河童ペンティアムのススメ

とても安価に入手できるcoppermineコアのペンティアムⅢを搭載したPCの調整方法などを書きます

リノア(ヒロイン)=アルティミシア(ラスボス)FF8ストーリー考察 

2008-03-01 19:52:34 | Weblog
以前、FF8のMADを作ったときに、FF8の感想などを書きました。
そうしているうちに、少し再プレイしたい気持ちが沸いてきたので軽くプレイしていたのですが、プレイするたびに新しい発見があって楽しめます。
基本的に私は攻略の類を見てしまうと楽しみが減ってしまうと感じてしまうために、あまり攻略法を見ずにプレイするタイプなくせに、面倒くさがってあまり深いプレイをしないので、ゲームの深い部分は理解しきれていないことが多いです。

ですが、FF8はどこか興味を惹かれる魅力があるので、こうして3度目のプレイをしているわけです。
そこで攻略HPなども軽く見ているのですが、そこで気になったのは

「リノア=アルティミシア説」

ネット上では随分前から話題になっていたそうですが、今までこのことを知りませんでした。
最初は、リノアは嫌われてるキャラだというネット上の噂から、ラスボスにしてみたら面白いだろう、と考えた人が垂れ流した面白半分のネタかと思ってスルーしていたのですが、よく見てみるとリノア=アルティミシアはそんなネタではなくて、しっかりと脚本がそれを埋め込んでいることがわかりました。
私個人的には、ほぼ100%確信をもってリノア=アルティミシアだと思っています。
今のところ公式には発表されていませんが、これが事実だとすると、FF8の伏線の貼り方は本当に凄いなとあらためて関心を抱きます。

さて、そういうわけで、私がリノア=アルティミシア説を信じるに至ったいくつかの証拠を箇条書きします。

・EDにほんの一瞬、3枚のカットだけ、アルティミシアのCGモデルが映る。
ゲーム中にはまったく出さずに、EDのほんの一瞬のシーンのためだけにCGを作る意図は?

・歴代魔女の中で、身体に「羽」の特徴があるのは、ヴァリー状態になったリノアの「白い羽」とアルティミシアの「黒い羽」だけ。

・OPにおいて、最初は白い羽のリノアだが、最後のシーンでリノアは黒い羽の中からスコールに向かって抱きついてくる。

・ラスボス戦2段階目において、アルティミシアの浮かぶ仕草が、ヴァリー状態になったリノアの仕草と酷似している。

・Disc2において、リノアとスコール二人きりの状態のときに、「グリーヴァ」の名前を入力させている。これにより、グリーヴァの名前を知っているのは、この世界でスコールとリノア二人きりだということがわかる。
アルティミシアに心を読む能力があると仮定すれば、単に強いものとしての表現として、グリーヴァを出現させたと考えられる。
しかし、脚本を書く立場から考えて、単に強いものとしての表現だけのためにわざわざ名前を入力させるシーンを作るだろうか?

・同じシーンにおいて「いつかこのライオンのように私も強くなりたい」というリノアの発言がある。
ラスボス戦3段階目において、グリーヴァにジャンクションしたアルティミシアの姿は「ライオン」の姿に似ている。
戦闘BGM曲名「Maybe I’m a Lion」

・Disc3において、リノアを魔女封印機から救い出したあと、イデアの家での会話シーンがある。
この会話は、OPシーン、EDシーンの両方にかかってくる非常に重要な伏線のシーンである。
その中でリノアが、「悪い魔女となって、そしてSEEDが悪い魔女を殺しに来る・・・」
というセリフがある。これはOP,EDにはないシーン。
それゆえ、このセリフ部分は、不安になったリノアの過剰な被害妄想話としてスルーしていたのですが、これも重要な伏線であると考えられる。
EDでは、リノアはスコールと出会えたので悪い魔女にはならなかったが、もしもスコールと出会えなかったら、スコールを助けられなかったら、と仮定すると、リノアは魔女としてリノアを守る騎士の存在がいない状態で過ごすことになる。
ゲーム中で何度も言われているとおり、魔女には魔女の騎士がいないと悪の心に染まることになる。
スコールがいない未来において、リノアがアデルのように、悪の魔女となることは十分に考えられるのである。
その場合、その悪の魔女リノアを倒しに来るのはSEED。
そして悪の魔女とは、アルティミシアと名乗るリノアなのである。

・アルティミシアの目的。
ゲーム中ではほとんど語られることはなかったので、わからなかった。
時間圧縮という方法を用いて世界を破壊すること。
なぜこのようなことをするのか?何が原因で何を求めているのか?
悪だから?悪だから全てを破壊することを目的とするのだ、という強引な解釈しかできなかった。
しかしリノア=アルティミシアだとするとつながってくる。
未来において、SEEDに襲われる悪の魔女。
自分が生き延びるために、GFをジャンクションしてSEEDと戦うリノアは次第に記憶を失っていく。
そして戦いに疲れたとき、どうしてこのような戦いの日々を繰り返すことになったのか、という原因追求をし始める。
過去に何かがあったから。
その過去を修正するために、過去が変えられないなら時間圧縮という強い力を使ってでも過去に干渉することを望んだ。
そして過去にきたアルティミシアは、この時代のSEEDと対決することになる。


まあこんな感じでしょうか。
ほかにもいくつかリノア=アルティミシアを感じさせる部分はあるのでしょうけど、今のところ思いつくのはこれだけ。
ただし、スコールがいない未来においてリノアは、自分が悪の心に染まることを警戒して自らエスタの魔女封印装置につながれる可能性もあります。
それをもっと未来の誰かが封印を解いて・・・・やっぱり悪の魔女になるということも考えられる。
色々と想像は広がります。



それとともに新しく謎も浮かんできました。
・アルティミシア4段階目の姿は何を意味しているのか?
下と上と二つの攻撃対象がある。何かを表現しようとしているのだと思う。

・EDはハッピーエンドで終わった。
しかしスコールが寿命で死んだり、事故などで早死にした場合、やはりリノアはアルティミシアになるのだろうか?
そうなると永久ループに陥る。ハッピーエンドは一時的なものってこと?
そうなる前にリノアが魔女の力をほかの誰かに継承すればこのループは防げるはずだが、はたして脚本的にはこのED後、どういう未来を想定しているのか。


その他、新たに見つけたこと。FF3との関連性。
・FF8のワールドマップがFF3のワールドマップに似ている。
・魔女の始祖とされてる「ハイン」だが、「魔道士ハイン」というFF3の敵キャラがいる。
・「炎の洞窟」がFF3とFF8の両方にある。
・「ドールの湖」という場所がFF3にある。FF8には「ドール」という街がある。
・アルティミシア4段階目の出だしの音楽がFF3の通常戦闘曲の出だしに似ている。(これは3だけじゃなくて、FFの戦闘BGM全般に言えることかも?)
・オーベール湖のイベントで、「何もない場所」を指し示すが、あのイベントはもしかするとFF3と関連があるのでは?

というような感じで、FF8はやっぱり魅力の尽きないゲームだと改めて思いました。

FF8の嫌いなところ

2008-02-29 19:25:55 | Weblog
FF8は非常にいいと思うゲームですが、悪いと思うところも多々あるわけで、せっかく再プレイしたので、その悪いと思う部分をまとめておこうと思います。

・戦闘の進行の遅さ。
GF召還エフェクト長い。キャラのモーションが多くて時間がかかる。
もっとテキパキと動いて、結果を早く見せてほしい。
FF10なんかはかなりそのあたりを意識して作られてると思います。
これはゲーム機の処理速度の問題ではなくて、作り方の問題だと思います。

・うかつにレベルをあげられない。
レベルをあげると、敵もレベルを上げてくるシステムなので、逆にプレイ進行が困難になったりします。
また、2回目以降のプレイの場合、HP・力・体力・精神・魔力ボーナスの存在を知っているために、それらのアビリティを取得するまで、極力戦闘を避け続け、カードにして経験値を得ないようにしたりと、非常にわずらわしいプレイ進行をします。
戦闘システムでストレスの溜まるゲームは、本当にプレイが辛い。
何度再プレイをしても、意図的に経験値を得ないようにする作業は億劫に感じます。

・敵からドローする
初回プレイ時には、一部のボス敵からドローしないと得られないGFを、全て取り逃しました。
自力でクリアしてから攻略情報を見て、もう取れないことを知ったときこれはキツかった。
後になってからも取れるようにしておいてくださいと思いました。
そもそもドローが面倒くさすぎます。
2回目以降のプレイではドローなしでも魔法精製に慣れているので、ボスからのGFドロー以外はなくても問題なく進めますけど、初回プレイ時はそんなのうまくできないのでドローに頼りまくりです。
ところがボス戦では、勝つことに必死でドローなんて考える余裕なんてないし、そもそもドローの目的は魔法の取得のはずなのに、何でよくわからないボス敵がGFを持ってて、ドローしなくちゃいけないのやら。
いちいち敵と戦う前に敵が何を持ってて、何を「ぶんどる」「ドロー」するのかを調べてからでないと、やり直しが怖くて戦えない。
こういうストレスのため方をするゲームは未経験でしたし、のちのFFシリーズをするのに軽くトラウマになりました。

・アイテム精製のわかりにくさ
アイテムを取得しても、それが何になるのかが本当にわかりにくい。
たとえば、「スリースターズ」は時空魔法精製でトリプルになるのと、GF能力薬精製でトリプル消費1になります。
しかし初回プレイ時にはそんなのわからない。
何に使うのか不明なアイテムだらけで、いつ使うのがベストタイミングなのかなどと考え出すと、もう手がつけられない。
2回目以降のプレイにおいても、どちらに使ったほうがゲーム進行に役立つのか、攻略情報を知っていても悩むところです。
そんなアイテムがウジャウジャとあって、常に攻略本を片手にしながらでないとうかつにアイテムを使えない。
本を見ながら、恐る恐るアイテムを精製したり、通常使用したりするストレスの溜まるシステム。


以上、非常に大きなストレスを感じる部分。
ほとんど戦闘に関することですね。
新しいものを作るという意欲はすごく感じられますし、技術的にも凄いと思うのですが、これは「失敗」であったと思います。
シリーズ最多売上のFF8は、初めてRPGをやってみた、初めてFFをやってみたという方が多かったはずです。
一応シリーズのほとんどをやっていた私でも、初回プレイ時に非常に戸惑ったこの「失敗」したシステムは、初プレイの方たちには強い不評を抱かせることになったと思います。



以下に書くことはもうちょっとここをこうしてほしいとか感じたこと。

・オカルトファンのUFOイベント、オーベール湖のアイテム取得イベントなどサブイベントのつまらなさ。
つまらない面白いは人によって差があると思いますが、問題視しているのは
「登場キャラクターの出番がないイベント」
というところ。
主役二人以外のパーティメンバーキャラにはセリフがほとんどない。
もっと彼らの特徴がわかるようなサブイベントがほしかったなと。
たとえば、見知らぬ街の人から依頼を受けて、スカラマンガ島に行って、モンスターを倒してきてくれとか。
そこで物知りゼルがスカラマンガ島の場所を語り、セルフィが飛空挺で行くよー、と飛びはね、キスティスが皆に危険性を語り、アーヴァインが大丈夫だよーとなだめる。
そんな軽い会話イベントや、キャラの意外な一面がわかるようなイベント、アイテムの取得だけじゃなく、そういうようなシナリオイベントを重視してほしかったという欲求です。

・シナリオの唐突性。
上記のように、もう少しキャラ同士の絡みのあるイベントを盛り込んでおけば、突然の、登場キャラ全員が実は幼馴染でした、主役がいきなりヒロインにぞっこん性格変更しました、という唐突性の問題が解消されると思います。
いくら好きなゲームとは言え、やっぱりこのシナリオ進行は気になりました。

・ジャンクションの不自然さ
GFを装備する、魔法を装備する、というのはイメージしにくい。
固形物じゃなく、JOJOの奇妙な冒険におけるスタンド能力のようなものといわれてるが、それでも違和感がある。
とくに、パーティメンバーが外れているときでもGFや魔法の受け渡しが出来てしまうのはどうかと思う。
たとえば、ミサイル発射基地イベントでセルフィチームとスコールチームの二手に分かれたとき、リノアが足場が崩れて墜落しそうになってるとき、宇宙にいったときなどなどの場面で、GF・魔法の受け渡しができること。
こういうのを見ると、どうしても ”ただのデータ” としか見えなくなってしまう。
せっかくのシナリオ設定・世界観・雰囲気が台無しなってしまう。

・戦闘における各キャラの個性の乏しさ
上記に書いたジャンクションシステムとの兼ね合いであるが。
全キャラが、どのGF・魔法でも装備できるので、キャラごとの個性がない。
瀕死時のリミット技と、見た目だけが違うだけ。
魔法キャラ、戦闘キャラ、その他特殊系のキャラなど、他のFFシリーズでは個性があるのが当たり前。
これを出すようにしたほうが、人物の性格がより明確に伝わりやすい。
各々個人別に装備できるGFを固定するなどすれば、個性が表れやすく、不自然なデータ移動もなくなっていいんじゃないかと思った。


まあ今のところ思いついたのはこの程度ですのでメモ書き。
カードはどうしても好きになれず、今回もまったくプレイせず。

歌詞を和訳しながらFF10MAD動画を作ってみた

2008-01-27 14:28:02 | Weblog
FF12のテーマ曲「kiss me goddo-bye」に和訳歌詞をつけながらFF10のMAD動画を作ってみました。
FF8の「eyes on me」はアルティマニアなどに公式の和訳歌詞がついてるので楽なのですが、こっちは訳が見つからなかったので、やってみました。
最初は公式の訳がなかったので、英語歌詞だけのせて翻訳はしてない動画をニコニコにUPしたのですが、やっぱり満足できず、すぐに削除してしまいました。

ニコニコ動画にUPした動画
youtubeにUPした動画
youtubeにUPしたものは後から作ったもので、動画を微調整しています。

翻訳をすると、今まで英語で何を歌っているのかわからなかったものがわかるのでちょっと楽しいです。
英語は苦手なのでだいぶ間違ってるところがあると思いますけど、大きな心で見てやってください。
メロディは一度聴いてすぐに気に入りました。
さっそくFF12の動画を作ろうと思ったのですが、素材が今はもってないので作れない。
歌詞を見てると、思ってたより悲しい歌詞だったのですが、これならFF10の内容とあわせやすそうだな、と思ってFF10のMAD動画を作ることになりました。
個人的には2フレーズ目の「Cast all your fears into the sky~」のあたりの歌詞と映像がお気に入りです。なける。
まあ泣けるばかりじゃ暗くすぎると思ったので、ラストにHAPPY ENDな映像を入れてしまいました。
あと、音楽はライブ版です。
なぜかライブ信仰といいますか、リアルタイムの音楽のほうが「良い」というか「好き」というかそういうものがありまして、両方の音源があって音質や音程がさほど変わらないなら積極的にライブ版を聴きたくなる習性があります。

もう一本FFのMAD動画作りたいけど素材集めが大変・・・。

ファイナルファンタジーMAD動画を作ってみた

2008-01-20 15:43:16 | Weblog
もう半月ほど前の話になりますが、MAD動画を作りました。
きっかけはFF8が映ったCD--。(FF10-2EDねた)
というかまあ部屋の掃除してたらFF8のソフトを見かけて、それでちょっと「eyes on me」が聴きたくなって、それだったら音楽を聴きながら動画でも作ってしまおうというわけで作りました。

ニコニコ動画
ファイナルファンタジー8「eyes on me」歌詞付MAD動画
youtube
【MAD】FF8主題歌「Eyes On Me」語訳歌詞付き


このMADは本来のストーリーとはぜんぜん違うストーリー展開をイメージして作っています。
1.別々の場所で流れ星を見る、まだ出合っていないスコールとリノア、二人の主人公。
2.事件が起こり、崖が崩れ落ちリノアが危機に。
3.そのリノアを助けるスコール。そして二人は知り合いとなる。
4.知り合いの二人がダンスを踊る。リノアは助けてもらったお礼のつもりだがスコールは少し迷惑そう。
5.ダンスの合間に、今後おきる二人の運命が描かれる。
6.リノアがサイファーにさらわれ、魔物にとらわれる。
7.スコールがリノアを助けるため、サイファーと対決。
8.巨大な機械の敵に襲われて逃げ出すスコール。
9.そのスコールを手助けする仲間たち。
10.スコールはリノアの居場所をつきとめ、捕われていたリノアをついに救い出す。
11.しかし再会の喜びもつかの間、真の敵ボスの攻撃によって、スコールは貫かれ二人は引き裂かれてしまう。
12.必死にスコールを探すリノア、しかし見つけ出したスコールに反応はない。
13.だが最後に奇跡が起きてハッピーエンド。
というようなストーリーのイメージです。
ニコニコ動画にあげたのが最初に作ったもので、その数日後に少し動画を調整してyoutubeにも動画をあげました。
動画を作ってると、「あーここはこうしたほうがいいような気がする・・・。」という思いが沸いてきて、いつも同じ動画を少し変更して2種類以上作っています。
ニコニコ動画は、youtubeなど他のサイトと違って、動画を見てくれた人たちのコメントがすぐに見れるので、まずニコニコに上げることにしています。
人の意見を聞くと、自分の作りたい動画のイメージなどがより確かに沸いてくるからです。

さて。動画作成についての話はおいておいて。
作って動画を見てたりするうちにFF8について語りたくなりましたので、書きます。
FF8は1999年にPSで発売されたゲームで、FFシリーズの中でもっとも多くの本数を売り上げました。
しかしその内容についてはFFシリーズの中でもっとも多くの批判的意見があったソフトだと思います。
逆に非常に凄いソフトだった、非常にいい内容だったと絶賛する意見も同じくらい集めたソフトだと思います。
つまり賛否両論、FFシリーズの中で、もっとも激しく意見を言いたくなる、そんな感情を揺さぶるソフトだと私は思います。

発売当時はこのCM
[CM][PS] SQUARE FF8 【2月11日発売】 (30秒)

がゲーマーの間ではもちろんのことゲーム機をもってないよ、というような人の間にまで、非常に大きく話題になっていました。
私個人はリアルタイムで見たのは2回くらいしかなかったのですが、CMラストのリノアとスコールのシーンと「eyes on me」のメロディが強く印象に残っています。
他のシーンは今はじめて見た、って感じでまったく記憶に残ってなかったですが。
大きく話題にはなっていましたが、購入にはまったく苦労しませんでした。
何時間も行列に並んだりすることもなく、店頭に行ったらそのまま買えました。
特に行列も見当たらなかったので、「あれ?あんまり売れてないの?」と思ってたのですが、実際には370万本くらい売れたらしいです。
ラクエシリーズだと発売日の行列が話題になりましたが、それと同等以上に売れてて行列がなかったのがちょっと不思議でしたが、まあ当時はそんなことよりゲームをやりたかったです。
で、さっそく封をあけてゲームをやりはじめました。

・・・・・・数時間やってみて・・・・・・・・第一印象は「召還獣のグラフィックうざーーー。ダメージ与えるだけでいいんだよ、なんでこんなポリゴンの絵をずっと見てなきゃいけないんだ。」「でもムービーの絵はさすがにすげーーーー。とくにOPは何度も見てしまう・・・!」
いやまあ話の展開とかは面白いのですが、戦闘が召還獣ばっかりになってしまっていました。
普通の攻撃よりそっちのほうが強力なダメージを与えられるから。
で、最終の4枚目ディスクにいくまで、ほとんど召還獣頼りで戦闘をこなしていました。
正直、ウンザリしました。
ポリゴン演出はどうでもいいし、飽きるし、無駄に長いし、戦闘が嫌いになりました。
最終ボスダンジョンの城についてからは、それまでの召還獣頼りの戦闘方法ではまったく歯がたたなくなりました。
こちらのHPが4000くらいしかないのに、敵は全体に7000ダメージを与えてくるなど一撃で全滅して、「え・・・・これってイベントで絶対負けになるだけで復活するんだよね・・?」なんていう思い込みもむなしく、何度もGAMEOVER画面を見ることに。
仕方がないので、必死にレベル上げとドローによる魔法の強化をしたら、あれよあれよと、おいおい物凄く強くなるじゃないですか。
力の数値が255までしか上がらないから、ダメージ量も255ダメージ増えるだけだろ・・・・とかそんな大して上がらないと思っていたのですが、力の数値が上がるたびに凄まじい強さになっていきました。
それでやっとこのゲームのシステムが少しだけ理解できたのです。
最終ダンジョンに至ってからやっと。
ステータス値の増加はキャラの強化につながる、ステータス値を上げるには、魔法を大量に取得する。
魔法を取得するためには、アイテムやカードを変化させたりする、面倒なドローは補助程度。などなど。
そんなこんなで、ラストダンジョンですったもんだしたあげく、ようやく一回目のクリア。
ちなみにこの段階で、攻略の類の情報は100%見ないようにしていました。
1回目は全部自力でやるのが私のポリシー。
使い方のわからなかったアイテムがイッパイ、召還獣の欄もガラガラ、武器も改造のためのアイテムが入手できなかったので弱いまんま。
1回目をクリアして、このゲームの中身の半分も見れていない、わかっていないと思いました。
そして私の中で、非常に面倒臭い戦闘システムのゲーム、あんまり魅力がない、というか魅力よりもやってて疲れるゲームという評価がくだされました。
ただ、EDは非常によかった。映像が凄い。音楽がイイ!このEDはそれまでの疲れを一気に吹き飛ばす威力でした。

それからしばらくは疲れてたので最初からやり直すことはせず、そのままクリアしたデータを強化して、もうちょっと楽にEDが見れるように軽く触る程度でした。
アルティマニアという分厚い攻略本を買いました。
そこで色々と見ていくと、今までわからなかった、知らなかったことが載っていました。
おお、これはこういうことなのか、あのときこうすればよかったのか、そうかそうだったのか、と目からウロコとはこういうことなのかと思いました。
というかもうちょっと簡単に作ったほうがいいんじゃないの、とも思いましたが。
まあともかく、今までとはまったく違うプレイができるし、ストーリーの2回目も見てみたくもあったので、2回目プレイのスタート。
2回目のプレイでは召還獣をほとんど使わなくなりました。
普通にキャラが攻撃するほうが召還獣より遥かに強くなり、戦闘スピードもずっと早く終わらせることができることわかったので。まあこれは攻略本を見なくてもラストダンジョンでの経験からきてたのですが。
攻略本での恩恵は、強力なアイテムの取得にありました。
これは1回目と2回目では雲泥の差になり、それはそのままキャラの強さの差になりました。
大雑把にいえば1回目のプレイと2回目のプレイで、与えるダメージは5倍、受けるダメージは5分の1。
これだけ情報の有無による強弱の差がでるゲームは、今も昔も体験したことがないです。
まああんまり数をやってないってのもありますけど。
ここらへんに、このゲームにちりばめられた謎の奥深さ、斬新なアイデア、それを最後まで作り上げた技術力などに惚れました。
システムが完全に理解できれば、それまでにないすごく斬新で、かつ飽きない戦闘システムだと思います。
しかし。当時はその目新しさに毎日の発見があって、ドキドキワクワクし、楽しめましたが、何年もたって、システムを忘れた今となってはやっぱり最初なれるまで面倒臭いという気持ちが先にたちます。
ストーリーも音楽も非常にいいと思っています。ですので、気楽にストーリーだけを追いたくてプレイしたいと思ったとき、この特殊なシステムは足かせに感じてしまう。
ここだけはちょっと改良の余地があるんじゃないかと、完全な賛同はしかねるところであります。
シンプルイズベスト。
元々のシステムにシンプルなシステムを追加してプレイヤーが選択できるような形なんかがいいと思ってます。
シナリオ面ですが、当時からなんとなく「いい」と感じてたんです。
でも、戦闘システムこなしたり理解するのに時間が取られ、さらに隠されたアイテムの取得のための謎、カードゲーム、アイテムを使ってみる楽しさ、などに注意が奪われて、一つのお話としての良さを完全に理解しきれていませんでした。

最近ニコニコ動画でFF8のプレイ動画を見ていました。
プレイ動画では、ストーリー部分だけを見て、他の付随部分は飛ばして見ました。
他人のプレイですが、この動画をUPしてくださった方は非常に丁寧に動画を編集されているので、単なるプレイ動画では味わえない楽しみがありました。
また、コメントをつけてくれる方々もシナリオの理解を深める注釈を書いてくれたりしています。

このプレイ動画のPart40

の20分~23分あたりのところは今回みてて初めて知ったところでした。
この伏線は・・・・・最高です。OPとEDの両方にかかる伏線。
当時やってたときは気づかずにスルーしていました。
やるたびに新しい楽しみを提供してくれて、それにまた新たな考えが生まれてくる。
ここの場面はムービーにして印象強く作ったほうがいいと思う。
まあ戦闘システムだけじゃなく、シナリオについても細かい部分で「こうしたほうがいい」と思う部分があります。
いや、まあ何でもいいや。
私はやっぱりこの話の作り方が大好きです。
最初から最後までお気に入りです。
このゲームは、確かに細かい不満点があります。
しかしそれ以上に他のFFシリーズでは味わえない大きな満足を与えてくれたゲーム、というのが私のFF8に対する評価です。


そんなわけで何が言いたいかって。
FF8リメイク希望
これ以外にありません。
PS2か今ならWindows用ゲームでもいいグラフィックのものが作れますのでどうかお願いします。マジで。
でもPS3は勘弁してください(笑

グラフィックボードの増設は

2008-01-06 07:26:32 | Weblog
もう10年くらい前になりますが、私が初めて購入したDOS/V機はCPUがk-6Ⅱの350mhzマシンでした。
当時のこのマシンをOSが98SEで使っておりましたが、やたらファンとHDDの音がうるさく、動作も遅く、しょっちゅう固まるのでストレス全開でした。
で、パワーアップさせようとして、グラフィックボードを増設したら、画面がチラつくようになり、何も操作していないのに突然ブルースクリーンになって落ちたりして散々でした。
そんなわけで、頭にきて、こいつは壊れたんだと足で蹴って、中身のHDDなどを取り外して粗大ゴミにしてしまいました。(で、新しくPCを購入した。)

今から考えると、OSを変えてやって、HDDを変えて、ファンは静音ファンかあるいはファンレス運用、それと電源を変えてやればストレスはかなり消えて使えるのになあと思いながら、どこまで動かせるのだろうか、という実験心が古いマシンを欲する心が動いております。


まあその話はともかくとしまして。
今回はグラフィックボードについての話をしたいと思います。
↑の話で出てきたグラフィックボードですが、今でも所有しております。
で、たまにつけてみたりもします。
ただし、河童マシンにはAGP増設スロットがないので、EmachinesのPCなのですが。
EマシンのPCなのですが、セレロンDの2.8GhzのCPUを搭載しており、あまりCPUの性能が足りなくなることはないのですが、1280×960くらいの動画を再生すると、コマ落ちして紙芝居状態になることがあります。
普段はDVDを見る程度なのでこういう高画質動画は実験の一つとしてしか考えてません。
私はほとんどゲームもしないので、グラフィックボードも必要なく、オンボードでおりますが、一応少しだけ興味もあったりします。
そこで最近のグラフィックボードの情報を見ていたときがありまして、最近のVGAには動画再生支援機能というものがあるということを知りました。
VGAを増設すると、高画質ビデオの再生時にCPU負担率を軽減してくれるらしいです。
そこで、興味をもって、昔のこのVGAを増設してみた次第です。
まあつけてみたのですが、XPの自動インストールした状態では、コマ落ち紙芝居はちっとも改善されませんでした。
昔のVGAだから動画再生支援機能がついてないから仕方ないんだな・・・・と諦めてたんですが、HPでドライバを検索したら、最新Verのドライバがあがっていました。
さっそく試してみると、見事、紙芝居状態だった動画がきれいに再生されました。

というわけで、昔のVGAでもドライバを最新のものにすれば、動画再生支援が受けられるかもしれません。
中古のVGAをK-6Ⅱマシンにつけてドライバを最新にして動画再生支援を受けてたら、どこまでの動画が再生できたんだろうか、とちょっとだけ気になっています。
昔のPCをパワーアップさせると、不可能だったことが可能になる、そういうしっかりとした状況改善が見れるところが楽しさの一つであると思っています。
今のPCだと最安値のものでもゲーム以外のことはほとんど問題なくこなせるから、CPU負担率が60%から40%になるとかのパワーアップをしても、それを実感できませんので。

古いPCのパワーアップ術

2007-12-30 07:40:39 | Weblog
古いPCはそのままでは使用速度が遅すぎてまともに使えません。
そこで色々とパワーアップさせてやると、それなりに動くようになります。
ここでは、そのパワーアップの優先順位について書きます。

パソコンの部品の中で一番高い部品あるいは重要な部品はどこか、と聞かれたら多くの人は「CPU」と答えるでしょう。
ですので、パワーアップというと、このCPUをオーバークロックしたり、あるいは高性能なCPUに乗せかえるということが思い浮かぶと思います。
ですが、CPUをパワーアップさせても体感できる使用速度はあまり変わらないです。

ではどこを変えると効果的かというと、それは「HDD」です。
一昔前の河童ペンティアムなどを搭載したPCは20GBくらいのHDDを積んでいるのが多いと思いますが。
これを最新の500GBクラス以上のHDDか、速度の速いSSDに乗せかえるとびっくりするほどマシンが化けます。
ぜひ一度お試しください。
ベンチマークの数字では伝わりにくい速度アップ効果が得られます。

HDDの次に変えるところは「OS」です。
ハードウェアじゃないですが。
古いPCだとOSが「98」「Me」といった不安定なOSであることが多いです。
何とかして2000かXPのOSを入手して、インストールしてみてください。
古いOSより新しいOSのほうが「重い」という認識がありますが、そんなことはないと思います。
私は河童マシンに「98」と「XP」をデュアルブート状態でインストールしましたが、XPが特別に重いとは思わないです。
2000とXPに変えることは、速度よりもその動作の安定感がいいからです。
OSは一番真っ先に変えるところかもしれませんが、HDDを変えて、新規にインストール。
まっさらな状態は凄くいいですよ。


HDD、OSの次に変えて効果的なのは「メモリ」です。
もし、64MBしかメモリを積んでいないならば、すぐに中古のメモリを購入してメモリを積んでみてください。
128MB,64MBのSDRAMメモリなら500円くらいで入手できると思います。
256MB以上のメモリは少し高価になるので、まずは安価なメモリを試してみてから考えればいいと思います。

HDD、OS、メモリ、の次に効果的なハードウェアは「グラフィックボード」です。
これはグラフィック能力を高める効果もあるのですが、もう一つ効果があります。
それは、たいていのPCはオンボードグラフィック機能になっていて、PCに搭載されているメモリから8~32MB程度のメモリをグラフィック用に割り当てるように設定されています。
ですから、専用のグラフィックボードを増設することは、この割り当てられているメインメモリを開放することになり、それはメモリの増設と同じ効果が得られます。
ただし、AGP増設スロットがないなら、無理してPCI用の増設ボードは使わなくてもいいかもです。高いですから。
もしAGP増設スロットがついているなら、中古で1000円程度のグラフィックボードをつけてみてください。
安価ですが非常に高い効果を得られます。


そしてパソコンパワーアップの最後の手段に「CPU」の交換です。
最後にもってきましたが、まあ効果がまったくないわけとか言うではないです。
ただ、取り扱いの慎重さがあってCPUの交換は手間もかかりますし、元からついていたCPUは完全に無駄になってしまいますので、私はあまりオススメできないと思っています。
ベンチマークの数字はしっかりとあがりますけどね。


まあこんな感じで、古いPCを復活させてみるとまた違った楽しみが見えてくるかもしれません。

妄想パソコン(こんな性能のPCほしい)

2007-12-29 00:13:15 | Weblog
さっきはPCケースとか外側の形の話をしたので、次はPCの性能とか、中側の話をします。
こんなパソコンがほしい、っていう妄想。

パソコンの性能は日々高性能化していっていますので、いつもPCを買い換えたいという欲望が少しはあります。
ですが、あえて古い河童ペンティアムPCを使ってみたことにより、単なる高性能なPCは、たぶん私には満足させてもらえないだろうな、と思いました。
河童ペンティアムを使ったことにより見えてきた、私のほしいパソコンの姿を書きます。


一言でそのPCを表すなら、「固定電話」


まず、求める性能を書き連ねます。
①完全無音。ファンレス&ゼロスピンドル。
②絶対安定。常時稼動。しかし不安定な動作がほとんどなし。
③スカイプで、それなりに余裕をもって動画通信ができる程度の性能。(最低性能)

とりあえずこんな感じで。
無音部分や常時稼動はともかくとして、③のところの具体的なPC性能を書きます。
私のもってる河童ペンティアム800mhz、256MBメモリのPCで、スカイプのビデオ通話を行うと、CPU使用率100%になってとても余裕がある状態とはいえません。
スカイプの推奨する環境をいまちょっと調べていたのですが、見つからなかったので実体験から話をします。
河童PCでは能力不足なので、emachinesのセレロンD2.8GHZ、512MBメモリのパソコンでスカイプのビデオ通話をしたら、こちらでは余裕がありました。

ですので、求める性能は
CPU:ペンティアムⅢ800mhz以上、セレロンD2.8ghz未満。
メモリ:512MB以上。
この程度の性能があればいいと思っています。
今ならまったく贅沢でもなんでもないかなり低性能PCです。

ただし、このパソコンを完全ファンレス・ゼロスピンドルで24時間365日稼動させます。
まあそれでも大したPCじゃないですけどね。
該当するのは、ノートPCなら中古で4万円前後のものならいけるでしょう。
それのHDDをCF変換アダプタでゼロスピンドル化させれば完成です。
デスクトップPCの場合は、ちょっと難しいです。
ファンレス稼動が可能でセレロンD並のそこそこの性能のCPU。
そしてファンレスの電源を揃えないといけない。
まあ無理やりデスクトップを常時稼動させるくらいなら、ノートPCと使い分けたほうがいいかなと思いました。
今はまだファンレス電源もファンレス高性能CPUも一般的じゃないので、改造してまでやらなくてもノートPCでOK。

というわけで、私が望むパソコン。まとめ。
ノートPC。
CPUはペンティアムMの1.4ghzくらいかな。
メモリは512MB以上。
HDDはCFに付け替え。
ファンは完全なしでなくても、高負荷時以外は回らないタイプであればOK。
とにかく無音で常時稼動で安定動作さえしてくれれば言うことなし。
これを電話機のように設置して、スカイプで通話環境とする。
常時稼動なので、ファイルサーバーとしても活躍。


うん、こうしてちゃんと書くと自分の望みが整理されていい。

妄想パソコン(HDDとかいらない)

2007-12-28 14:18:21 | Weblog
今回はちょっと話を変えて、私が考えているこんなPCがほしい みたいな妄想を書きます。

今のデスクトップパソコンで、私が一番いらないと思っている部分は、「光学ドライブ」と「HDDあるいはSSD」です。
この部分を削減するとパソコンの体積が50%近く減ります。



↑このマシンの前半分は必要ない(例としてM-ATXマザーボードを使用しているemachinesPCの画像を使用いたしました)


さらに、PCIバスも今ではほとんどの製品がUSBでも出ているのでなくしてしまいます。
でもVGA増設部分だけは一応残します。


完成。元のサイズと比べて1/3くらいのサイズになりました。






それでは、PCの前半分を削った理由について書きます。
光学ドライブは滅多に使いません。
外付けで十分です。接続方法はUSBやSATAなどが一般的ですが、IDE接続でも無理やりケーブルをのばせば使えると思います。
常時接続しているケーブルを外して、必要なときだけ使う外部接続にすれば、省スペースと省電力になって一石二鳥です。

次にHDD。
こちらについて書く内容がメインです。
HDDやSSDなど大容量記憶デバイスは内蔵するもの、という固定観念があるのですがもういらないということに気づきました。
システム部分として内蔵しておかなきゃならない記憶領域は8GBもあれば十分です。
XPの場合なら、OSとネット閲覧のために必要な各種プラグインなどの必要最低限の容量だけなら約3GB内に収まるはずです。
それにプラスしていくつかのソフトを入れても8GBあれば余裕で環境が整えられます。

で。その8GBのシステム領域ですが、今の現段階では、SSDを使うかCFに変換アダプタをかませて2.5インチか3.5インチのHDDと同じ形状で使用するのが流行です。
しかし、これはスペースの無駄だと思います。HDDを入れるスペースなんていらない。
たった8GBならHDDよりもっと小さなCFや、切手サイズのSDカードがありますから。
SATA接続かIDE接続でCFを変換させてつなげば、プライマリ装置として普通に動作できるはずです。
ちょっと不恰好ですが、3.5インチのHDDみたいなケースにいれず、ケーブルでつないでそのままケースに入れておくだけでいい。
HDDと違って振動とかの影響はないですから。
SDカードでこのような変換ができれば、もう少しコンパクトな感じに。
システムデータ以外の大きなデータやゲームやE-SATAやUSBで外部接続のHDDに入れるか、NASで扱う。
こういう使い方ならSSDの存在価値が薄くなるので、HDDよりも安くなるまでは使う機会が少なくなるような気がします。

というわけでまとめると、光学ドライブとHDDは外部接続が当たり前になる。
システム領域の記憶装置は、変換アダプタを使ってCFかSDカードの小さなメディアを使うようにする。
システム以外のデータは外付け。
ついでにPCI拡張部分もあまり使わないので削っちゃう。
あるいはPCIを削った部分にPCI-E拡張端子をつけてVGA2枚挿し可能なマザーボードがデフォルトになる。
これらによって、今のPCの半分~1/3の大きさだけど拡張性は今のPCと変わらないPCが当たり前状態になる。
そんなPCを妄想しています。




というか、前半分削るだけならPCケースを木とかで自作すればすぐできることなので作ってみたいなあ。


追記
あーそれと電源って上部にあるのは絶対おかしいですね。
下に設置したほうが重心が安定する。

電源を切って


PCの下部に設置


で。
下部に設置した電源からのコードと、IDE・SATAケーブルを前面に引っ張ってきて、外付け(本来は内蔵)の光学ドライブ・外付けHDDを使いたいときに接続する。
こういう形が理想かな。
色々と妄想が暴走していきます。

調整・改造その5 内臓グラフィック

2007-12-27 00:36:03 | Weblog
AGPスロットがなく、内臓グラフィックの能力が弱いのはわかっていました。
とりあえず、ドライバを最新のものに更新してみましたが、さほどベンチの数値も変わらず、体感もできていません。

しかし、劇的な変化が。
ある日、何か調整できる部分はないかとBIOS画面を適当に触っていました。
すると「8MB」という数字が目につきました。
「ああ、これは内臓グラフィックのメモリサイズだな。でもこれ固定サイズだろ」
とすぐにわかったのですが、そこで手元がずれて矢印キーを左右に押してしまったら、なんと数値が動くじゃありませんか。
説明書も仕様書も何もないので、スリムタイプケースはビジネス用だから8MBのグラフィックメモリなんだろ、と勝手な思い込みが先行しておりました。
8MBから最大の32MBにグラフィックメモリサイズを変更してパワーアップ。

また、24bit1677万色フルカラー表示から、16bit6万5千色に負荷を変更。
この二つの効果により、PowerDVDによるDVD視聴時のCPU使用率が60%から40%にまで軽減されました。
何も触ってないときは100%べたつきで音飛びしまくっていたのが嘘のようです。

さて、それなりにグラフィック能力がパワーアップしたので、試しに「グーグルアース」をインストールしてみました。
別にこのソフトを常用するわけではありませんが、見た目のインパクトは最強ですので来客用に見せたりするために使ってみたいと思っていたのです。
なんとなくグーグルアースは、P4以上のCPU+GF2程度のVGA増設が必須だと思っていたのですが、この玩具の代わりに購入したパソコンであっさり動きました。
動かせるとは思っていませんでしたのでこれもまた嬉しいことでした。

調整・改造その4 DVD専用ソフトは凄い

2007-12-27 00:12:39 | Weblog
現状、GOMプレイヤーでDVDを再生するとCPU使用率100%で、カクカク状態で見れたものではありません。
セレロンDの2.8GHZのマシンならGOMプレイヤーでもCPU使用率50%程度で問題なく見れるのですけど。

さて、今回はDVD再生ソフトのPowerDVD VR-Xというソフトを使います。
このソフトは昔、ペンティアム4の1.6GHZのマシンを持っていたときに特価で売ってたものをつい購入してしまったものです。
しかしファンの音などが煩くてとてもじゃないがPCでDVD視聴なんてできませんでした。
DVDプレイヤーを持ってたので、TVで見るほうが迫力もあるし、起動時間も短いし、ってことで今までずっと使わずに寝かせてたものです。
DVD再生ソフトを使うと、各種の字幕や音声などの設定だけでなく、”CPU使用率が下がる”というようなことを聞いたので、使ってみることにしました。
ちなみに、このP4マシンは数年前に熱とか過酷な使用をしてしまい壊してしまいました。OSのXPはもともとこのマシンに使ってたものです。


さて、PowerDVD導入の結果ですが・・・
なんとCPU使用率が60%にまで下がりました。
安定して60%前後で再生できます。
数年の時を経て、このソフトがようやく役にたちました。
これまでのところ、このPowerDVD効果が一番驚きと喜びを与えてくれました。