一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

期待の2歳馬紹介③

2012年03月11日 | 一口馬主
馬名:レッドルーラー 父キングカメハメハ 母ガゼルロワイヤル 牡馬 栗東・松田博厩舎

・血統面
 母はあまり馴染みのない欧州血統ですが、母自身はG1レースで2、3着に複数回入線する等、
 一流と言っていいもの。実際、期待度の高さを表すように日本の輸入されてからは3連続で
 サンデーを種付けされ、セレクトセールでは3頭の産駒が1億前後の高額で取引されました。
 ただ、結果はと言うとここまで上が6頭いて4頭が中央で勝ち上がり、3頭が1000万クラスまで
 出世と、悲惨な成績とまでは言えないものの期待度の高さを考えると物足りなさは拭えません。
 ぼちぼちノーザンでは見限られそうな繁殖成績で実際、本馬はセレクトで3000万強の価格で
 取引と母の期待値が大幅に下がっている感は否めません。でも個人的にはそこが狙い目かと。
 ここまでは、ほぼサンデー系を中心に種付けされてきましたが、キンカメに変わって産駒の
 タイプがガラッと変わる可能性がありますし、もともと優秀な戦績の母で一発大物を出す下地は
 持っていますから。三振の確率も大いにある訳ですが、それ以上の魅力を感じます。

・馬体面
 血統以上に魅力を感じたのが馬体。個人的にキンカメにはフィフスペトル、トゥザグローリーと
 お世話になっていますが、当馬も500キロ近い大型馬でありながら重苦しさは全く感じませんし、
 キンカメ産駒によくある硬さもなく、むしろ柔らかい印象。それでいて各パーツはボリューム十分で
 走るキンカメ産という感じ。血統的にはマル外れもあり得る馬ですが、これだけに馬体なら全く
 駄目ということはないかと。

・厩舎面
 説明不要の超名門厩舎です。どちらかというと牝馬での好成績が目立ちますが牡馬だからと
 言って心配する必要なはないでしょう。東京サラブレットクラブで松博厩舎は初の委託だけに
 脈のない様な馬は預けないでしょうし、このクラブの親元でもある山本オーナーの委託馬も松博
 とは繋がりをそう感じない状況で、何故かポツンとこの馬が委託されるのは何か匂います(笑)
 全く関係ないですけど、旧JOYで殆ど関連のなかった松博に一頭だけ脈絡無く委託になったのが
 ドリームパスポートでしたし、この馬もそんな風になってくれれば良いな。

・現状期待度:★★★★★
 厩舎面は非常に信頼が持てるものがあると思いますし、馬体も個人的に非常の好みなものです。
 血統的にはやや不安定な面もありそうですが、それ以外の走る条件が揃っていると思えるだけに
 逆に一発の魅力を考えれば面白そう。現状の調整過程も非常に順調ですし早い時期から始動して
 大舞台を目指していって欲しいくらいの期待を掛けています。
 
 

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