めぐる屋

~藤丞めぐるです。『日本の残酷風習』連載中~

平安マンガ「今昔物語」を描いてみた④

2013-09-15 17:41:14 | 平安マンガ「今昔物語」

今回は、現代にも通じる『平安時代の食の問題』について。

・・・なんていうと、大げさですが。
あれっ? 今、気づいたけど今日は敬老の日なんだね。
偶然にもタイトルは・・・

      其の四  魚売りのばあさん

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・・・少し前に週刊誌でも、激安店の裏側というか、知られざる現状!みたいな
記事がありましたね。(わたしは新聞広告でしか見てませんが)

某激安回転寿司屋では、ウナギだかアナゴだかを偽って
海ヘビが使われていたとか・・・
本当かなあ(-_-;)・・・へび・・・

まあ、もちろん食用でしょうけど。
確か沖縄料理では使われていたような。

正直、海ヘビが悪いんじゃなくて、騙してたっていうのがイヤだな。
・・・事の真偽は定かではありませんが。
そりゃ世の中にはフェイク食品なんて、他にもいっぱいあるでしょうけどね。
安いキャビアはチョウザメの卵じゃないらしいし。・・・じゃあ何の卵?ドキドキ。

・・・でも、もし回転寿司屋さんで、

「今が旬!ぴっちぴちの海ヘビ握り!」

とか書かれたプレートと共に、頭のから揚げ(!)が添えられたヘビ寿司が流れてきたら、
たぶん、静かに見送る・・・そして行方を見守るだろう・・・
誰か、その皿を取るの?取らないの?ドキドキ・・・

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平安マンガ「今昔物語」を描いてみた③

2013-09-02 23:04:58 | 平安マンガ「今昔物語」

季節柄、こんなお話はどうかな~。

と思っていたのに、猛暑に負けて、生けるシカバネになっていたら、
ちょっと時期がズレてしまいました(^_^;)

   其の三  近江の国の女・・・

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このお話を読んで思い出すのは、いわゆる「タクシーに乗る女の霊」。

夜更けに、人気のない場所に立っている女(たいてい髪が長い)が
タクシーを呼び止め、「〇〇墓地まで・・・」とか言って、
乗せたはいいものの運転手さんが気付くと女は消えていて、
座席がぐっしょりと濡れていた・・・ってヤツ。

霊って、どこにでも行けそうな感じするけど、
やっぱり誰かについていく方が動きやすいのかなあ。
・・・夜道で一人たたずんでいる女には、要注意だよ!

平安時代のお話には、「生き霊」が多いです。
あ、生き霊っていうのは、生きている人間の怨念とか強い気持ちが
形になって現われるもののこと。
「平安」といいながら、みんなストレス抱えて生きていたんだよね。
「平成」時代もおんなじさ。

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