キャロット出資馬決定

・ラドラーダ22　父キズナ　牝馬　関東・木村　7000万円

  個人的には×無し最優先か×1最優先か微妙なラインでの抽選と踏んでいたのですが、予想以上に人気がなく
　一般まで票が回ることに。それもあって最優先を投じたので早々に出資確定。まあ、中間で名前が出なかった
　時点で最優先なら大丈夫そうでしたけどね。個人的にカタログ写真の印象は関東馬の中でも上位評価でしたが
　やっぱり早生まれなのにサイズがなかったことや、ツアー写真を見ると毛艶が冴えず見栄えするものが少なかった
　ことから票が伸び悩んだんですかね。確かにもうちょいサイズが欲しいし、これからどれだけ馬体を増やして
　いけるかが非常に重要になってきますが、個人的には骨格的に440キロ位までは増えるのではないかな…と思う
　のは楽観的ですかね？それよりも心配なのはノーザン天栄×キムテツ厩舎のコンビだと、小さい馬なだけに馬体
　減りとかでネガティブコメントでサゲサゲされて精神衛生上、よろしくなさそうなのが嫌かな…。――いやそこは
　「アゲてひろがるワンダホー！」な感じにバタフライの如く、ハマープレスでネガコメを打ち破って欲しいw冗談は
　置いておいても、馬体の力強さという点ではまだまだ物足りないが、骨格自体は小柄ならもシッカリしているし、
　トモの容積も充分にあるだけに鍛えていければ化ける下地はありそう。歩きなどからバネを感じるし、本当に質は
　良さそうなので。最大の心配はどちらかというと気性面で、上もそれで苦労している感がありますから、そこが
　悪さして能力を阻害することがない様に祈りたい。

・サンブルエミューズ22　父ブリックスアンドモルタル　牝馬　関東・栗田　6000万円

　サンブルエミューズの仔は長男のヴェスターヴァルトから数えてこれで6頭目となり皆勤賞。ヴェスターは父が
　ノヴェリストながらwコツコツ頑張ってOPまで出世し、ナミュール、ラヴェルは重賞を勝ってクラシック出走と
　コンスタントに走る馬を出してくれる孝行繁殖。正直、当分はサンブルエミューズの仔に最優先併用して確実に
　抑えていこう…と思っていたのですが、今年はそれが揺らいだのも事実。馬体重の410キロはネガ要因ながら
　個人的には許容圏ですが、体高・管囲も小さく、牝馬は馬体維持の苦労が付きまとうこの血統では非常に心配。
　写真からはトモ高なんで、もうちょいサイズアップは図れるでしょうが、それを維持しての調整となるとどうか
　不安は拭えず。加えて左前は若干、弓っぽくそこの負荷もどうか…。ヴェスター以降のサンブル産駒は母馬
　優先枠は全て埋まっていたけど、今年はそこが無抽選だったのでサンブル出資者さん達も「今年はなし」という
　判断をした方が多いんでしょうね。まあ、自分も「それでもサンブルエミューズなら…サンブルエミューズなら
　きっと何とかしてくれる」位の信頼をしているはずでしたが最優先併用というキラーパスを出すことを封じたし…。
　ただ、馬体の状態に関しては詰まり気味で距離は姉達以上に保たなさそうではありますが、トモの容積はあるし、
　前駆の造りもゆとりがあって全然悪くはない。要はサイズと脚元という不安要素と上手く付き合っていけるか
　次第って感じなんでしょう。まあ、その管理が栗田厩舎ってのが致命的なのかもしれませんがw
　
・ソードアフター22　父エピファネイア　牝馬　関西・福永　4400万円

　先ずは何と言っても委託厩舎が福永厩舎ってのがポイント。いや、騎手時代のファンとかでは全然なく、寧ろ
　被害にあった位の感覚w騎手晩年は結構信頼が出来る騎手だったと思いますが、その前のノーザン重用期間とかは
　酷かったもんなぁ…。自分は福永祐一・柴山雄一・北村友一の3人は「NO MORE YUICHI」とか言っていたしw
  ただ、馬のジャッジなんかは割とアテになったし、調教師として優秀そうという評価は確かに納得できる部分。
　新規開業調教師とは思えないほどの面子からバックアップがされていて、既に「約束された勝利の調教師」みたく
　なっていますから、果たしてどうなるか楽しみではある。一口的には個人馬主からのバックアップが強烈でクラブ
　馬の扱いがぞんざいになる可能性も覚悟しないと思うが、そこはお試し的な意味も込めて経験をしてみたい。
　騎手時代にはキャロットの馬にも多く乗り、父のエピファネイアの主戦でもあったのだから、そこまで酷い
　扱いはないと思うんですけどね。厩舎の話ばっかりになってしまったが、馬自体も決して悪くない感じかと。
　非ノーザンなので牝系に関しては派手さはなく、未知数ですが、馬体は伸びがあって品のある綺麗なシルエット。
　トモの容積はもうちょい欲しいけど、エピファネイア産駒の牝馬にそこまでガチムチは求めていないので許容圏。
　遅生まれであることは考えると現時点で、そこまで非力さを感じないのは加点要素だと思うし、変わり身を
　秘めているという点では面白い存在。早枯の父産駒に遅生まれというアンマッチ感が悪い方に出ないといいの
　だけどね。