1週間出張でボルチモアに行ってきました。うち3日は下水道モデリングソフト、InfoWorksの研修です。良かった点は講師が実務経験のあるエンジニアだったこと。少々ひねくれた質問をしても、分かる範囲できっちりとに答えてくれたのが良かったです。もうひとつはネットワーキング。他社の若手エンジニアと、いろいろ関わっているプロジェクトの話ができたのは収穫でした。
ところでInfoWorks、すごいところまで来ています。すでにGIS的な要素もどんどん取り込んでいるし、検索・選択機能はわざわざこんなところまでというほど丁寧に作っています。下水管数千本の解析をするのだから、知っていたらありがたいのは確かです。
コンサル的に考えると、便利なモデルがあって、使いこなせること、そして数学的なバックグラウンドをできるだけわかっていることが大事なのでしょう。でも研究者的に考えると、ここまで手取り足取りやってくれるモデルが世の中にあって、自分でモジュールを付け加えたりして改良する余地もないのはなんか空恐ろしいなあと。
どこまでモデルが精緻に、そして便利になったとしても、モデリングのセンスが重要なことはこの先あまり変わらないと思います。でもモデルを開発する面白みみたいなものは、ほんの一部の人にしかできない楽しみになってきているのかなあとちょっとさびしくも思った3日間でした。
ところでInfoWorks、すごいところまで来ています。すでにGIS的な要素もどんどん取り込んでいるし、検索・選択機能はわざわざこんなところまでというほど丁寧に作っています。下水管数千本の解析をするのだから、知っていたらありがたいのは確かです。
コンサル的に考えると、便利なモデルがあって、使いこなせること、そして数学的なバックグラウンドをできるだけわかっていることが大事なのでしょう。でも研究者的に考えると、ここまで手取り足取りやってくれるモデルが世の中にあって、自分でモジュールを付け加えたりして改良する余地もないのはなんか空恐ろしいなあと。
どこまでモデルが精緻に、そして便利になったとしても、モデリングのセンスが重要なことはこの先あまり変わらないと思います。でもモデルを開発する面白みみたいなものは、ほんの一部の人にしかできない楽しみになってきているのかなあとちょっとさびしくも思った3日間でした。