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『松下雄二屋』阿佐ヶ谷

2024-06-16 22:14:00 | グルメ・カフェ
『松下雄二屋』
訪問日時:6/16(日)昼11時08分
茄子と厚切りベーコンのトマトソースパスタ
(ランチ:ミニサラダ+ドリンク)1,650円

 場所は阿佐ヶ谷駅からだとパールセンター商店街を進み、左側に『パンの田島』が見えてきたら、すぐに路地を左折すると見つかる。私は新高円寺駅方面から青梅街道を歩いてきたので、すずらん通りを経由する道のりとなる。阿佐ヶ谷では人気行列イタリアンのお店だ。店内は見た目広くはないけれど厨房を挟んで奥のスペースにテーブル席がいくつかありそうだ。カウンター含めトータルで20席以上はあるのではないだろうか。それでも二人以上なら予約をした方がいいかもしれない。私は独りカウンター席に座った。すぐに『茄子と厚切りベーコンのトマトソース』をオーダーした。理由は初訪問のお店ではパスタで一番好きなトマトソースを選ぼうと決めているからだ。ランチセットでミニサラダと食後のホット珈琲。開店直後でもすぐに満席になるのでやっぱり供されるまでに10分はかかった。お皿が大きく余白は広い。それでもなかなかのボリューム感がありそう。ベーコンも期待通りの塩気で厚い。乾麺でアルデンテは絶妙。ここで驚いたのは茄子の旨さである。茄子が茄子としての存在が強調されている。茄子の味わい。これはなんなのか?私は松本市に住んでいた時のパスタ巡りで実感する”野菜の旨さ=パスタの旨さ”を久しぶりに味わったような思いがこみ上げてきた。『松下雄二屋』のパスタは味わい深いのである。サラダのドレッシングも柑橘系食材を使ったような色合い良く、上品な酸味が際立つ。
 ところで『松下雄二屋』というイタリアンには珍しい店名。お笑いのコンビ名『品川庄司』でもなく、『ますだおかだ』でもなく『ハマカーン』でもない。松下さんと雄二さんの二人の名前を合わせたらしい。ありふれていそうでありふれていないと思える松下雄二。それでもどこかに実在しているはずだ…と意味もなく頭を過った。暑い中、阿佐ヶ谷の長い商店街を歩いた甲斐があった。是非とも再訪したい。











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