たんぽぽクリニックのつぶやき

日々訪問診療に追い回されている”たんぽぽ”の憩いはいずこに?長久手発

積極的な治療を希望しないと・・・。

2013年05月29日 16時30分57秒 | 健康・病気
最近、医療処置に対する悩みです。
何処まで治療を行うか?行わない時はどうするか?

① 心筋梗塞疑いで救急病院へ搬送した時の対応。
胸痛が有りニトログリセリンを使うもの症状改善しないたんぽぽに連絡あり。
既往歴に心筋梗塞が有る患者でニトログリセリンが効かない胸痛?心筋梗塞再発と判断し病院受診を薦めた。
救急病院へ受診。
そしたら、"過去に心筋梗塞疑いで入院した時に、認知症あり指示に従えない,高齢等で心臓のカテーテル検査が出来ない?しない?で、"治療法がないから病院には来ないように"と伝えたはず。"と言われたと。
家人は憤慨しながら帰宅。

②大腿骨頚部骨折で救急病院受診の高齢者
手術しないなら入院は出来ません。車椅子に載せても良いから帰って下さいと。

勿論、現場に居たわけではなく伝達された言葉で有り有り少し表現には違うかもしてませんが「処置をしないのに病院に来て如何するの?」です。
体調悪い時は救急車が運んでくれるので問題はさほど生じないのですが、受診後の帰路の事を考えると受診を薦めにくい事が少なく無く、何でもかんでも病院受診を薦める訳では無いのですが、在宅での診断・対応困難な時は病院受診です。

上記例は医者が希望する治療を受けないなら救急病院は看ませんよ。と感じです。
医者はベストな治療法を選択する訳ですが患者希望のベスト以外なテーラーメード的な治療戦略も考えてもらいたいと最近は思います。そう言うたんぽぽも病院勤務医時代はそれに近かったのだろうなと反省しながらも、救急病院の医師の考えを十分納得した上で、カテーテルをしなくとも専門医だからこそ出来る薬物療法や、専門家だから知っている除痛法生活の方法を提示してから帰宅させてもらいたいな~と思いました。

それ以上に知識をつけ在宅対応のプロになれば問題は生じないのですが・・・(^_^;)
日々勉強が必要な、未だ未だ発展途上のたんぽぽです。

大腿骨頚部骨折に対して手術を行わない場合の事が書かれています
http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/~pteiki/research/geriatric/conservative.html
たんぽぽも勉強になりました。

先日の記載内容に対して少し言葉が適切ないとの指摘がありました。
以後注意します。





ドジョウ

2013年05月26日 22時18分46秒 | ペット
何時の間にかに5月も最終週となってしまいまい、書類作成に追われる時期なのですが今日は現実逃避した一日でした。

最近は魚とりに目覚め網を持って近所の川へ行く事がしばしば。
そのため玄関前の水槽には採取してきた………………………。
魚がいません。
エビばかり。
魚がなかなか捕まらずエビの楽園となっています。
そんな中、今日は新たな住人を捕まえる事が出来ました。
本当はメダカやオイカワ等がターゲットで、欲を言えばオヤニラミを捕まえたいのですけど何処にいけば捕まえられるか???
新たな住人はドジョウです。
大きくなったら蒲焼きかな?

明日は梅ジュースの仕込みが待っています。
でも、明日からは仕事します。




”いい塩梅”が大事ですね。

2013年05月13日 07時46分39秒 | インポート

相変わらず更新が不定期になっています。
毎日、更新しようと思うのですが時間に追われてしまい・・・・
日々反省です。

GWは休みが休み出なく、緊急出動が複数回。残念ながら入院された方、亡くなられた方がみえました。
重傷者を抱えているとのんびり出来る日が無く辛いところです。 
その分野良仕事が出来ました。

最近、在宅で目立つ事が”いいかげん
いい塩梅”なら良いのですが・・・。
医療従事者は基本的には科学者です。
理由のはっきりしない事はすべきではない。
たんぽぽは自分で納得の出来ない事はNO!
納得するまで調べます。
人の命に直接関与してしまいますから。

そんななか経験で動き間違っている事を行っていながらも平気で過ごしてしまう訪問看護が時々見られます。
勿論気が付いたら直ぐにその旨を伝えますが、時には逆切れする所もあります。
最近も同様な間違えを起こしている訪問看護が数件ありました。
人の命を扱う素敵な仕事ですがひとつ間違えれば殺人未遂なので怖いのですけどね。
この事に気が付いているのでしょうかね?
ここを忘れてはダメですね。
常に初心を忘れずに自ら行っている事が間違っていないか振り返る事は大事です。

往診ボケで初心を忘れがちなたんぽぽの最近のボヤキでした。