風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

いただきます

2015年06月21日 09時31分20秒 | 心と身体
五観の偈(ごかんのげ)…主に禅宗において食事の前に唱えられる偈文


一 計功多少 量彼来処 :
 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。


二 忖己行 全缺應供 :
 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。

自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。


三 防心離過 貪等為宗 :
 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪など三つの過ちを持たないことを誓います。


四 正事良薬 為療形枯 :
 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。


五 為成道業 因受此食 :
 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。

今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。




食事だけに限らず、
私たちの生活を支えて下さる全ての事物に感謝の気持ちを。






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