一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

痺れる競馬

2024年04月21日 | 一口馬主

土曜結果
東京7R 4歳以上1勝クラス ロードブライト 永野騎手 7番人気 12着
パドック映像で見ると手先も軽やかで馬体に伸びもあって本当に良い雰囲気。映像で見ると1勝クラスなら
なんとかなる位の馬体と思えるんですけどね。レースは五分にスタートを決めるとダッシュも当馬としては
悪くなく中段からの競馬。道中のジョッキーの挙動から内に入れたそうに思えましたが、大外枠もあって
叶わず。ただ、大型馬ですし、下手に揉まれて窮屈になるのは厳しいでしょうから、どちらが良いかは微妙な
ところかな。勝負所でも手応えはあり、前も十分に射程圏にあったので、あとはどれだけ伸びるかという形。
追い出されてからも一瞬は来るかな!という反応でしたが、そこからが全く動けず逆に止まってしまい惨敗。
レースの運びは悪くなかったと思うし、馬の雰囲気も良かっただけに、ここまで負けるか…という感じ。
気温が上がってきているのが既によろしくないそうで、レースを含めて色々と注文が付くのは頭の痛い…。
中央での1勝は遠いなぁ。

京都11R 天王山S ジレトール 武騎手 5番人気 1着
馬体は減っていましたが細い印象はなく、逆にキッチリと締まった感。テンションもそう高くない雰囲気。
レースは五分にスタートを決めると、出たなりで進めて中段から。個人的にはもっと抑える競馬をするの
かなと思いましたが、促す訳でも、抑える訳でもなく本当に馬なりという感じ。内枠で揉まれる懸念も
ありましたが前を見ながら上手いこと馬群の切れ目の位置を取れて、折り合いも問題なし。4角では内から
外にスムーズに誘導して不利なく進路確保。追い出してからの反応が素晴らしく、これは好勝負になると
確信しましたが、その想像以上にスパッと切れて一気に前を捉えての快勝。ここ2戦の感じから過去とは
違った競馬振りが見られるのではないか…という期待感はありましたが、それを完璧に体現する様な騎乗は
痺れましたね。まさに完璧という感じ。2走前に芝を使うとなった時はどうなるかと心配しましたが、結果的に
あれが転機になった印象で、上手いこと軌道修正してくれた陣営に感謝。以前の競馬だと相当展開に恵まれて
OP特別を勝てるかな?というところでしたが、今日みたいな競馬ができれば重賞に入っても…とか色気を
持ちたくなるね。是非、武豊騎手の継続騎乗をお願いしたい。

京都 4歳以上2勝クラス サンクフィーユ 西村騎手 2番人気 1着
久々でテンション面を含めてどうなのかと思っていましたが、少しチャカチャカしていたかな。ただ、この
馬の場合は逆にスイッチが入らないケースの心配もあるので気持ちが入っているのはネガではないのかなと。
レースはゲートの出こそ普通でしたが、そこからのダッシュが付かずに立ち遅れる気味。ただ、幸いにも
内の馬がそれ以上に遅れたこともあって、内でリカバリーし易く、スッと好位のインを取り返せたのが
大きかったですね。その後は折り合いも問題なく、番手の馬が何故か逃げ馬と間隔を開けていたこともあり、
全く不利も距離ロスもなくインから進路を確保。これまでも抜群の形で直線に向いて伸び切れずという
競馬もありましたが、今回は追い出されるとグッと伸びて後続を引き離すと最終的には3馬身差の快勝。
色々不安もありましたが、終わってみれば2勝クラスでは力が違うという勝ち方ですし、中内田師も続戦を
示唆していますから、次も楽しみ十分。ここまでは上手くいかないことの方が多かったですがラスト1年弱、
今までの遅れを取り戻していって欲しいね。

日曜結果
東京9R 石和特別 ロードディフィート 横山和騎手 7番人気 6着
マイナス10キロは数字のインパクトが大きかったですが、前走が大幅増でしたから適度に絞れたとも解釈
出来るかな。ゲートは元々速くない馬ですが、その後に少しトモを落とすような感じになってしまい大きく
出遅れ。開幕週の東京と考えると、この段階でかなり厳しい展開に…。その後の行きっぷりは悪くなかった
ですが、内に入る余地もなかったですし、少頭数ではあるものの大外を通る形に。直線ではこの馬独特の
重心の低いフォームでしたが、それもあって逆に加減気味というか、動き切れなかった印象。残念ながら
目立った伸びを見せられずに後方のまま…。残念ながら上昇の兆しは見せられず、なかなか目処が立たずで
今後も苦戦が続きそう。

東京12R 4歳以上2勝クラス ロードジャスティス 三浦騎手 9番人気 13着
前走よりも歩様の硬さは解消傾向にあると思えたし、幾らか良いかなと思える雰囲気。レースはスタート
こそイマイチでしたが、内めが空いていたこともあり、道中で少しづつ位置を押し上げて3番手から。4角
での手応えも、そう悪くはなく、どこまで頑張れるかなと見ていましたが、直線では三浦騎手が全く追って
くれず、申し訳程度に肩鞭を入れるだけ…。結局、そのまま下がっていきシンガリ負け。恐らく道中で気分
よく行き過ぎて脚を無くしてしまったということなんだろうけど、直線に入った時点では勝負出来る位置に
いたし、同じ下がっていくにしても、抵抗するアクション位は見せて欲しかったわ。あまりにも無抵抗
だったし、無気力騎乗と言われても…。こんな競馬を良しとするなら引退判断でもと思えますね。

2024年通算成績 (11-9-6-2-3-38)
1.01/14 中山 3歳未勝利 アンドアイラヴハー C.ルメール騎手
2.02/04 小倉 合馬特別 ロードマンハイム 吉田隼騎手
3.02/10 東京 雲雀S ヴェルトハイム 戸崎騎手
4.02/11 小倉 太宰府特別 アルジーヌ 藤岡佑騎手
5.02/11 京都 4歳以上2勝クラス ロードラディウス A.ルメートル騎手
6.03/10 阪神 3歳1勝クラス ロードフォアエース 坂井騎手
7.03/17 中京 3歳未勝利 メルトユアハート 鮫島克騎手
8.04/06 中山 3歳未勝利 ロードレヴェランス 横山和騎手
9.04/13 阪神 天満橋S ロードラディウス 松山騎手
10.04/20 京都 天王山S ジレトール 武騎手
11.04/20 京都 4歳以上2勝クラス サンクフィーユ 西村騎手


 キャロの出資馬に武豊騎手が乗るのは超久々でしたが、見事な騎乗でジレトールを勝利に導いてくれました。
や~、やっぱり格好良いし、絵になるなぁ…。近年は抜群のペース配分で前に行く競馬で上手さを魅せる
騎乗が目立ちますが、90年代から00年代辺りの全盛期に多かった、難しい馬を上手く宥めてスパッと脚を使う
競馬が自分としては一番好き。今回もレース振りに進展が見られる状況だったとはいえ、これまで散々折り
合いで苦労してきた馬をキチっと折り合わせて、勝負所の捌きも完璧。んで直線で過去には見せたことない
脚の使わせての勝利と、これぞ武豊!という騎乗。こういう競馬で勝てたのは本当嬉しいですわ。

んで、良い感じに4月は出資馬4勝目。初っ端のロードレヴェランスが勝てないと厳しい月になるかな…と
思っていましたが、嬉しい誤算です。この勢いで来週のドゥレッツァも…。


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