田中正造カフェのお誘い
足尾銅山鉱毒事件の田中正造に学ぶ会・東京・鮎澤
今、何故田中正造なのか?
田中正造とは一体どのような人物でありましたでしょうか?
1960年代後半に於ける高度経済成長によって私達の暮らしは
序々に変わり始めました感があります。物のない時代から、物が溢れかえる社会へ
変容を見たのですが、それと並行して自然環境を破壊し、環境汚染で私達の
地球が悲鳴を上げ、3・11東北大震災の原発汚染による悪魔の触手は、
不気味な蠢きを秘めています。
きれいな空気を胸いっぱいに吸いたい!星座の輝く星空を見上げていたい!
今や、当たり前の事さえもが東京では贅沢な話になってしまいました。
それどころか、文明の環境破壊は私達の心の中にまで広がり始めました。
拝金至上主義思想が「おんぶお化け」のように取り付き、
やさしさは影を潜め、いつかしら人は驕り、他者の痛みを感じることなく、
自分だけよければ良いとの思い上がりを見せるようになりました。
明治の時代、足尾銅山鉱毒事件の巨悪に異を唱え、敢然と立ち向かった田中正造は
「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、
村を破らず、人を殺さざるべし」と喝破しております。
田中正造を学ぶといいますと、ややもすると田中正造を英雄視したりする傾向が
あるのですが、私達「田中正造に学ぶ会・東京」は歴史愛好会の団体ではありません。
田中正造から何を学ぶか、それは個々の自由な捉え方で宜しいかと思っています。
ただ、大事なことは将来に向けての一歩となるように心掛けたいと思うところです。
いつでも!どなたでも!田中正造カフェにおいで下さい!
★時 毎月第三土曜日・1時30分から4時30分
★場所 地下鉄三田線、本蓮沼下車。大原社会教育会館
★会費 月500円、年会費5000円
★連絡先 東京都板橋区蓮沼町71-2・ ℡3966-1715 鮎澤正幸