高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

基本は過去問でしっかり身につけ、応用力のチェックは予想問で・・・。

2018-11-03 09:50:27 | H25~30 うかるぞ直前予想問題
宅建業法は、今年は非常に解きやすかったといいました。

答えが、過去問より基本的な内容(?)が問われていたからです。

その典型的な問題ですが、問36肢3、しかもこれが正解肢でした。

「3 宅地建物取引業を営もうとする個人Cが、懲役の刑に処せられ、その刑の執行を終えた日から5年を経過しない場合、Cは免許を受けることができない。」

これは超基本ですから、この程度の問題は、予想問では決して作問しないと思います。

簡単すぎるという批判がでるからです。難しい(過去問程度の)という批判はいいのですが、易しいのは過去問でもチェックできます。

免許の基準の問題で、仮に四回分の4問作問するとしても、この程度の基本は、過去問でしっかり身につけてもらうべきなのです。

予想問では、それを駆使して応用問題を解いてもらい、それがついているかどうかのチェック、さらにプラスαの力をつけてほしいというのが、予想問の趣旨なのです。

 予想問なら、難易度順にあげるとすれば易しい順に・・・

  第1:罰金の方で作問する・・一定の犯罪になるから
第2:個人ではなく、より複雑化する法人の役員か政令で定める使用人で作問する
第3:懲役でも、執行猶予付きで作問する
第4:いつから5年かを作問する・・・取消になると複雑になるから

この4問をきくことで、基本も応用もついていいるか、チェックできるでしょう。

免許の基準は、1問でるかどうかですから、予想問では、数多く作問できないので、応用しか出せないのです。

もちろん、予想問も50問全部応用ではありませんので、誤解しないようにしてください。

多くても50問中20問程度です。気持ち的には、大部分は権利関係と業法が多いでしょう。

免許の基準では、今年の予想問では、本試験の基本内容ではなく、上記第1から第4で予想問を作りました。

もちろん、これが解けると言うことは、本試験レベルの問題を前提にしているため、それもチェックできるはずです。

それは、解説も読んで頂ければ良いかもしれません。解説では、基本から詳しく書いてあるからです。

ぜひ、問題だけ解くのでなく、解説込みで判断してほしい。

ですから、間違えても良いのです。解説を読んで、ミスを訂正してもらえればよいのです。

今年の本試験の問題は、特に法令も宅建業法もこのような基本内容の答えを求める感じの作問をしています。

しかも、形式的に難しくする個数問題も半分になりました。

今後は、予想問を一回やって自分の弱点がわかったなら、それをしっかり詰めてほしいと思います。

これまで出した予想問にも、コメントをもらっていましたが、それで弱点を克服して合格した人も多くいます。

今年は、予想問を十分につめなくても、ある程度得点できた点、予想問の効果があまりなかたっと年になってしまい、残念でした。

来年は、難しくなると思いますから、出題されるような応用問題をきっちり作ります。お待ち下さい。

また詳しい情報があればお知らせします。

では、また。


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