昨日はピアノのレッスン。
「三つ子の魂百まで」
とはよく言ったもの。
かれこれ40年近く前の癖が、
今も顔を出す。
先生が仰るには、
その頃と今とでは、
曲に対する考え方が違うので、
教え方が違うんだとか。
確かに…
音符の読み方から違う。
「え?」ってことの連続。
そして私の弾き方は、
譜面をなぞるだけで、
音に彩りがない。
それは自分でも分かってる。
「雀百まで踊り忘れず」
子どもの頃から染みついた弾き方は、
そう簡単には抜けそうにない。
雑談の中で、
お菓子づくりの話題で意気投合。
「料理を作るように弾けばいいんよ」
と先生。
音符をなぞるだけでなく、
これをどんな風に料理しようかな…と思えばいいねん。
…って。
なるほど。
今の先生は、
間違えずに弾けたからどうかなんて見ていない。
音の捉え方、手の動き、曲の流れを見ているようだ。
今から
40年近く前の修正にかかる。
面白いな。
生きてる間はずっと学び。