NHKのドキュメンタリー番組 プロフェッショナルで 「武豊・知られざる闘い」が放映された。
番組の内容は海外で騎乗する武豊騎手の密着取材である。
海外での騎乗は勿論、それまでの過程において「武豊」の騎手としての偉大さを多いに感じることができた。
さすが21年もの間、トップジョッキーとして君臨するだけのことはある。
そんな武豊騎手に対しJRAは
競馬最強の法則・12月号「今月の地獄の早耳」で 三浦騎手が武豊騎手の新人最多勝利記録を抜きそうな10月12日にJRA職員が武豊騎手に「新記録を達成したらセレモニーで三浦騎手に花束を贈呈してくれないか」と打診をしたそうだ。
これが本当であったら、なんとも馬鹿げた話である。
小生は当ブログで何度も武豊騎手が三浦騎手と比較されることについて「武豊騎手に失礼」と書いてきた。
21年もトップジョッキーとしてJRAを支え続けた騎手に対し、方や1年も経たない「あんちゃん」を比較するのが非常識だと。
確かに勝利数は見事だが勝利数(たった1年)だけでは決して比べてはいけないものがあると。
そんな「トップジョッキー武豊騎手」のプライドをズタズタに傷つけるようなことをJRA職員は良くできるものだ。
しかもJRAは新人としては考えられないバックアップやPR(武豊騎手の記録と並んだ日にはG1でしかやらないターフでの口取り、記録更新時にはなんとJRAが作成したブルゾンのプレゼントなど)をしているが、本当にこれでいいのだろうか?
三浦騎手の師匠でもある河野調教師のブログに「ワールドスーパージョッキーズシリーズに三浦騎手を出場するようにJRAに推薦したが断られ、抗議をしたが却下された。皆さんはどう思いますか?」と。
ここまで来ると競馬歴数十年の小生には???となる。
この辺りでにJRAは目を覚まさないと、近い将来に大きな代償を払うことになると小生は危惧をする。
そして三浦騎手、ゴールデンタイムのTV出演で「銀座のクラブのお姉さんはきれいでした」は勘弁して欲しい。
プロなので多少天狗になっても構わない。
しかし1年目の18歳であることを決して忘れないで欲しい。
最後に、「なんと言っても今のJRAを支えているのは武豊騎手」だ。
※小生は決して武豊騎手のファンでもないし、三浦騎手については馬に乗り始めたころから知っている一ファンでもある。