多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

噂には聞いてたサーカスに現れる変な集団

2014-11-30 12:15:06 | Weblog
木下大サーカス神戸公演もいよいよ千秋楽!!
という時に、、、
噂には聞いてた集団に遭遇しました。

まあ正直、個人的にサーカスでの動物ショーのファンではないんで、それほど気にはしてなくてなんとなく話しかけてみました。
ある意味動物を使ってないサーカスの応援団的な期待も持てるかと思って。
が、、、
衝撃の事実が。
それは私の最初の質問で明らかになってしまいました。
彼らのうち、誰一人としてサーカスで働いた経験がないんです!!
衝撃でした、、、
例えばすごい戦地の話をしてたり
国の事業になってる捕鯨ならまだ分かります。
でも常に人手不足のサーカスです。
働く機会は自分で作れるんです。
それは、私を直接知ってる人なら
「確かに~」
と思ったはず。
あっ私自身はサーカスの人じゃないですよ。
私を直接知らない人は
なんのこっちゃ~でしょうね(笑)

私もサーカスファンです。
実際にサーカスでの動物虐待という話は知ってます。
が、
普通情報を手にして問題だと感じたら
それが本当かどうか確かめようと思うのが自然です。
そしてその際に両サイドをきちんとみる。
基本中の基本です。
サーカスだとすごく簡単です。
就職したりアルバイトで入ればいいんです。
そうすれば実際の現場が見れます。
事実を確かめる手段は目の前にあります。
それでいてそれをせずに
ただ一方の情報を鵜呑みにして
「サーカスでの動物は100%虐待です」
と言い切る。
100%の意味分かってるんでしょうか。

こういう集団はカルトとなんら変わりありません。
ただ目の前に入った情報で感情に任せて動くだけ。
信用できる理由が何もない。
正直信じられなかったので
複数回確認しました。
つまり情報は伝聞かということも。
はっきりとそうだと答えてました。

中で働けないなら
100歩譲って彼らが主張すべきとすれば
「虐待の疑いが拭えないサーカスは透明性を高めるべきだ」
だと思います。

先ほども書いたとおり、
私は動物を使うショーに関して
それほど評価が高くないサーカスファンです。
ショーの流れという点で不向きだと思ってます。
なので比較的穏やかにこういう団体がいることは聞いてたんですが、
こういうカルト的に妄信する方々は
サーカスでの演目は労働基準に反する!
と誰かが言い出したら、今度はそれにのるでしょう。
それぐらい浅はかだと思いました。

ちなみに動物愛護団体の世界的な動きでは
サーカス、動物園、水族館
全てがターゲットです。
最終的には推測ですがペット、牧場、養鶏、、、
犬は服を着ませんし、牛は機械で乳を絞られもしませんからね、自然界では。

日本は比較的冷静で穏やかですが
こういう妄信する方が広がることは
いろんな分野で問題を起こしそうで不安です。

言論や思想は自由ですから
どれだけおかしくてもありなんでしょう。
ただ、サーカスを楽しみに来た人に対して
一方的な意見を押し付けよう、印象付けようとする行為はどう思いますか。
そういう冷静な判断が出来なくなっています。

彼らの考えの全てを否定するつもりはありませんが
もう少し活動を考えられてみてはいかがでしょうか。

サーカスはサーカスでちょっと閉鎖的すぎるんですけどね。
例えばオープンキャンパスならぬ
「オープンバックステージ」
とかで後ろの村含めたお祭りみたいなのをやってみるとか。
まあ、、、
みんな本当にそこで生活してるんで自分の家の周りに人がたくさん来るのに
抵抗を感じないはずないんですけど。
ただこういう動きが世界的にあるのは事実です。
なので透明性をより高めたりやらないといけないことはあると思います。

ちなみに
ターゲットになるのは猛獣が多いかな。
あと象!
馬や犬は人間ともともと密接に生活して来たので穏やかに見られるそうですが
それなら象はまさしくカルタゴは戦車として使ってたし、馬と同じやん!
と思うんですが、象牙の密猟が影響したのでしょうかね。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする