一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

スッキリ、スッキリ

2024年02月02日 | 一口馬主

土曜出走
東京9R 春菜賞 クランフォード 西村騎手 期待度:◎
未勝利を突破したばかりの身ですが、デビュー戦で僅差のレースをしたタガノエルピーダは2戦目にいきなり牡馬相手の
朝日杯で3着。2走目で勝ち上がったレースの2着馬アレンジャーも既に勝ち上がってOPでも4着と、なかなかレベルの高い
レースを経験してきています。現時点ではマイルより1400mの方が良いという判断で、勝ち上がり後は一息入れて東京
遠征となるここを目標に。良いスピードのある馬ですから荒れた京都より東京の方が輸送さえクリア出来ればベターかも
しれませんね。相手は少頭数ですが、アトリウムチャペルが強敵かな。同コースでの新馬勝ちは強かったし、2戦目の
レースも質の高い相手にスローから脚を伸ばしていましたし。完成度が低いとされる中でも安定して走ってくれていますし、
競馬を経験しての上積みもあるでしょうから、ここは好勝負を期待です。

東京12R 4歳以上2勝クラス ロードレイライン 木幡巧騎手 期待度:×
昨年の春は一時期の不調を脱し、この馬の良かった頃の先行力が見られる様になってきました。ただ、距離の問題か残り
1ハロンからパッタリ止まってしまうところがあり。もともとは1200mで勝ち星を挙げている馬だし、行き脚が戻ってきた
今なら距離短縮して面白いなと思っていますが、陣営はマイル以上の距離にご執心。終い止まる競馬を続けているのに
今回もマイルとはね…。完全に単騎でスローな流れに持ち込んでギリギリ保つかどうか?という条件なだけに厳しいかな。
人気はないだろうし、完全ノーマークでやれれば。

日曜出走
東京10R 白嶺S オールフラッグ 岩田康騎手 期待度:△
準OPに上がってからは苦戦気味。ただ、昇級初戦の6着は悲観する内容ではなかっただけに、負けが込んで色々と噛み
合わなくなってきている気もしますね。特に前走はジョッキーがまともに追ってくれないままの惨敗でしたし。ここは
条件を微調整してマイルの戦への挑戦になりますが、本質的には少し長い可能性もありますけど年齢と共に徐々にズブく
なってきている感もあるので距離延長が良い方向に出てくれれば。乗り替わりで岩田騎手になりますが、彼ならガシッと
追ってくれるでしょうし、上手く噛み合うことを期待したい。

京都11R きさらぎ賞 ファーヴェント 川田騎手 期待度:▲
新馬勝ち後に挑戦した東スポ杯は3着。デビュー2戦目で出世レースの重賞で健闘したのだから字面としてはまずまず。
ただ、個人的には去年の東スポ杯はかなり低調なレースと見ており、前で決着したレースですが粘ったというよりも前も
後ろも全部バテていたという印象。しかも、全体時計が速いわけでもないので本当にクラシック級の馬が混じっていたら
楽々差し切っていそうですし、それを裏付ける様に東スポ杯組のその後は現状パッとせず。その中で単騎4番手から流れ
込んでの3着にどの程度の価値があるかと言われると正直疑問だったりします。ただ、藤原先生はこのレースを合格点と
評しており、年末に帰厩してから早々に川田騎手確保をして、ここを目標にじっくりと在厩調整と変わらずに高い期待値を
掛けているのが伝わってきます。乗り手の評価も高いままですし、実際に現場で触れている方には分かる資質の高さがある
…と前向きに捉えておきましょう。一方で2度の実戦ではその評価に見合うパフォーマンスを出せていないことから、現状の
完成度では十分に能力をレースで発揮出来ていないのかもね。今回は再度の重賞挑戦になりますがメンバー構成は低調。
新馬、未勝利からの参戦組に素質のありそうな馬が複数いて、振り返った時に「相手が悪かったよね」となる可能性は
ありますが、現時点の実績で明確に上位と言える馬は不在。そう考えると最低限の格好は付けて欲しいけど、当馬自身の
ここまでのレースパフォーマンスも結構怪しいからなぁ。今の京都の馬場が向くとは思えないし、期待と不安が半々…
やや不安先行って感じか。

小倉9R 合馬特別 ロードマンハイム 吉田隼騎手 期待度:△
もともと凄く期待していた馬ですが現状は1勝クラスで苦戦中。2走前は出遅れからの捲りで失速と参考外でしたが、前走は
内を上手く立ち回ったかに思えましたが直線は伸びず。追い切りもここ最近はあまり動いておらず、状態面を含めてイマ
イチなのかなという感が否めず。未勝利勝ちの内容からもうちょい頑張れても良さそうなんですけどね。今回は小回り
小倉の1800m戦。飛びが大きいだけに適正がどうかとは思いますが走ってみないと分からない所もありますし、やや頭打ち
気味の現状打破出来る様な新味が出ないかな。


来週以降の出走予定
2月10日 東京 4歳以上1勝クラス ロードブライト 騎手未定
2月10日 東京 雲雀S ヴェルトハイム 戸崎騎手
2月10日 東京 クイーンC アルセナール C.ルメール騎手
2月10日 京都 洛陽S ラヴェル 坂井騎手
2月11日 東京 4歳上2勝クラス ロードディフィート R.キングスコート騎手
2月11日 京都 3歳未勝利 メルトユアハート 西村騎手
2月11日 京都 4歳上2勝クラス ロードミッドナイト 岩田康騎手
2月11日 京都 4歳以上2勝クラス ロードラディウス A.ルメートル騎手
2月11日 小倉 太宰府特別 アルジーヌ 騎手未定
2月11日 小倉 北九州短距離S ジレトール 小沢騎手
2月17日 東京 3歳未勝利 ロードレヴェランス 騎手未定
2月17日 小倉 小倉城S ロードバルドル 勝浦騎手
2月17日 小倉 小倉城S ヴィルヘルム 騎手未定
2月18日 京都 3歳1勝クラス ロードフォアエース 田口騎手
3月2日 中山 オーシャンS ジュビリーヘッド 騎手未定
3月3日 中山 総武S ロードヴァレンチ 騎手未定
3月10日 中京 金鯱賞 ドゥレッツァ 騎手未定

 春の予定がなかなか出ずにヤキモキしていたドゥレッツァですが、公式より金鯱賞から天皇賞のローテが発表されました。
あまり前例のないトリッキーなローテですけど個人的には納得。春の天皇賞を目標とする場合、一般的なトライアルは阪神
大賞典や日経賞でしょうが、レース後の間隔が必要な当馬からすると少しでも間隔を稼ぎたいところ。京都記念が間に
合えばって気もしますが、今の京都は馬場が悪くて積極的には使って欲しくないので、諸々考えると金鯱賞という選択は
バランスが取れていてありかなと。個人的は天皇賞より大阪杯派でしたが、この辺は他のノーザン馬との使い分けもあるで
しょうし、今年はドバイの日程と被ることもあってルメール騎手が乗れないことも効いているかな。まあ、今回決まった
2戦にルメール騎手が乗ってくれるのか現時点では未確定ですが、既にメディア発表されている他の馬の動向を見ると
ルメール騎手確保を優先したローテに思えます。この辺は賛否両論あるのでしょうけど個人的には菊花賞を見せられると
ある程度、ルメール騎手確保の優先度を高くして予定を決めるのも仕方ない気がします。
いずれにせよ先ずは金鯱賞でどの位の競馬をしてくれるかですね。有力馬としてはプログノーシスの名前が真っ先に挙がり
ますね。前年覇者であり、イクイノックスが抜けた今年、古馬中距離路線ではトップクラスを形成する一頭なのは間違い
ないでしょうし、斤量ではドゥレッツァが1キロ多く背負う形。古馬混合重賞初挑戦からハードな条件になりますが、逆に
これで結果が出れば本当に今年の主役級を張れる手応えが掴めますし、挑戦しがいのある相手。予定が決まらずのモヤモヤが
晴れたので、あとはレースを楽しみに待ちたい。


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