へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

信州そばアカデミー「実践講座・基礎コース」の2回目

2017年06月04日 | 日記
昨日のこと。
C圃場の草刈りをしていて、草生帯にヒバリの巣を発見。


草刈りしてすっきりした草生帯

しかもかわいい卵が4つ。


自然農法の畑ならではの光景に心も和みます。

そして、日曜日の今日は、そば基本コースの2回目です。
1回目は、そばにまつわるお話とソバ打ちのデデモンストレーションでしたが、
2回目の今日は、そばにまつわる「遠足」でした。

朝、塩尻の本部道場に集合したのち、大型バスに乗り込み出発です。
総勢22名の団体旅行?

旧中仙道をひた走り南木曽路に向かいます。
旧中仙道沿いの宿場町、奈良井宿、本山宿を過ぎていきます。
一瞬、御嶽山が見えたのには興奮しました。

江戸時代、宿場の条件が3つあったそうです。
本陣と庄屋と問屋の3つ。

当時武家の身分と生活は保障されていましたが、
本陣や宿場、問屋の生活は保障されておらず、
つぶれて無くなる宿場も多かったそうです。

ちなみに、本陣の近くには必ず高札場というものが設置されていたそうです。
江戸幕府からのお達しを伝えるためのものとか。

木曽で最も栄えた場所は木曽福島という所で、ここには関所が設けられていたとか。
入り鉄砲と出女(でおんな)というように鉄砲と女の出入りを監視していたとか。

特にこの辺りは出女の監視を厳しくしていたとか。
大名の奥方は江戸に人質に取られていましたが、その奥方が江戸を抜け出して国元に帰るのを厳しく監視していたと。

この後、そばとの関係が深い漆器(木曽漆器)の見学


30万円のケヤキのこね鉢


漆って木だけでなく、金属やガラスにも塗れるんですね。初めて知りました。

阿寺渓谷を散策したり



後ろに木曽駒ヶ岳や宝剣岳が見えます。

その後、そば切りという言葉が日本で最初に使われた文献が見つかった定勝寺というお寺を見学。









派手さはないが趣のあるお寺です。
なんでも桃山時代の建築で、国の重要文化財に指定されているとか。
ただ、肝心のそば切り文献はどこにいってしまったのか、見つからないそうです

バスの中で、「そばもん」という、そばをテーマにした漫画があることを知り、
帰ってきて、さっそくTSUTAYAでとりあえず10巻レンタル(^^)

他にも書きたいことはたくさんあれど、寝る時間とあいなりました。

次回のそば基本コースは7月23日。
そばの種蒔きをやるそうです。(秋ソバの夏播き)。

やっと農とそばがつながる。楽しみ。