今回辿った道

今回の旅行で辿ったルートをオレゴン州側とワシントン州側に分けて紹介しておきます。
２００９年６月２３日から７月２１日にかけて行って来ました。

ポートランド・エアーポートからＭｔ．フッドまで。

６月下旬のオレゴンコーストはウインドブレーカーが必要なほど寒かったです。
風光明媚なところなのですが日本人旅行客の少ないところでした。

クレーターレイク国立公園の朝夕はとても寒いです。薄手のフリースを着用しました。
旅行期間中、唯一蚊に悩まされたところです。大きい蚊が沢山いますので防虫対策をしっかりしましょう。日光も非常に強いので日焼け止めもお忘れなく。



Ｍｔ．フッドからポートランド・エアーポートまで。

ノスカスケード国立公園はパスしてもいいかなと思いました。
その分、オリンピック国立公園に日数をかけたほうがいいでしょう。
今回寄れなかったところがいくつも有りそうです。

マウントレーニエ国立公園は、大洪水後の災害復旧がまだ終わっていない所がありますので現地の情報をよく確認する必要が有ります。

Ｍｔ．セントヘレンズ国定公園は期待以上に美しいところでした。

オリンピック半島へ

ノースカスケード国立公園を東西に横断している州道２０号を西進し大きい橋を通ってウィッビー・アイランドに渡る。
この島は米国で最も長い島です、島の中央付近にあるキーストンからオリンピック半島の北東端に位置するポートタウンゼンドに渡ることが出来ます。

キーストンKeystoneのフェリー乗場は驚くほど簡素な造りでした。
見た目には不安な桟橋ですが、実際使ってみるとこれで十分だと思いました。
運賃は驚くほど安くて１３．７５ドル（約１、３００円）。
逆に日本の運賃はどうして高いのでしょう？　大間ー函館：１６，０００円


スクイム Sequim

北アメリカ最大のラベンダーの栽培量を誇るところです。
毎年７月中旬になるとラベンダーがあちこちに咲き乱れ、ラベンダー・フェスティバルが開催されます。屋外に設置されたマーケットでは、花やそのエキスで作られた石鹸やシャンプーなどが並び、沢山の観光客が訪れる一大イベントです。
イベント開催より１週間早く訪れたのでお花だけの紹介ですが。

カスケードループにて

ウィンスロップ Winthrop

ノースカスケード国立公園内には泊まるところがないので東側にあるこの町がゲートシティとしてよく利用されます。
古い写真をもとに西部劇風の町を再現したというかわいい町です。


宿の庭に咲いていた桔梗


州道２０号線沿いに咲いていた花々
この道は、ノースカスケード国立公園の真中を横断している山岳道路です。

マウントフッドより MT.Hood

マウントフッドの写真は７月５日に現地から
「オレゴン＆ワシントン州の旅」にアップロードをしておりますので今回は未投稿画像のみアップします。

ティンバーライン・ロッジ
マウントフッドの中腹に建つ人気の高いロッジです。
正面玄関のテラスに日の丸が揚がっていました。
冬はこのテラスが１階入り口になるようです。


お花の少ないマウントフッドですが
ミラーレイクへ行くトレイルには沢山咲いていました。

シャクナゲ


ベアーグラス


ルピナス

クレーターレイク国立公園

クレーターレイクの写真は７月２日に現地から
「オレゴン＆ワシントン州の旅」にアップロードをしておりますので今回は未投稿画像のみアップします。

クレーターレイクにやって来て、初めて目に飛び込んできた景色です。
その色の美しさに思わず息を呑んで佇んでしまいました。
この美しさはカメラではとても表現できない！
この美しさは自分の目で見て五感で感じ取る以外にないだろうと思いました。


湖を周回するリムドライブにはまだところどころに残雪があり、雪の無い路肩にはインデアンペイントブラシが鮮やかな色をして目を楽しませてくれました。


リムドライブにて
Ｓｋｙ　Ｗａｙ？　ちょっと不思議な感覚に襲われました。


紺碧の空のよう！
リムビレッジから湖面まで１時間ほどで降りれるところが１箇所だけあります。

クレーターレイクＮＰに向かって

オレゴンコーストのクースベイCoos Bayを発ってRoseburgを経由してクレーターレイク国立公園に向かいます。
今回は道中、州道１３８号線で印象に残った景観を紹介します。

道路に沿って綺麗な河が流れていたので昼食がてらに休憩しました。
沢の音を聞いているととても気持ちがよかった。
後で川の名を調べてみると Clearwater 、しごく納得。

釣りをしてみたいな、大きい魚が釣れそうです。
ブラビの「リバー・ランズ・スルー・イット」を思い出します。


静かな湖がありました。


Mt.Bailey
手前に見えるのは Diamond Lake
ここにはロッジやキャンプ場がありオールシーズンのレクレーションエリアになっていました。いつか機会があれば訪れてみたいところです。


Mt.Thielsen
ダイヤモンドレイクから眺めたものです。

オレゴンコーストー３

デビルズ・パンチ・ボウル　Devil's Punch Bowl

波が岩を浸食し洞を広げていき、その天井が崩れたため、現在見られるような巨大な穴になったそうです。
穴の底に人が入っているのでその大きさが分かると思います。


かわいいエスプレッソのお店


人の手が入っていない河口って綺麗ですね！
公害の無いゴミひとつ無い美しい光景に感動しました。


フローレンスにて
Oregon Dunes National Recreation Areaには広大な砂丘が広がっていて、
そこでは誰でもサウンドバギーを楽しむことができます。
ジェットコースターに乗っているようなスリルがあり全身砂まみれになっての楽しい？恐い？乗り物です。

オレゴンコーストー２

キャノンビーチ　Cannon Beach

オレゴンコースト北部で人気のビーチリゾートで、
シーサイドとはエコラ州立公園を挟んだ南に位置します。
海岸にあるヘイスタックロック Haystack Rock は高さ７０ｍあり
世界で３番目に高い１枚岩だそうです。
潮が引いて広大な砂浜が出現しており、歩いていくことができました。
岩肌にはビックリするほど大きいヒトデが貼りついていました。


ニューポート Newport

オレゴンコーストで最も賑わうところですが
太平洋側の広大なビーチは人影も無く静かなビーチでした。




ヤキーナ岬 Yaquina Head Outstanding Natural Area

ニューポートのすぐ北５マイル
灯台では灯台守の格好をしたガイドが説明してくれます。
崖下ではアザラシが日向ぼっこをしていました。

オレゴンコーストー１

オレゴン＆ワシントン州の旅（旅程：０９年６月２３日から７月２１日）で紹介しきれなかった部分の追補版です。

シーサイド
コロンビア川の河口から２０ｋｍ程南に下がった所にあるオレゴンで最も古いビーチ・リゾートです。
小さなブティックやショップが並ぶかわいい町です。


１８０５年大西洋に到着したルイス＆クラーク探検隊が、塩を作るためにここでキャンプを張ったという記録があることから、ルイス＆クラーク探検隊の最終到達点とされています。
『プロム』 の中心にルイス＆クラークのブロンズ像が建っています。


ブロンズ像の前に広がる砂浜


広大な砂浜では、水泳やサーフィンが楽しめますが寒流の影響で寒い。

ポートランドと周辺ー２

ポートランド周辺の多くの景勝地の中から近くて風光明媚な
コロンビア渓谷を紹介して「オレゴン＆ワシントン州の旅」を終えたいと思います。
ここはコロンビア川を見下ろしながら走るカーブが連続した旧道ですが、道路沿いには大小の滝が点在し美しいところです。

シャンティクリアポイント
コロンビア渓谷の風景が一番素晴らしく見える場所として有名なところです。
右の断崖の上に見える建物がビスタハウスです。
この建物はオレゴンへの道を開拓した人々の記念碑として1918年に建てられたものです。
１０年ほど前に訪れたときは人のいない荒れ果てた寂しいところでしたが、２００６年に修復工事が終わり歴史展示コーナーや売店が作られて、観光バスも来て大変賑わっていました。


ラトレル滝
落差７５ｍ


ブライダルベール滝
花嫁のベールに似ていると言われている


ワーキーナ滝
先住民の言葉で「最も美しい」


マルトノマ滝
落差１８９ｍ、全米で５番目の落差。
ここも以前は人が少なくて落ち着いてみることが出来たのですが、今回は凄い観光客でした。