ここで惨敗ラッシュかぁ…

土曜結果
阪神3R　2歳未勝利　フィオリトゥーラ　西村騎手　5番人気　6着
先ずは2キロとはいえプラス体重でこれたのは嬉しい材料。小倉戻りの中1週でも馬体を減らさず我慢出来たことを
考えると今後もこれ以上、極端な減少を心配する必要はないのかな。毛艶も良く、トモを中心に非力さは否めない
けど柔らかくて馬体の雰囲気はまずまず。レースは初戦同様に好発を決めると内外から主張する馬をパスして
3番手から。前走の様にフワフワする感じはなかったものの、道中で口を割るような素振りも。スローな流れに
加えて有力馬は後方に位置していたので、積極的な競馬でワンチャンあるかもと期待感を持って直線へ。しかし、
追い出されると内にもたれる感じで全く反応がなくズルズルと後退。正直、殿負けもあるかという下がり方
でしたが最後は何とか踏ん張って6着。しかし、掲示板組とは差があったし、使って前進があったとは言い難い
内容ですね…。上位勢は33秒台で上がっており、絶好位にいながらそこから伸びなかったことを考えると戦前から
心配していた切れ味の差が出た感。ジョッキーからは距離短縮の進言があり、使いつつ適正に合った舞台を
見つけていければ。

阪神4R　3歳以上1勝クラス　ロードマンハイム　鮫島駿騎手　4番人気　4着
結構、自信を持っていましたがパドック映像では全身に発汗が見られ大丈夫かと心配になる量。映像で見る限り
テンションが特別高いようには見えませんでしたが、1番後ろを2人引きしていることからも下見所に入って来る
前にテンションが極端に上がってしまった…みたいなことがあったのではないかと不安に。正直、夏を越しての
馬体の成長を楽しみにしていましたが、発汗の多さに心配が先行。レースはゲート微妙の上、二の脚も付かず、
中段のインでゴチャゴチャする形に。腹を括ってインペタすると4角から直線では上手く外に出して、悪くない
感じに進路を確保し、あとは伸びるだけという態勢。しかし、いざ追われるとジワジワとしか伸びず、最後は
外から強襲してきた馬に進路を狭くされ、追えなくなり4着。昇級初戦でメンバーも揃っていましたから、決して
悲観する内容ではないものの、本音はスパッと決めてくれないかという期待感を持っていたので残念。ただ、
時計はかなり速く、この時計でも走れたことは収穫。ジョッキーからもペースが速く、溜めを作れなかったのが
終い不発の要因とコメントがありましたし、今回そういったペースを経験出来たのはプラスでしょう。本格化は
まだ先という感じもするので、これを糧に次以降に繋げたいですね。

日曜結果
中山11R　ラジオ日本賞　ロードヴァレンチ　永野騎手　6番人気　13着
久々のレースですが、札幌に向けて一度仕上げた後ですから極端な増減がないのは想定内。パドックの外めを
キビキビ歩いていて、毛艶や馬体の張りは抜群という雰囲気。強い相手が揃いましたが、この出来でどれだけ
戦えるか楽しみにしていました。しかし、レースはこれまで自分から出ていく！という感じのスタートを決めて
いましたが、出遅れ。二の脚も付かずに腹を括って後方からの競馬を選択。自分の形に出来なかったこと自体は
厳しくなってしまった感は否めませんが、先々を考えた時にレースの選択肢を増やす意味でも、一度は違った
競馬を試すのはありではないかと。実際にペース自体は流れていたし、3コーナー辺りまでは後方から徐々に押し
上げていって悪い形ではありませんでした。ただ、4コーナーでは手応えに余裕がなく、直線でも全く伸びずに
そのまま後方入線。後方から脚を伸ばした馬もいる中での競馬ですから、あまりの見せ場の無さに…。逃げる
ことが出来なかったのが駄目なのかもしれませんが、それでも少しは伸びるところを見せて欲しかったのが本音。
何より、自分からドンドンと進んでいった馬とは思えない程の前半の行きっぷりの悪さは気掛かりで、メンタルの
問題がないか心配ですね…。かなり嫌な負け方です。

阪神10R　仲秋S　ヴィルヘルム　荻野騎手　11番人気　13着
プラス6キロは過去最高体重。惨敗明けのレースになるだけにパドックの気配が気になるとこでしたが発汗が
目立つし、数字が示す通りお腹周りに余裕あり。個人的には前走の負け方が酷かっただけに、再始動は慎重に
見極めて欲しかったですが、果たしてこれはどうなんだろうかね…。レースは無難にスタートを決めるとスッと
行き脚が付いて前めの位置を確保するいつもの形。外から来られても掛かるところもなく、いつものこの馬の
競馬でしたが、勝負所で早めに外からルメール騎手の馬が被せて来たのが少し痛かったかな。ただ、それでも
手応えは決して悪くなく、直線向いてからの叩き合いも前走の様にズルズル下がらず、踏ん張るところを見せて
くれました。ただ、直線半ばまではこの馬らしいしぶとさを見せてくれましたが、最後は後続に飲み込まれて
しまいましたね…。今回は大惨敗明けの上、状態も決して良さそうではなかっただけに最後苦しくなったのは
仕方ないかな。時計的にも流石に速くなり過ぎた感が否めず。2戦続けて無抵抗にズルズル後退みたいな競馬が
一番不味いケースでしたから、それがなかっただけでもマシか。一息入れてシッカリと立て直して欲しいですね。

阪神11R　ローズS　ラヴェル　坂井騎手　2番人気　14着
夏を越しての気になる馬体重はプラス16キロの460キロ。戦前の情報等から正直言えばプラス20キロは欲しかった
ところで、最後は少し減らしてきてしまったという感じ。パドック映像では太め感は全くなく、更に余裕が
欲しいくらい。それでも春先のお腹周りの寂しさは幾らか解消してきていたし、パドックの外めを柔らかい
感じで歩けており、雰囲気は上々。アルテミスSの時は思わずニヤニヤしたくなる出来でしたが、それに次ぐ
レベルかと。少なくとも久々に状態面のネガなくレースが出来そうでした。課題のスタートもオークスに続いて
普通に出ることが出来、好位を取れましたが、結構前めを主張する馬も多く、ゴチャゴチャと馬群に揉まれる格好。
映像で見る限りは、そこまで掛かっている感はありませんでしたが、坂井騎手のコメントでは力んで制御が利かず、
直線に向くところでは手応えがなかったとのこと。確かに馬群を捌くのに苦労して外狙いから内に切り替える
ロスはあり、押し合いみたいな恰好はあったものの、進路自体は空いており、そこで伸びずに最後は進路が
塞がれてしまった形。阪神JFとかも映像越しにはそこまで掛かっている様には映りませんでしたが、力んで全く
駄目だった様に現状は周囲の影響を大きく受け、駄目な時は全く駄目…っていうタイプなんでしょうね…。先の
為に賞金加算をしておきたかったですが、全てが噛み合わないと力を発揮出来ないとなると今後も色々と苦労
させられそうで、課題となる面がハッキリと出てしまいましたね。

2023年通算成績　(21-16-10-14-8-83)
１．01/07　中京　3歳1勝クラス　プロトポロス　D.イーガン騎手
２．01/09　中京　3歳新馬　アルジーヌ　川田騎手
３．01/14　中山　アレキサンドライトS　ロードヴァレンチ　永野騎手
４．01/14　中山　カーバンクルS　ジュビリーヘッド　横山和騎手
５．02/05　東京　銀蹄S　ジレトール　坂井騎手
６．02/05　東京　4歳以上2勝クラス　オールフラッグ　内田騎手
７．02/09　佐賀　佐賀記念　バーデンヴァイラ―　福永騎手
８．03/11　中山　3歳未勝利　ルーラルハピネス　川田騎手
９．03/18　中京　4歳以上1勝クラス　アレマーナ　角田和騎手
10．03/18　中山　3歳1勝クラス　ロードディフィート　田辺騎手
11．04/02　中山　山吹賞　ドゥレッツァ　横山武騎手
12．05/14　京都　4歳以上1勝クラス　サンクフィーユ　西村騎手
13．06/04　阪神　3歳未勝利　ロードマンハイム　鮫島駿騎手
14．06/04　東京　ホンコンJCT　ドゥレッツァ　C.ルメール騎手
15．06/11　函館　遊楽部特別　アルジーヌ　西村騎手
16．07/23　福島　横手特別　ロードバルドル　戸崎騎手
17．07/29　新潟　関越S　ストーリア　菅原騎手
18．08/05　新潟　2歳新馬　ファーヴェント　松山騎手
19．08/05　新潟　3歳以上1勝クラス　ロードラディウス　菱田騎手
20．08/19　新潟　日本海S　ドゥレッツァ　戸崎騎手
21．09/09　中山　3歳以上1勝クラス　ルーラルハピネス　C.ルメール騎手

　や～ここで惨敗ラッシュがきてしまいましたわ。ラヴェルは根拠なく、なんか駄目そうな気がしていましたが
本当にその通りになってしまったし…。ん～サンブル仔の安定感は素晴らしいけど、もう一つ山を越えられない
感じもするかなぁ…。アルセナールも天栄で立て直しになってしまったし、サンブル姉妹に厳しい結果に…。