
《Touch-奇遇之旅》
【怀抱传承和创新杂技的理想
打开“新杂艺”的未来】
伝統と新しい雑技を作る理想を胸に抱き
新しい雑技芸術の未来を切り開く
このように銘打った中国雑技団による新しい形での公演がいよいよ再来週に迫って来ました。
そしていよいよ演技の様子やスタッフ、演者などなど情報が公開されました。
この公演は中国雑技団が欧米で流行中のヌーヴォシルクの理念を取り入れ、新しいショーを作り出す
いわば実践による実験で、中国雑技のさまざまな伝統的な技術と劇の表現を融合させ
物語や登場人物の物語を演じ、その心や感情を表現するものになっているようです。
ではそれにどういう演目が使われるかといいますと
現時点で発表されている演目がこちらです。
柔术


车技

球技


绸吊


飞杆

飞叉

蹬伞

软钢丝


そして今回中国雑技団が招聘したスタッフがこちら
監督: Benjamin Teare(イギリス)

“今日美术馆动作研究所所长
两次提名世界最大的爱丁堡艺穗节整体剧场奖
2015年获今日美术馆艺术新星奖”
経歴はとりあえず、どっかの所長で、2回すごい賞を受賞してて、2015年にも賞を取ってる
ぐらいしか分かりません(^◇^;)
芸術監督: Yves Dagenais(カナダ)

著名なクラウンにして、サーカス監督で教授。
4つの劇団を創設し、監督や演者として60の作品に参加
Omer Veilleuxというクラウンを生み出し20年以上にわたり世界で公演を行なっているそうです。
また30を超えるショーの芸術監督、15のサーカスショーの監督の経験があるそうです。
舞台美術設計顧問: Tommy Wang(シンガポール)

アジアで最も優れた舞台設計および技術監督の1人だそうです。
シンガポール舞台芸術協会創設者であり、香港舞台設計及び技術協会創設者
そして国際劇場建築士、設計しおよび技術協会(OISTAT)の香港分会のリーダーだそうです。
作曲および音響総監督: Vincenzo Lamagna(イタリア)

著名な音楽家、作曲家で現在の舞踏音楽において卓越した実績を誇る方なんだそうです。
2010年にはHofesh Schechter という著名な舞踏団に加わり4年間世界公演を行い
また2014年から著名な舞踏監督Akram Khanとともに多くの音楽を作っているそうです。
他の陣容はこんな感じです。
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助理导演:杨迪
杂技技术指导:柳青、赵二江
空中编舞:庞逍
动作指导:左朝峰
舞美设计:崔敬一
灯光设计:苗春雨
服装设计:王晓茜、习景凯、王贝妮
编剧:吕雨舟
杂技指导:裴广仓、尤东升、腾丽、李晓强、曹凯
武术指导:冯帅、左强
执行制作人/戏剧构作:张辉 (中国香港)
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庞逍さんは以前、雑技団、汉秀を経て、ポールダンスやエアリアルで活躍している方として
紹介したフェアリーパンさんです。
あと左朝峰さんは全く知りませんが、ある時Facebookで友達申請がきて繋がりができた方ですが
全くその後も関わってないので、全く知らない人には変わりません。
が、ちょっとびっくりしました。
本当に世界中から最高の実績をもつプロフェッショナルを招聘し、そして学びながら公演を作っていく。
中国雑技は協会の雑誌を読んでも分かるのですが
《変化》
に積極的です。現状に甘んじるわけではなく、厳しい現実にもしっかりと目を向けながら
変化なき伝統は消えていくという感じに常にチャレンジしています。
そういう意味でもこのような取り組みには大きく期待したいです。
と同時に、こういう公演スタイルが増えるのも嫌だな〜と思う私もいます。
日本でもヌーヴォシルクを根付かせようと活動をされている方がおられます。
私はその方の活動を素晴らしいものだと思うし、なによりも自分が素敵だと思えるものを
持ってこようとする行動力を尊敬します。
ただ、その方が海外から連れてきたショーを実は見に行ったのですが
、、、、、
いや、本当にマジで。。。
中国雑技団の場合、大前提として演者が雑技界でトップを争えるメンバーなので
あまり心配はしていませんが、まずは高レベルでリスクを避けるのではなくはねのける演技があっての
表現というのを期待したいです。
では最後に参加する演者さんがこちら
陈鹏飞、程穆、古合蒙、何瑶缘、伦依铭、石美茹、石美玉、 桑雨恒、王慧艳、汪嘉诚、王季淼、王孟淼、吴朋、王若兰、王宇洋、王仲淼、喻晓林

全く分かりませんが、雑技団の公演でこのように公式ページを使って演者さんの名前を公開してくれるのが珍しいので、嬉しいです。
公演は
5月25日 19:30
5月26日 14:00,19:30
の計3回。各公演1時間で場所は《京演民族文化宫大剧院》だそうです。
気になるお値段は
80/180/280/380元
1400円〜6500円
と破格です。
北京にいるという羨ましすぎる方は是非見に行って欲しいです。
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