河童ペンティアムのススメ

とても安価に入手できるcoppermineコアのペンティアムⅢを搭載したPCの調整方法などを書きます

調整・改造その5 内臓グラフィック

2007-12-27 00:36:03 | Weblog
AGPスロットがなく、内臓グラフィックの能力が弱いのはわかっていました。
とりあえず、ドライバを最新のものに更新してみましたが、さほどベンチの数値も変わらず、体感もできていません。

しかし、劇的な変化が。
ある日、何か調整できる部分はないかとBIOS画面を適当に触っていました。
すると「8MB」という数字が目につきました。
「ああ、これは内臓グラフィックのメモリサイズだな。でもこれ固定サイズだろ」
とすぐにわかったのですが、そこで手元がずれて矢印キーを左右に押してしまったら、なんと数値が動くじゃありませんか。
説明書も仕様書も何もないので、スリムタイプケースはビジネス用だから8MBのグラフィックメモリなんだろ、と勝手な思い込みが先行しておりました。
8MBから最大の32MBにグラフィックメモリサイズを変更してパワーアップ。

また、24bit1677万色フルカラー表示から、16bit6万5千色に負荷を変更。
この二つの効果により、PowerDVDによるDVD視聴時のCPU使用率が60%から40%にまで軽減されました。
何も触ってないときは100%べたつきで音飛びしまくっていたのが嘘のようです。

さて、それなりにグラフィック能力がパワーアップしたので、試しに「グーグルアース」をインストールしてみました。
別にこのソフトを常用するわけではありませんが、見た目のインパクトは最強ですので来客用に見せたりするために使ってみたいと思っていたのです。
なんとなくグーグルアースは、P4以上のCPU+GF2程度のVGA増設が必須だと思っていたのですが、この玩具の代わりに購入したパソコンであっさり動きました。
動かせるとは思っていませんでしたのでこれもまた嬉しいことでした。


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