胸がスッカとした、ライカートの勝利!
土日は残念なレースが続いていましたが、7R・ライカートは特に勝って欲しかった馬の1頭でした。
大野騎手は美浦トレセンの北馬場厩舎所属です。
その大野騎手が南馬場厩舎所属のライカートの調教に騎乗していたのを新聞で知り「これは」と思っていました。
ライカートの所属厩舎・鈴木伸厩舎には大野騎手はまだ3年間で5~6鞍しか騎乗したことがありません。
ここはきっちり決めて次につなげて欲しいと思っていました。
また、色々なブログで「大野騎手って誰?」「福永騎手から大野騎手に替わって戦力ダウン」「今回は馬券対象外」とか書かれていたので、見事勝つことができたので安心しました。
レースでは少し短めなアブミでフォームも安定していた(綺麗に騎乗していた)ように見えました。
※大野騎手はレース後、上手く(綺麗な)レースができたと語っていました。
最後の直線では「1つでも上の着順を目指す」をモットーにする大野騎手らしい追い方でした。
まだまだ知られていない大野騎手ですが数少ないチャンスをものにして勝ち星を増やし少しでもメジャーになって欲しいと思います。
<2回新潟4日>
1R 2歳未勝利 1400芝 サチノスクランブル 11着(13人気)
◆後方からマクリ気味に上がるも直線今ひとつ。
4コーナーで外に出したがそれが審議対象になり減点を受ける。
3R 3歳未勝利 1800ダ ラヴリーゲスト △ 13着(7人気)
◆ブリンカー効果を期待したが… 意外なレース。
4R 3歳未勝利 1200芝 テンジンチカラ △ 3着(10人気)
◆予想以外の好走。これで大野騎手が騎乗して2戦3着2回。
馬がガラリと変わった。
5R 3歳未勝利 1800芝 コスモジロウ 15着(16人気)
◆積極的に先手を取りマイペースで逃げ直線に入ったがラスト200mで馬群に沈む。
6R 2歳新馬 1400芝 ポイントベクトル △ 4着(14人気)
◆中団でレースを進め直線外に出し追い込む。
パドックでは気合が入っていないので「これでは?」と思っていましたがレースで変貌。
大野騎手の好騎乗もありましたが4着は上出来では。
7R 3歳上500下 1200ダ ライカート ▲ 1着(5人気)
◆好スタートから無理をせずに3番手に。 直線計ったようにきっちり差しきる。
気を抜きそうなところを終始気合をつけレースをした、大野騎手の好騎乗でした。
8R 3歳上500下 1800ダ エイワハヤブサ ○ 14着(7人気)
◆先行できずに中団でレースをする。直線入り口で馬群に沈んでしまう。
何かあったのか、調子が悪すぎた。
10R 佐渡特別
3歳上1000下 2200芝 アグネスパウエル ▲ 9着(10人気)
◆往年の力がもう無いのか。あまりにも覇気が無かった。
11R 関越ステークス
3歳オープン 1800ダ パラダイスシチー △ 11着(12人気)
◆力負け。展開の助けが必要か。
1Rには後続馬の進路を妨害したということで審議対象となり残念ながら制裁を受けてしまいました。(減点2)
フェアープレー(年間30勝・制裁点10以下)を年頭の目標にあげていた大野騎手ですのでもったいないことになってしまいました。
パトロールフィルムを見る限り大野騎手は後ろを確認し外に出しているので(後続馬が急に内に進路を取った)悪くても戒告と思う程度なのに…
いつも思うのですが若手や中堅騎手に対する審議は疑問を感じることが多いです。
しかし、この勝利は幾つかのモヤモヤを吹き飛ばし、胸がスッカとしました。
ライカートの勝利は好かったですね~パドックの推薦馬にも上がっていなかったのですが。自分の目にはしっかり仕上がって見えたので、単勝、複勝頂きました。道中の位置取り、4コーナーを回ってからの追い出し、勝タイミングをしっかりとツボに入れていましたね!さすが~拓弥くん。これからも頑張って勝ち星を積み上げて行って欲しいです。