食材偽装

報道によると、メニュー表示と異なる食材を使う「食材偽装」が次々と広がっており、有名ホテルや大手百貨店でさえ表記と異なる食材を使用していたことが明らかになりました。

そもそも、有名ホテルや大手百貨店で洋食をいただくことは、庶民のあこがれという時代があり、顧客に日常生活にはない華やかな食事を提供してきたといいます。

最近は、大手百貨店には、有名飲食店がテナントとして出店する傾向が強く、飲食産業は専門性が高いため、大手百貨店は飲食店の食材については、目が向きにくく任せっぱなしの状況があったようです。

今回の件について、景品表示法などの理解不足が原因で故意ではない、との大手百貨店側の意見もありますが、法令順守を求める声が強くなっているのは当然のことでしょう。