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日本人もヘイトスピーチと向き合うべき・鈴木邦男一水会最高顧問、有田芳生参院議員が講演

2013年07月13日 | 日記

私は米国のBluesという音楽が好きである。同時に、様々な民族音楽の素晴らしさも、幾つかの音源によって知ることができた。

ヘイトスピーチを大声で叫ぶ人は、現在「演歌」と呼ばれている古賀メロディーを中心とした音楽が、韓国の歌謡曲から生まれたものだと知っているのだろうか。

そもそも演歌とは添田亜蝉坊や川上音二郎が世相を批判し、時の権力を揶揄する市井の弁舌家が、時の官憲との軋轢の中から歌として演説を行うという形で生じた「演説+歌」なのである。江戸時代の落手などと似たものである。

この鈴木邦男さんと有田芳生さんの外国人特派員クラブでの会見で取り上げられている状況は、自分達よりも劣る存在を作りだすことで、惨めな自分の現状を「格上げ」しているように見せるヘイトスピーチの情けない現状を浮かび上がらせる。

歴史観が違っても、相互理解が可能である方向を、どう作り上げるのか、というのが外交なのだろうが、そうした視点すら忌避することで「思考せず」に「自分だけの思いと感情」だけで突っ走る。自分の耳の痛いことは聞く耳持たぬ態度が、果たして世界からどのような奇異な目で見られるのか。それが日本に対しての不審を育むということに、思いを致さないのか。驚くべき話ばかりではないか。

鈴木邦男さんが最高顧問をする一水会は、ネット右翼の連中からは「軟弱」だといわれている。オレ、鈴木さんの語ることって、正しいと思うんだよねぇ。少なくとも彼は、あるいは赤尾敏さんは、言葉で世界を語り、あるべき世界を語っていた。でも、今のネット右翼って、作るべき世界を語っているとは言えない。それって思想じゃないよねぇ。

日本人もヘイトスピーチと向き合うべき・鈴木邦男一水会最高顧問、有田芳生参院議員が講演