河童ペンティアムのススメ

とても安価に入手できるcoppermineコアのペンティアムⅢを搭載したPCの調整方法などを書きます

グラフィックボードの増設は

2008-01-06 07:26:32 | Weblog
もう10年くらい前になりますが、私が初めて購入したDOS/V機はCPUがk-6Ⅱの350mhzマシンでした。
当時のこのマシンをOSが98SEで使っておりましたが、やたらファンとHDDの音がうるさく、動作も遅く、しょっちゅう固まるのでストレス全開でした。
で、パワーアップさせようとして、グラフィックボードを増設したら、画面がチラつくようになり、何も操作していないのに突然ブルースクリーンになって落ちたりして散々でした。
そんなわけで、頭にきて、こいつは壊れたんだと足で蹴って、中身のHDDなどを取り外して粗大ゴミにしてしまいました。(で、新しくPCを購入した。)

今から考えると、OSを変えてやって、HDDを変えて、ファンは静音ファンかあるいはファンレス運用、それと電源を変えてやればストレスはかなり消えて使えるのになあと思いながら、どこまで動かせるのだろうか、という実験心が古いマシンを欲する心が動いております。


まあその話はともかくとしまして。
今回はグラフィックボードについての話をしたいと思います。
↑の話で出てきたグラフィックボードですが、今でも所有しております。
で、たまにつけてみたりもします。
ただし、河童マシンにはAGP増設スロットがないので、EmachinesのPCなのですが。
EマシンのPCなのですが、セレロンDの2.8GhzのCPUを搭載しており、あまりCPUの性能が足りなくなることはないのですが、1280×960くらいの動画を再生すると、コマ落ちして紙芝居状態になることがあります。
普段はDVDを見る程度なのでこういう高画質動画は実験の一つとしてしか考えてません。
私はほとんどゲームもしないので、グラフィックボードも必要なく、オンボードでおりますが、一応少しだけ興味もあったりします。
そこで最近のグラフィックボードの情報を見ていたときがありまして、最近のVGAには動画再生支援機能というものがあるということを知りました。
VGAを増設すると、高画質ビデオの再生時にCPU負担率を軽減してくれるらしいです。
そこで、興味をもって、昔のこのVGAを増設してみた次第です。
まあつけてみたのですが、XPの自動インストールした状態では、コマ落ち紙芝居はちっとも改善されませんでした。
昔のVGAだから動画再生支援機能がついてないから仕方ないんだな・・・・と諦めてたんですが、HPでドライバを検索したら、最新Verのドライバがあがっていました。
さっそく試してみると、見事、紙芝居状態だった動画がきれいに再生されました。

というわけで、昔のVGAでもドライバを最新のものにすれば、動画再生支援が受けられるかもしれません。
中古のVGAをK-6Ⅱマシンにつけてドライバを最新にして動画再生支援を受けてたら、どこまでの動画が再生できたんだろうか、とちょっとだけ気になっています。
昔のPCをパワーアップさせると、不可能だったことが可能になる、そういうしっかりとした状況改善が見れるところが楽しさの一つであると思っています。
今のPCだと最安値のものでもゲーム以外のことはほとんど問題なくこなせるから、CPU負担率が60%から40%になるとかのパワーアップをしても、それを実感できませんので。


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