『告白』～どたキャンの果てに

昨日は都内まで電車に揺られてフラレッスン



のはずだったのに。

前回のレッスンに引き続きサボってしまった
子供たち送り出して着替えた・・・までで体も気持ちもストップ

そのままソファでしばらくぬぼーっと


でかける時間を大幅に過ぎて、
フラ仲間のＭちゃんとＳちゃんと先生にして。

あーだめだな。
もう続けられないかも。
今月１回しか出てないじゃん。
しかも毎回毎回３０分くらいの遅刻で。

なにがいやなの？
こんなに弱っちかったの？私。

私、電車へーきだったのにな。
年なのかな。
もうフラなくてもいいってことだよな。
やめどきなのかもなー・・・。

しばらく自己嫌悪に陥ってました






んが、




のろのろとＰＣの前に座り、
お気に入りのブログをカチカチ見ていたら、
『告白』を観に行った方がおり、

もう２度と見たくない
決してオススメですとは言えない

でも、ぶっちぎり１位の映画です！

とあり、気付いてたら、近所のシネコンで上映時間を調べて、
車で向かっておりました

気力体力が元気いっぱいの時に見てください
とあったにも関わらず。

その理由に共感したくて。
それだけのために。

いや、本当に『告白』すごく観たかったんだ。
だって、アノ監督だよ。
『パコと魔法の絵本』とか『嫌われ松子』とか『下妻物語』とかの！
はずれるわけがない！
大好きな大好きな監督
ちなみに本もとっくにお金がないから図書館で借りて読んだけど
迫力のある本だったし。
この重い本をアノ監督がどうアレンジするのか。
観たいに決まってる

でも、私の周りを見回しても一緒に行ってくれる人はなし・・・。

『ゼブラーマン２』のときもそうだったけど、
結局映画に行けず、ＤＶＤで観るパターンのやつかなぁと思っていたんだけど。

昨日はなんだかマイナスのパワーってやつ？
１人でもなんでも観にいくぜーとばかりに観てきましたよ。


中２以来のおひとりさまの映画館。
正確には中２で１人で映画見に行って、痴漢にあって以来・・・ね。

今回はもちろん痴漢にはあいませんでしたわよ。



画像お借りしました




ものすごい人だな、やっぱりアノ監督。
映画に出演してるすべての人たちがはりつめてる。
子供たちも含めてすべての人がまぁ見事に反吐が出る様を演じてる。

ものすごく不愉快。
しかめた顔が元にもどらないくらい。

そのくらいに一瞬も見逃せない映画でした。

最後の最後までお見事でした。
松たか子のセリフ。
やっぱり言うよねー。と思ったわ。
でも、それが怖さを増す。
というかこのたった一言でずっとこの映画をひきずる羽目になるのよ。
監督さすがです。

そして、私は子育てがとてもとてもこわくなった・・・。
これから中学生になっていく私の２人の子供。
本当にあんな無邪気な悪意に満ちた子供たちになったらどうしよう。
あれが今の普通なんだとしたら、
恐怖でしか心を動かせないような子供になったら。
犯人の子じゃなく、
クラスの子たちがキョウレツにひどくて
なんだか子供の成長が本気で怖くなりました。


でも、観てよかった。
１mmも１秒も退屈にならない映画でした。





結論：気力体力のある時に観てもない時に観ても
　　　どんより感＆後味の悪さに変わりなし





ちなみに殺されてしまう女の子役の子が、『mother』のれな（＝つぐみ）ちゃん役の子でした。
あっちこっちで殺されたり、虐待されたり、大丈夫なの？？
それにしてもこの子は天才だよねー。
まだ５歳なんでしょ？
どういう生活したら、こんなしっかりさんができあがるんでしょうか？
おかあさんと話してみたいものです。

『mother』も今日が最終回。
毎回ティッシュではもったいないくらいの号泣ぶりなので、
タオルスタンバイしなくちゃ！








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さー来週はＭちゃんと『ＳＡＴＣ２』を観にいくわよ。
頭すっからかんにして楽しんできます