殿堂入り

このほど発表された米国プロ野球殿堂入り選手の候補者に大リーグのドジャースなどで通算１２３勝を挙げた野茂秀雄選手が、日本人選手として始めてリストアップされたといいます。

殿堂入りした今までの選手の現役時代の成績は、概ね打者で５００本塁打、投手で３００勝が目安とされているそうです。

今回リストアップされた候補の有力選手は、通算３５５勝のグレッグ・マダックス投手で、野茂選手の注目度はいまいちとのこと。

しかし、プロ野球発展への貢献度も評価の対象となり、黒人初の大リーガーとなったジャッキー・ロビンソン選手は、通算１５１８安打、１３７本塁打で殿堂入りを果たしています。

野茂選手に投票するというプロ野球担当記者は、「今日のアジア各国への米国プロ野球大リーグの広がりは、先駆者である野茂秀雄選手抜きには考えられない」と高く評価しています。

１９９５年（平成７年）にドジャースに入団した野茂投手は、「トルネード投法」で大リーグの強打者達を信じられない落差のフォークボールで切り切り舞させ、日本人（アジア人）選手の野球レベルの高さを示しました。

米国野球殿堂入りすれば、日本の野球競技にとって大きな励みになり、レベルアップにつながります。
期待しましょう。