無念、吉永調教師死去。

本日、吉永調教師が病気の為、亡くなられました。
６４歳でした。
吉永調教師は皆さんご存知のように３冠馬ミスターシービーの主戦騎手でした。
しかし私の想いでは最後方からポツーンと１頭離れてレースをし最後に追い込んでくるコウジョウという馬での騎乗です。
幼い頃父と一緒に中山競馬場で目黒記念を観た思い出があります。
個性あるトップジョッキーでした。
その他にはモンテプリンス、モンテファスト、その母のモンテオーカン。
シービークロスにミスターシービーの母シービークイン。
芦毛のゼンマツ等。
今思えば、個性たっぷりの名馬を操っていたんですね。


大野騎手はデビュー当時から吉永厩舎所属の馬を多く乗せて頂きました。
しかし、なかなか勝つことが出来ずとても気にしていましたが先月、シンハルカジョウに騎乗させて頂き勝利をあげることができ、とても喜んでいました。
話しによると体調が悪いにもかかわらずなかなか病院にもいかずに仕事をしていたそうです。（いかにも吉永先生らしい）
７月からは勝ち星攻勢に出てすでに近年にない勝利数ペースでした。
厩舎あげての攻勢だったんですね。
しみじみ胸に来るものがこみ上げてきます。

心からご冥福をお祈りします。　合唱。