今日は父の祥月命日。
父が亡くなって48年。
もう、
顔すらはっきりと覚えていない。
声は…
父が亡くなったであろう時に、
空から聞こえた私の名を呼ぶ声が記憶にあるだけ。
母を伴って
お骨を納めた一心寺へお参り。
40歳で亡くなった父。
還暦を迎えた私。
言葉にならない複雑な想い。
残酷なことに、父を失っても、
何事もなかったかのように過ぎていく時間。
それが今日まで続いただけ。
息子を父に会わせたかったな。
とても可愛がってくれたことだろう。
不可能ながらいつもそう思う。
今夜は静かに父を想う。