不要不急の反対はなんだ？

多摩爺の「時のつれづれ（皐月の１３）」
不要不急の反対はなんだ？

のっぴきならぬ用ができた。
不要不急どころじゃなくなってしまった。

昨日の夕方、なにやら悲しそうな音が聞こえると思ってたら、
突然、ピッーという音を発し、冷蔵庫が壊れてしまった。
正確に言うと、冷蔵と冷凍の中間に設置されたチルド室がいかれたのである。

その後も・・・　なにやら、情けない音が続いている。
こりゃ、拙い。
早いうちに買い替えなきゃ、冷蔵庫の中がみんな腐ってしまう。（可能性が高い。）

あと１日待ったら、東京都の「緊急事態宣言」が解除されるようだが・・・　その１日が待てない。
明らかに１日フライングであり、自粛警察の取り締まり（すれ違う人の視線）も気になるが、
ご容赦願いたい。
どうしても、出かけねばならなくなってしまった。

不要不急の反対ってなんだろうか？
必要緊急か？
そんな熟語は聞いたことがないが・・・　もはや、そんなものはどうでも良い。
冷蔵の機能と冷凍の機能が、辛うじて動いてるうちに、新しい冷蔵庫を買わねばならない。

そんなドタバタのなかでも・・・　嬉しかったことが二つあった。
その一つは、もちろん政府が支給してくれる１０万円の定額給付金である。
我が家にまだ申込書は届いてないが、ご近所の方の情報によれば、明日から順次発送されるとのこと
いただく前から行き先が決定し、既にカード決済されてしまったが、
高い買い物だっただけに、これは助かった。

もう一つは冷蔵庫の配送日である。
２～３日先かな？なんて思ってたら、店員さんは明日届きますというから・・・　こりゃ驚いた。

大手の量販店とはいえ、政府の自粛要請が影響して、売り上げがかなり落ち込んでいると見て取れる。
どうやら配送スケジュールは、余裕のよっちゃんらしく、
いつでもＯＫというから、ホントにびっくりだが、現場の冷え込みは相当らしい。

電車に乗っての外出は、３月３１日以来だから約２カ月ぶりで、ちょっとばかり疲れたが、
社会情勢も垣間見えたし、久々に楽しいひと時（３時間ぐらいだけど）だった。

緊急事態が解除された明日からは、少しは違った景色が見えてくるんだろうが、
もう以前のような生活に戻ることは、しばらくは無理なんだと思うし、
年寄りだからといって、新しい生活スタイルに知らんぷりもできないし、甘えるわけにもいかない。

たった３時間程度の外出だったが、
ホントに、ホントに生活が・・・　一変してしまったのかもしれない。