大野騎手とトランスワープにとって、サマー2000 のチャンピョンがかかる新潟記念。
調教では抜群の仕上がり。
不安といえば立派すぎるほどの馬体と高速馬場。
そして下馬評ではなんと7番人気。
函館記念のあの強さも高速馬場ということで、評論家にも見向きもされない。(笑)
しかし、本番での大野騎手、 終始トランスワープをなだめ じっくり脚を溜める。
そして直線に入ってムチ1発、末脚に火を着けた。
その後は驚異の上がり1ハロン32,3秒。
一気にまえの3頭を外から差しきった。
昨年の7月に初めてトランスワープに跨り2着。
今年になってこれで5戦4勝、重賞2連勝!
調教もレースも大野騎手は全てを任され、結果を出した。
萩原調教師から声をかけられ早4年。
「いつかお手馬を任せてくれるのでは」
大野騎手と萩原調教師の信頼関係の結果が遅咲きのコンビを開花させた。