べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

県人口1万1632人減

2016年12月21日 | 熊本地震関連
中学受験および高校受験の記述を想定しています。入学後に伸びる余地をはかる目的の知識によらない出題です 。新聞記事を読み取り説明をする記述問題です

知識によらない出題や記述は増えていきます。中高一貫校や高校推薦入試では特に、詰め込み暗記中心の受験術でのぞむ受験生に限界を感じています。得点の割に入学後の大きな伸びが期待しにくいからです。学力と一口に言ってもそれはひとつではありません。従来の試験は主に情報の暗記量や処理速度をはかっていました。今後もそれは有利です。ただパソコンやスマホなどの情報技術がそれを肩代わりし始めます。そこでその情報をどう活用出来るかが生身のヒトにしか出来ない仕事になるわけです。受験術を否定しませんが、それだけでは限界があるということです

まずは実際に書いてみること。それから何度も添削してもらい推敲(すいこう)すること。これは知識ではありませんから読み手にわかりやすければ及第です。仕事の現場でお客さんに伝えるのとおなじで文学的表現なんか不要です。説明には、二つ以上を違いやおなじ点で比べる「対比」をおすすめします

解答をみても「なんだそんなのでいいの」と思うでしょう。知識じゃありませんから。でも実際に書くとなると書けません。トレーニングが必要です。暗記に比べ時間も手間もかかります。早めに始めてゆっくりと伸ばしていくチカラです。ただし時間がかかるぶん一度身に付けば生涯失われることはありません。入学後も社会に出てからも伸び続けます


[問い]
以下を読み答えてください。人口の社会減・自然減とはなんでしょうか。初めて聞くひとにもわかるようにそれぞれ説明してください


>県人口1万1632人減 熊本地震で転出増

>県が20日まとめた2016年の推計人口調査結果によると、10月1日現在の人口は177万4538人で、前年からの1年間で1万1632人減少した。減少率は0・65%で、記録が残る1966年以降では5番目に高い水準だった。熊本地震に伴う被災市町村での転出増が影響したとみられる。

>15年の国勢調査確定値を基に、出生・死亡数、転入・転出者数を加減して算出した。

>県全体の人口動態では、県外への転出者が県内転入者数を上回る「社会減」が5840人(前年3286人)。死亡者数から出生者数を引いた「自然減」が5792人(同5219人)で、社会減の増加が目立った。

>市町村別の増減をみると、減少率が最大だったのは南阿蘇村で3・70%。16年10月の人口は1万1077人で、県内外への転出超過による社会減は316人(前年51人)、自然減は110人(同103人)だった。同村によると、東海大阿蘇キャンパスの被災で多くの学生が熊本市に転居したことなどが影響した。

>また、被害が甚大だった益城町は3万2500人で、前年の0・88%増から一転して3・31%の減少%の減少。社会減は1083人、自然減は28人だった。

>熊本市は0・16%減の73万9606人。社会減は1394人、178人の自然増だった。

>一方、人口が最も増加したのは合志市940人、最も減ったのは天草市の1649人だった。(ここまで引用)

くまにちコム 2016/12/21


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