高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

今年の宅建試験問題に“さらにさらに”もうひとこと・・。

2011-11-25 00:00:53 | 宅建試験 総括
やはり、一度信用を失うとダメですね。

これまで、まあいいかと思っていた点も、この際、ここで膿を出しておきましょう。

試験委員の人も私のブログを見ていると思いますし(?)、いま事業仕分けで精査されるかもしれませんので・・・(なにやってんだてな感じで)。

実は、まだあるんですよ。今年の問題でおかしな点。指摘しますね。

受験生の人は、きっと試験中“あれ”と思ったはずです。

まず、問1の肢1ですが、この問いは、正しいものはどれかで、肢1は×でしたね。

錯誤の問題です。
・・・・・・・・・・・

Bは、甲土地は将来地価が高騰すると勝手に思い込んで売買契約を締結したところ、実際には高騰しなかった場合、動機の錯誤を理由に本件売買契約を取り消すことができる。 ・・・・・・・・・・・

で、しばらくすると、問8にきて、“あれ”と思います。あ、これ新傾向の問題でしたね。

この問題は、4肢の内容はすべて正しいのですが、ひとつだけ視点が異なっているものを探せでしたね。

以前、解説しました。これ、行政書士試験を予想しようということで取り上げましたが、記述式でこの視点がズバリでましたね。

それは、また詳しく書くとして・・。

・・・・・・・・・・
問8 AがBに対して金銭の支払いを求める場合における次の記述のうち、AのBに対する債権が契約に基づいて発生するものはどれか。

3 Bは、B所有の乙不動産をAに売却し、代金1,000万円の受領と同時に登記を移転して引渡しも終えていた。しかし、Bは、錯誤を理由に売買契約は無効であるとして、乙不動産を返還し、登記を戻すようにAに求めた。これに対し、AがBに対して、1,000万円(代金相当額)の返還を求める場合。
・・・・・・・・・・

おそらく、私も感じたのですが、また錯誤か、確か前に(問1ですが)あったなあ、と感じて試験中は解いていたと思いますね。

まあ、同じ論点が出てくること自体があまり良くないのですが、ココで問題なのはどういう点かわかりますか?

問8は、内容は間違っていないですよね。間違っていたら、問いに答えられないからです。

そうすると、「錯誤→無効」といっていますね。

でも、問1は錯誤は“取り消せるか”と正誤を聞いているんですよ。

おかしいですよね。答えが、別の問題にあるということですから。

知識がなくても、問8から、解けるじゃん、となりませんか。これ試験でなくなります。

だから、今回の試験問題は、こういう心が通っていないというか、神経が通っていないというか、まあプロの作り方ではないといっているんです。

こんなことは、予備校ではないだろうし、出版で予想問題を作るときにも、同じ回でだぶらない、そうならないように気を遣っていますよ(一応)。

今年の試験委員どうしたんですか。責任ものですよね。ホンと今年は、問題多い・・。

これで、合格点が37点とか38点とか、なったら怒りますね(私は)。

統計上は、36点(問48で1点加算しても)あたりで、落ち着きそうなんですが・・ね。

それでも、高いか。

どうなることやら。不安は尽きません。胃がだいぶ弱りました。

では、また。

※気晴らしに読んで欲しい本、上記法律脳養成読本をよろしくお願いします。

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表まであと1週間です・・。

2011-11-24 00:04:07 | 宅建試験 総括
先の宅建試験問48ですが、正答率は6割程度あるみたいですね。

いろいろな予備校の統計をみているとです。

ですから、これによって、合格ラインがもう少し上がる可能性も出てきます。

18万人受験したとして、その4割は7万人もの人が一気に1点上がるわけですから。

これは大変なことですね。100%正解の問題ということですから。

僕の周りをみてると、34点、35点、36点の人多いんですね。

この点数の帯にたくさんいるということですから、やはりあと1週間で合格発表ですから、待つしかなくなりましたね。

より良い結果となりますように。

このことが気になり、仕事もなかなかはかどらなくなりました。

しょうがないですが・・。私も、もうジタバタしないで待ちましょう。

では、また。

※上記掲載本 法律脳養成読本

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重大発表が・・(適取から)。

2011-11-23 00:06:38 | 宅建試験 総括
急に寒くなったり暑くなったり、天候も、私の弱いお腹も調子が悪い日に、もっと調子が悪くなる発表がありましたね。

やはり、今年の問題作りはおかしかったですね。決定的なものが出てしまいました。

これまで、問27肢2とか、問42の肢ウ、について述べてきましたが、それでも言い訳がききました。しかし、今回のはききません。

それは、問48肢2の内容です。肢は、正しい内容ですから(誤りなら言い訳ができた?)、とうとう適取から、すべての受験生を正解とするとの発表がありました。

以下、問題です。

・・・・・・・・・・・・・・・・
2 平成23年版土地白書(平成23年6月公表)によれば、平成22年の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で115.4万件となっており、対前年度比2.2%減とここ数年減少が続いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・

どこがおかしいか、対前年度比→対前年が正解ですね。年計での問題ですから。ということでこれはそもそもおかしいので、全部誤りとなって正解がなしとなってしまいますね。

合格発表前ですが・・・大変なことです。

もう他には、何か事件が起きないでしょうかね。心配だ。

市販の予想問題でのミスでも、とんでもないのに(たまにありますが・・すいません)、しかし、国家試験であるとなると重大さが違います。

下手をするとこれで不合格で1年棒に振る人もでてきますから。死活問題ですからね。

試験委員は、しっかり、やってほしいです。校正だって、十分な税金を使ってやっているわけですから、予想問題での著者校正はほとんど・・・ですからね。

となると、合格ライン37点というシナリオでしょうか。悪い予感が。

このような重大発表は、やっぱりいいものがいいですね。

ますます、大変な年になってしまいました。あとは、もう覚悟を決めて発表まで待つしかないですね。

では、また。

※上記掲載本 法律脳養成読本

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の行政書士試験の分析は・・。

2011-11-22 00:15:45 | 宅建試験 総括
大原さんが、毎年試験分析を行ってくれています。
今年も、発表されました。

それを見ると、今年はここ5年間比べてみると、得点率が異常に低いですね。

これが発表される前は、去年より簡単だった、という声をよく聞きました。

実際に、受験した生徒達にも聞くと、昨年より簡単だったのではないかということでした。

もちろん、講師として難しいな、と思っていても意外と受験生は得点できることもあります。逆も・・。

今年の宅建試験も、それほど簡単ではないぞ、と思っていたら、統計上は昨年より平均点が1点も高いという結果になっているケースが多いですね。

ですから、この大原さんが提供している結果を見ると、今年はここ数年で最も難しい年になっているということですね。

統計上からすると、この分だと合格率は4~5%くらいに予想できますね。

これだと、記述も甘めにつけてもらえるンじゃあないでしょうか。

こういう年に180点以上とれた、さらには200点を超えたという合格者は、非常に自信を持って、今後の活躍を期待できるのではないでしょうかね。

自信をもってね。

自分に自信をもてるということは、いろいろな職業にこれから就いたとしても、思い切って仕事にあたれることもできますからね。

そういう、この私もそうでしたよ。99点と100点、この1点の壁がすごく自信の差に違いがあるような気がします。

宅建なら、29点と30点の1点の壁ですか・・。

大原さんの分析結果で、発表が楽しみになってきた人が、1人でも多いことをのぞみます。

では、また。

※ドラママさんへ

ぜひ、気兼ねなく投稿してください。

さて、行政書士のテキストの件ですが、そのような話がきつつありますが、実現はまだ未定です。少なくても、H24年度版はもう難しいですね。H25年度向けて、私も打診してみるつもりです。

今後もブログ応援よろしくお願いしますね。

※上記掲載本 法律脳養成読本

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新規“出版”のお知らせ・・・です。

2011-11-21 00:00:00 | H23・24 過去ログ
これまで、宅建の出版を数多く出してきましたが、普通“資格本”には、テキスト+過去問+ドリル(1問1答など)+まとめ本(テクニック本など)+予想問題、などがありますね。

実は、単発では、ドリル分野は書いてませんが、いずれもこれまで書いているんです。

そうなんです。

そうみるとすごいのですが、実は読者の皆さんが力をつけて頂くには、テキストがあって、それをさらに過去問集で実践できるようになっていて、さらにそれを予想問題でしっかり確かめられ、そして自信をつけてもらい、受験して、合格へ、という流れだと思いますよね。

平成23年は、その中で“過去問”と“予想問題”は出したことは皆さんご存じでしょうが、肝心なテキストは出していません。

これ結構、マズイですよね。中途半端で効果半減です。

もちろん、シリーズ本でしたので、他の人が書いたテキストはありました。でも、それを読んでも私の過去問とはうまくつながっていませんでした。

ですから、今回は他の出版社の力を借りて、3点セットを出すことになりました。

3点セットとは、テキスト+過去問+ドリルです。出しますよ。

予想問題は、他の社(これまで通り「週刊住宅新聞社」)ですでに出ることが決まっていますから、それを入れれば4点セットとなります。

すでに、入門書(これも週刊住宅新聞社)は出版していますので、宅建における“高橋克典ワールド”をお届けできるようになりました。

安心して、テキストから勉強して頂けるんです。すごくうれしいです。

そのため、責任も重大です。身が引き締まる思いです。

でも、良い本ができたと自負しています。

これらの本を出すためには、生の声をいろいろ取り入れました。特に、協力してもらった生徒には感謝しています。

今回は、テキストの紹介ですが、そのテキストのタイトルは「宅建110 番 スイスイLIVE 講義」という名前に決まりました。

左側には、板書を、右側には、私の講義を書いて、なるべく私の講義がお届けできるように工夫しました。

また、これを読んで、宅建の受験生のみなさんに元気(?)が出るような内容になっていると思っています。

本当は、生講義を受けて頂けるのが一番なんでしょうが、全国の皆さんへ講義は物理的にできません。ですから、この本で。

このテキストですが、遅くても1月中旬には全国の各書店に並ぶと思います。ぜひ、楽しみにしていてください。

これから勉強される人へ、また合格された方も身近で勉強する人に紹介して頂ければうれしいですね。

また、詳細が決まりましたら、お知らせします。

では、また。

※上記宅建入門書は、「不動産取引の法律入門―図表・イラスト・写真で分かる(週刊住宅新聞社 (著)」です。ちなみに、私の名前で出版していませんので、注意してください。

にほんブログ村 資格ブログ 行政書士試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 宅建試験へにほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする