私と
はなのまわりには特別支援学級に通ってるお友達が3人いる。
1人は1歳のころから仲良くしてる学年が1つ上の男の子。
幼稚園も一緒に説明会に行き、入園を決めた仲。
毎週どっちかの家で遊んでたっけ。
そうそう、
こんなとこにも行ってわね。
小学校に入学してからはなんとなく行き来が途絶えてしまってるんだけど。
学校も学区外の特別支援学級に行ってるし、
下の妹も
ぴろと学年も幼稚園も違っていて、
たまに電話で話したり、近所で出くわして話すくらいになってる。
このYくんは私のことがママの次に大好きって言ってくれてたっけ。
もう1人は、
はなの幼稚園で仲良くなったお友達のお兄ちゃん。
年長くらいのころは毎週のように遊びに行ってて、
2歳上のお兄ちゃんともよく遊んだなぁ。
このSくんは驚異的に表札が好きで、他のお友達のうちに遊びに行くと、
まずはおかあさんと30分は軽く表札を読む旅にでかけてたもんだった。
プラレールをいっぱい持ってて、
ぴろとも遊んでるような遊んでないような。
とにかく一緒の空間にいたっけ。
ぴろは一時期どう接していいのか、困ってる風な感じもあったけど、
そのうち、どう整理をつけたのか、一緒にいられるようになってた。
もう1人は私も大事な大事なともだちMちゃんの愛する一人息子Hくん。
この子とは今でも家で遊んだり、でかけたりしてる。
はなにも
ぴろにも近いお友達。
なんでこんな話をするのかというとね。
昨日の夜、仰天ニュースかなんかで
アスペルガー症候群の女の人の特集で、
偶然テレビをつけたら、やっててさ、
はなも見入ってたわけ。
まさにHくんはアスペルガー症候群の診断を受けている。
そしたら、
はなが学童クラブにいる、別の学校の特別支援学級に通う子のことを始めて話出して。
去年からいる子なんだけどね。
いじめたり、イヤなことを言う子もいるみたいだけど
はなは
はななりに理解しようとしてるみたい。
一生懸命言葉を選んで私に説明してくれてるのがわかる。
私、今まで一度もそういういろんな障害を持った人のこと話してあげたことがなかったの。
どう説明していいかわからないし、
はながもうちょっと大きくなって、
しっかり理解できるようにならないと話せない感じがしてたから。
私自身誤解のないようにしっかり説明する自信もないし。
ただ、その子たちが身近にいるから、割といつも考えてることが多かったけど。
でも、だからなおさら、気軽に説明できなかった。
以前、Mちゃんが憤慨してたことがあって。
幼稚園のとき、あるお母さんが自分の子供に
「Hくんは『頭の病気』なんだよ」って説明したことに。
『頭』はいただけないよなー。
でも、幼稚園児だから、『脳』も難しいから『頭』って説明したのかなーとは思ったけど、
そんなにもMちゃんが怒ることにびっくりしてしまった。
私も同じように説明してしまったかも。と自分の無神経さに衝撃をうけた。
こんなにMちゃんやHくんを大事に思ってるのに。
それ以来、言葉にするのが怖くなって。
はなが聞いてこないことをいいことに、逃げていた。
本人や、お友達でもあるおかあさんを傷つけてしまうかもしれないと思うと、怖くて。
一度、お友達のうちでそこのお姉ちゃんたちが
「Hくん、変なおとこー!」ってからかってたらしく、
Mちゃんは二度とその家には行かなかった。
私は
はなからそれを聞いて、本当に悲しかった。
でも、
はなの「Hくん、変じゃないのにねー」という言葉に甘えてしまって何も説明しなかった。
もしも、そこで、
はなも一緒になってからかっていたら、説明しただろうに。
でね、
はなが言葉を言い換えたりしながら、一生懸命話してる姿に、
テレビに便乗でかっこ悪いけど、Hくんのことを理解してもらおうと決心したわけ。
人には誰でも苦手なことや得意なことがあり、
こういうアスペルガーの人は
はなが苦手だなーと思う以上に
ものすご~く苦手に感じるものがある、
反対にものすご~く得意なこともあるということ。
はながなんとも感じない場面でもすごくイヤだったりすることがある。
それはわがままとかではなく、そういう脳の感じ方である。
みんな違った個性があるのは当たり前で、
それをすごい!と思ったり、逆に変に思ったり、不思議に思うのは人間の気持ちだから別に悪いことじゃないけど、
それを口に出していいことなのか悪いことなのかは、自分で判断しないとね。
というようなことを話した。
こんな感じでいいのかな?
なんだかまだまだ足りない感じなんだけど、
何が足りないのかピンとこない。
補足しなければならないことがあるとしたら、なんだと思う?
具体的にテレビが苦手なことなんかをやってたから、
それをふまえながら話したつもりなんだけどね。
で、「
はなのまわりにも実は自閉症で、特別支援学級に通ってる子がいるよ」
と言ったら、心底びっくりしていて。
YくんとSくんの名前を出しても、
「えー?全然わからなかった。普通じゃん。どこがーーー?」
と言っていた。
普通って言葉をここで使うこともいけないよね?
はなも理解はしてるんだけど、まだそこまで気が回らないの。
まったく気づいてなかったんだね。
で、最後にHくんの話をしようと思ったんだけど、
すでにここまでで私、ものすごい涙がぼろぼろこぼれてしまっていて、
部屋が真っ暗だったから、それでもなんとか話してきたんだけど、
しかもなんの涙なのかもよくわからないんだけど、
とにかく、Hくんのこと、口に出そうとしても出せなくなってしまった。
で、結局MちゃんがどれだけHくんを大事に思ってるか。
心配してるか。
はなには私の大事なともだちの宝物であるHくんのことしっかり理解して受け入れてほしいってこと、
一番
はなに伝えたかったことを伝えられなかった・・・。
いつかまた話すチャンスがきたら、今度こそ、しっかり話せるように、
シュミレーションしておかないとな。
しっかりしろ、私。
ったく情けないっ。
喝
↓
いつもありがとう
長くなってしまって、すみません。
そして、もしもこの記事を読んで不快に思う方がいたら、本当に申し訳ないと思います。
できれば、どこが不快なのか、コメントでもメッセージでも入れて、
私に教えてください。
まだまだ未熟者なので