事を学べる場となりました。

ちなみにDBGは

D…聴覚障がい者(デフ)、B…視覚障がい者(ブラインド)、G…伴走者(ガイド)

です。

伴走のパートナーとなる障がい者の方々は

主に、目と耳に障がいがある方ですが、

目だけに障がいがある「視覚障がい者」

耳だけに障がいがある「聴覚障がい者」

そして両方に障がいがある

「盲ろう者」という方もおられます。

少々おおざっぱではありますが

「盲ろう者」の状況を4つに分類すると

1.「全盲ろう」➝ 全く見えず全く聞こえない

2.「弱視ろう」➝ 見えにくく全く聞こえない

3.「全盲難聴」➝ 全く見えず聞こえにくい

4.「弱視難聴」➝ 見えにくく聞こえにくい

障がいの程度は様々で

もちろん1人1人違うのですが

伴走する前に

まずはパートナーが

「視覚障がい者」なのか「聴覚障がい者」なのか「盲ろう者」なのか?

そして「盲ろう者」であれば

4つの中のどの状況なのかを確認し

コミュニケーションの方法を判断しなければなりません。

その際おもに6つの方法があります。

1.手話(触手話、弱視手話)

2.指文字

3.点字(指点字、点字筆記)

4.手のひら書き

5.音声

6.文字(パソコン、筆記通訳)

ですが

伴走の際には使える

コミュニケーション方法は限られているので

おもに音声か

障がい者ランナーと伴走者を繋ぐロープとなります。

難しいのがロープによるコミュニケーションで、

1人1人の障がいの状況にあわせて

伝えるテクニックが必要となります。

もうこれだけでも難しそうですね~

とにもかくにも

この日は一緒に走る時の事だけではなく

みんなが日常生活をストレスなく送れるには

どのような社会になるべきなのかについても

様々な意見交換がなされました。

活動の詳細はこちらをぜひご覧ください。

三重DBGランナーズのHP

活動報告のページ



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