久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

NHK「時論公論」にて久喜市が取り上げられました。

2018年04月18日 | 日記
自衛隊のイラク派遣の日報問題、財務省の決裁文書の改ざん問題など、国において公文書の取り扱いについての問題が止まりません。
公文書の管理はどのようになっていて、多くの国民が不信や疑念を抱く中で再発を防ぐには何が必要なのか。

このことについて、久喜市の公文書を管理する体制、仕組みが全国的にも先進的で大変優れているとして、このたびNHK「時論公論」(4月11日(水)23:40~23:50放送分)において取り上げられました。

久喜市公文書館は平成5年10月に久喜市役所本庁舎の隣接地に開館しましたが、当時、市町村レベルで公文書館を設置したことは大変、画期的、先進的な事業でした。国会議員や地方公共団体からの視察も数多く受け入れたところです。

久喜市の公文書の管理体制の最大の特徴は、まだ業務で使っている段階の文書も全て、その年度が終了すると1年間の保管の後、翌年度には担当課から公文書館へ移すというものです。文書の作成から保存、廃棄までの一連の流れに公文書館が積極的に関わる仕組みです。
このような、文書の管理を各担当課任せにせず、公文書館の職員という第三者的立場の職員が積極的に文書の管理に関わる仕組みが素晴らしいものであると評価を受けました。久喜市が誇るべき事業の一つであると胸を張ることができます。

公文書は、現在の行政機関が適正かつ効率的に運営されるためのものだけではなく、市の諸活動を現在及び将来の市民に説明する責務を果たすもの、引いては健全な民主主義の根幹を支える市民共有の知的資源でもあります。

今後ともこれら公文書の意義を私自身、強く意識し、市民の皆様へ説明責任をしっかり果たし、その負託に応えてまいります。


久喜市公文書館



<下記、広告は、田中けんじ とは関係ありません。>




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