切れるオヤジ

今日、電車に乗ってると車掌さんのアナウンスが間違っていました。
「次は○○～」って。その駅は私が乗った駅。もう過ぎてますよ～。

私の聞き間違い?　と思ったのですが、乗り慣れているので
次は違う駅だとわかっているので、まっ、いいか～なんて
思っていました。

アナウンスをして車内に入ってきた車掌さん。
どうせ、３分ほどの距離だからすぐに
車掌さんのスペースにもどってきました。
ドアを閉めようとしたそのときです。
一人のおじさんが「こら、お前、今、なんてアナウンスした」
と前のほうの車両から走ってきて、お怒りの言葉を投げつけました。
一瞬、若い車掌さんはひるんで「えっ」としか答えられません。
そのおじさん、車掌室に入り込むような勢いでさらに
「○○言うたやろ、真面目に仕事せんかい！　なにしとんねん」
と、次から次にきつい言葉を投げつけます。
車掌さんもしっかり「申し訳ありません」と謝ればいいものの
「はっ、はい」とかはっきりせんの。

おじさんの怒りはパワーアップ。
もし、ここで乱闘でも起きたらどうしよう…と
車掌室のすぐ近くに座っていた私はドキドキ。
お客さんも少なかったし、止めるには怖すぎと思っていたら
言うだけいったらすっきりしたのか、あとは
憮然とした表情のままでしたが、おじさん黙りました。

次の駅でそのおじさんも私も降りたので一件落着か…。

まさに切れるオヤジでした。
あの怒りは正義感からなのか、はたまた虫の居所が悪かったのか。
確かに間違った車掌さんも悪いけど、
あんな言い方せんでも…。「間違ってましたよ」でいいんちゃうん。

あの車掌さんはもしかしたら自分の間違いを反省する前に
「あのくそオヤジ」って思うかも…。

以前、えずくライオンとして掲載した写真の
連続バージョン。これはちょっと怒っているライオンに見えます？