青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

刷り込み

2010-06-30 20:06:30 | うんちく・小ネタ

来春には、予定通り行けば、社会人になるはずの息子
には、大学入試以降 ” 2 ” つの大きな刷り込みをして
きた。いろいろ意見もあろうが、親としては決めてしまっ
たのだから仕方がない。
” 1 ” つ目の刷り込みは、『大学入試の時、受かっても
行かないような大学は始めから受けるな』だった。
これは自分も実践してきたことだから持論となっている。
 よく、受けるだけ受けてみたが、実際そこしか受から
なくて結局行きたくなくなり浪人をするというのを聞く。
しかし、事前によく考え、ここを落ちたら浪人しよう。ここが
受かったらこれを運命と受け止めそこに入ろう。というように
考えれば、非常に論理的だし、理にかなっていると思える。
浪人して2年目にチャレンジしたが結局受かったのは
1年目に受かった大学というのも” よくある話 ” である。
そんな後悔は自分もしたくなかったし、息子にもさせたく
なかった。結果、息子は滑り止めではなく、それより少し
上のレベルの大学に進むことになった。要は人生の重要な
局面に、感情で意思決定をすべきでないという意味。
” 2 ” つ目は、『大学学部の延長で大学院に行くな!』で
あった。最近は理科系は特に大学院への進学率が高い。
中には7割などというのもある。学生も出来れば急いで
社会人にならずにのんびり学生生活を送りたいものだ
から、強い意志もなく、進学したりする。
もちろん、ちゃんとした動機で進学する人も多いはずだ
が・・・・
そこで、息子に刷り込んだのは、大学院に進学するなら、
奨学金を借りて、将来自分で返すつもりぐらいの覚悟を
せよ!であった。その結果、本人は学部卒で就職する
ことになった。
まあ、落ちづづけた就活の末、一か所受かったあと、
彼が、思ったのは、大学院生活への未練だったけど。
それも乗り越え、いまは残りの学生生活を、
研究に、楽器演奏に、バイトに、と精を出している。


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