青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

終の棲家

2017-11-10 14:39:18 | 日記・エッセイ・コラム
自分の幸福に寄与する判断基準はなにか
という問いを、午堂登紀雄(ごどう・ときお)氏は、
『人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力』
という本で書いている。
PRESIDENT Online で読んだ。
人生の優先順位を明確にする。「自分にとって本当
に大切なこと、そうでないこと」を分別することが
大事だという。
それを読んで自分の住まいの選び方は正解だったと
思う。
住まいの選び方で、なにより自宅は収益を生まない
からそこそこ便利な場所でそこそこ快適であれば充分。
そうだ。都区内に住まいを求めるより、川を渡った、
千葉・埼玉が正解である。都内の不動産の価格は
異様である。
我が家の最寄駅から大手町まで電車で30分。
固定資産税も安い。時間は十分にあるので30分は
ちょうど良い距離である。メトロの一日乗車券を
含めて1200円余り払えば交通費は事足りる。
年金生活者にとっては、都区内に住まいを構えるの
は、金持ちだけでよい。
ともかく、戦争をあおるような発言を自己の政権
維持のために繰り返すような首相のいる国である。
危なくて仕方がない。
株価もいつ暴落するかわからない。
小額を形を変えて分散してもっていることしか、
リスクには向き合えない。
カケ学園認可の話だってそうだ。まるで猿芝居で
ある。
マスコミは、文部省大学設置審議会が、8月に保留
したことを伝えたが、保留の理由はあまりくわしく
報道されなかったように思う。
なぜか?クリアできそうな課題を作って、判断を
先送りしたに過ぎない。
そして、今回の認可方針のリーク。国民がそろそろ
この話題に飽きてきたころを見計らってのリーク
である。
本当に、この国はどこに向かおうとしているのか?
麻生太郎の本音が面白い。左が国民の3割を切った
とのたまう。
枝野立憲民主党が善戦したのは、判官びいきと
マスコミは冷ややかだが、国民のもともと持って
いるリベラル精神の人達の受け皿になってくれた。
信頼できない首相に政治を任せるという冒険を、
国民が選択したことは、こののち大きな課題を
国民がしょい込んだということだ。

雑感

2017-10-27 10:08:58 | 日記・エッセイ・コラム
最近、家にいる時間が増えてTVを
見る機会も増えた。
選挙が終わって、落ち着きを取り
戻したワイドショー。
朝のワイドショーは、人気では、
羽鳥のモーニングショーが一番。
前から見ているが、最近は特に
実力を上げているように思える。
特に、金曜日のコメンテーター
長嶋一茂がよろしい。
羽鳥、一茂、玉川の男性3人の
掛け合いが面白いが、一茂の
成長が著しい。昨日のそもそも
総研『今回の選挙の総括から日本
のリベラルとは』も見ていたよう
で、玉川が、一茂がよく本質をと
らえていると評価していた。
今日の政治ネタは小泉進二郎につい
てだったが、その前ふりの『望月記者
と官房長官とのやり取り』についての
指摘も的を射ていた。
聞きにくいことを聴くのが記者の役目
であり、いやな質問への切り返しから
政治家らの本音がわかるというもの。
どうせなら、テレビ東京の池上無双での
二階幹事長とのやりとりから、安倍総理
へのインタビューへの妨害もとりあげて
もらいたかったが、それは今回のテーマ
ではないのだろう。
一茂は、スマートに成長した。
閑話休題。
夕方のTVでのドラマの再放送。
『相棒』が定番だが、たまに面白いの
に出会う。
『デート~恋とはどんなものかしら』
(杏主演)、これ面白い。
脚本が良いのだろう。古沢良太、
リーガルハイなどを手掛けている。

なにか違っていないか?

2017-06-22 09:01:11 | 日記・エッセイ・コラム
最近、林修さんのせいか、東大ネタ
の番組が増えている。
林さんの博学ぶりには感心するし
幼いころから本が好きだったとのこと
だからさもありなんである。
林さんは性格もよろしい。
ただしこれは、林さんの人間像に対する
評価で、東大卒業生への一般的な評価
とは違う。
林さんが東大卒でなかったらこれほどの
評価を得られたかわからないから、彼こそ
東大ブランドの最大の活用者ともいえる。
だから、ただの東大ネタのクイズ番組などに
興味はない。
さて本題である。
頭の良さと性格は違う。
華麗な経歴の女性議員のパワハラ騒動が
世間をにぎわしている。東大卒で、
ハーバード留学の官僚上がりらしいが、
今回のパワハラである。
冷静に考えてみると、頭の良さと性格の良さ
に相関関係はない。むしろ、勉強やディベート
ばかりしてきたので、人間として最も大事なこと
を学ぶ機会を逃したともいえるし、自らの
人格形成に背を向けた結果とも言えなくもない。
つまり、『東大卒なのに性格が良い』という
のは最大の褒め言葉かもしれない。と思えるのだ。
頭は良いけど性格は悪い人と性格は良いが頭は
悪い人。どっちが好きですか?
それとも、このタイミングで週刊誌にでるのは、
前川前政務次官の読売新聞報道に対抗した、
反アベ派の印象操作なのか?

風の歌を聴け

2016-05-21 12:02:07 | 日記・エッセイ・コラム
5月19日の日経新聞の夕刊。
拾い読みしていると最終面に
『風の歌を聴け』「お守り」がいつか
「牙」にというタイトルが目に入った。
本の表紙も載っている。
読書日記 作家 山内マリコ②である。
そして、『風の・・・』は言うまでもなく
村上春樹のデビュー作である。
まあ、記事の内容は、山内マリコが
若いときお守りのように鞄に入れて
いつも持ち歩いていた文庫本なのだが
 春樹が、あるとき小説家にとっての
デビュー作は、すべてを注ぎ込んだ
ものでないといけないと書いていて、
彼女がデビュー作を書くにあたって
これをしのぐ書き出しを書かなければ
と身構えた。
というようなことなんだけれど。
確かにこの本は、僕の青春時代を
とらえて離さなかったなあ。
2作目、1973年のピンボール、
そして 羊をめぐる冒険と立て続けに
3作品を読んだが、そのあとのノルウェー
の森を読み始めて途中で挫折してしまった。
これが、私がハルキストになれなかった
経緯だ。


時間を金で買うか、時間でお金を稼ぐか?

2016-03-07 18:49:46 | 日記・エッセイ・コラム
アルバイトの話ではない。ETCである。
首都高速が高速料金の改定を申請して
4月に実施だそうな!
最高金額が930円だったのが1300円に
なる。
もともと、節約家の私は、船橋-八王子
の間を首都高速を使わず、した道で移動
している。新しい車になって、ナビの
助けも借りながら、新しいした道を見つけ
たりしてはひとり悦に入っている。
ただし、家人と横浜への移動となると
話が違う。ここは、びゃーと首都高速
湾岸線を使っている。
その昔は、首都高速も東京線・神奈川線
・埼玉線などと区分されて、これをまたぐ
と両方の定額料金を取られていた。
東京線700円、神奈川線600円とか。
あまりに高いので、東京線の分はチケット屋
で回数券のばら売りを買って560円などと
節約したものである。
それがETCの導入により、最高930円と値下げに
なった。
どうやらそれを今回取り返そうという魂胆らしい。
しかし、ゲートブリッジが開通し、湾岸線の
バイパス機能を果たすなど、環境は改善され
ている。
ここは、1300円を払わずにした道で行くこと
にしよう。
1300円というとちょっと割の良いアルバイトの
時給。ということは、1時間余計にかかって
もOKということだ。
時間に追われていた現役時代と違って時間は
充分である。
横の家人は、寝ているだけだから関係ない。
そこで、今回のタイトルとなった次第。