祝・３０周年

　短歌の創作活動を続けてきた曠野短歌会が、この度、記念すべき創立３０周年を迎え、その記念式典が市内で開催されました。

　主宰者の飛髙　敬　様は、私の久喜中学校時代の恩師でいらっしゃいます。

　もう５０年以上前のことになりますが、以来今日に至るまで、飛髙先生には公私ともにご指導頂いて参りました。

　私が子どもの頃から「国語」に興味を覚え、抵抗感なくペンを持つことができますのも、当時の飛髙先生の熱心なご指導のおかげさまと思うことしきりであります。

　式典中、来賓のごあいさつで、元埼玉県教育長の竹内克好様が、

『短歌、俳句、和歌、詩、随筆等、日本は世界の中で最も創作活動の盛んな国である。一般新聞紙上に一般国民の作品が継続して掲載される国は日本以外にない。それは、日本が平和である証である。』

と述べられたことが、非常に印象的でした。

　短歌は、五・七・五・七・七という短い言葉の中に、読み人の心情、人生観、その時の情景などが鮮やかに伝わって参ります。

　日本の宝ともいうべき短歌。

　創立３０周年を契機として、曠野短歌会が益々大きく発展されますよう、心からお祈り申し上げます。

曠野短歌会の「曠野」３０周年記念特集号

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