新緋桜白拍子、連載第二話。
梓が緑水にあんなことされてるわけですが、
あの話は、「花とゆめ」連載当時に、
描こうとおもったけど描かなかった話。
何巻に収録されてる話かは忘れましたが、
梓が緑水のもとに連れ戻され、刺客に戻った話がありました。
その時考えたストーリー展開は、
梓が緑水に襲われてる時、隣の部屋かなんかに冬尋がいて
一部始終を聞いてるんだけど、相手は緑水だから
助けることもできずに歯がゆい思いをしている・・・そのあと
梓に「助けられずに悪かったな」なんて言って、
そっけないながらも慰めたりして、
そして梓も、何もかも知ってくれている冬尋と一緒にいる方が
気持ちが楽だから・・・
・・・・・・とかいう展開になってきたら、もう、
梓、冬尋とくっつけばいいじゃん!!
・・・という気持ちに作者がなってしまったので
これではいかん、このままでは時迅の存在が消えてしまう・・・!
ただでさえ私の愛が薄いのに・・・
―――ということで、その話は自主的にボツにしたのでありました。
しかし今回、その封印した(そんな大層なもんでもない)話を描こうと思いました。
そして描きました。あっさり描けました。梓、ちゃんと時迅のもとへ戻ってくれました。
よかった・・・! よかったよ・・・!
というか、私自身が、ちゃんと時迅のもとへ帰りたかった。
よかったな、時迅。
苦節十数年(?)、ついに作者の愛を勝ち取ったぞ、君は!
そうなんです。。。今はキャラクターの年もすっかり飛び越えて大人になりましたv当時ファンレター書いても恥ずかしくて送れなかったのですが、このタイミングでブログを知ることが出来て思わずコメントしてしまいました。
描かなかったお話すごく楽しみです。
もちろんコミック化も今から待ってます!
実は私も梓と冬尋、無理だけど無理だけどくっつけばいいのに!と見ていました(笑)
特に連れ戻されたときは、このまま冬尋とって勝手に妄想してました(すみません)
私も新緋桜白拍子を読んで時迅応援できるようになれるのかなってとても楽しみです!