すでに面は割れているとは思いますが(笑)。
やはり「これ」に戻ってきました。
復活のV4サウンド!VFR800Xクロスランナー!!

今年に入ってVFR1200Fのタイヤ・ブレーキパッド・オイル交換をして今シーズンに備えました。その時はまだまだ1200Fに乗るつもりでした。
が!そのすぐ後にたまたまVFR800Xに乗る機会があり・・・まぁわかってはいましたが乗ってしまったら終わりな訳で(笑)。
それでも随分と悩みました。ツーリングをするバイクとしては1200Fに何の不満もありませんでしたから。勿論飽きた訳でもなく。
しかし未熟な僕がついていけませんでした。
このブログを昔から見て頂いている方はご存知だと思いますが僕は左手首の腱鞘炎&腰痛持ちのヘタレなライダーな訳であり。
ロングツーリングの帰路につく頃にはクラッチの一握り一握りが過酷な試練な訳であり。
そう、1200Fは何も悪くありません。僕自身の問題です。
だから売却は相当な覚悟でした。事実納車待ちのワクワク感よりも1200Fを売却した喪失感の方が上回っていますから。今現在も。
しかしあの痛みに耐えながらこの先も旅をすることに限界を感じ今回の乗り換えを決意しました。
最後まで1200Fに乗せられていました。最後までアイツを乗りこなすことは出来なかったなぁ。
これからは身の丈に合った相棒で旅をすることにします。・・・800Xでも身の丈に合っていないような気がしますが(汗)。
さて新たな相棒にVFR800Xを選んだ訳ですがコイツを選んだ理由はいくつかあります。
スペック・性能・装備などはホンダのHPを見ればいくらでも記載されていますのでここでは割愛します。
リッターオーバーという僕にとってオーバースペックではなく丁度良いミドルクラスであると言う当たり前なことは置いておいて・・・。
まずはライディングポジション。
1200Fは前傾がキツイとは言えませんが手首&腰を痛めている僕にとってはあの適度な前傾ですらツーリング後半は苦痛に感じてきます。
それに比べるとこのポジションはまさに天国。上半身は疲れ知らずな旅が出来そう。
付け加えて上体が起き視点が高くなったおかげで遠くまで、なおかつワイドな視野になり景色を存分に堪能することができそうです。
しかしまぁ今までの経験上このポジションはケツが割れます(笑)。でもこのポジションなら立ち乗りでもして乗り切れそうかな?
そして「クイックシフター」の存在。(純正オプション)

シフトアップ時のみですがクラッチを握らずギアをブチ込めます。
まだまだATには乗りたいと思わない、でも腱鞘炎がツライ・・・そんな僕にはピッタリの商品じゃあ~りませんか!
シフトアップ&シフトダウンを基本通り行うことを前提とするならば単純計算1回のツーリングでクラッチを握る回数が半分になります。
勿論お好きな人はクラッチ操作をしても構いませんよ(笑)。ついつい癖でクラッチを握ってしまうのは内緒です(笑)。
アクセルも戻さずギアをブチ込むのは最初勇気が要りましたが一度ブチ込むと病みつきになります。こりゃいいわ。
そして最後に1200Fで使用していたトップケース・パニアの流用がポイントだったのですが・・・そう、「だった」なんです。
泣く泣く手放した1200Fの「体の一部」を新たな相棒で使えることは僕にとって大きなポイントでした。形見みたいな感じで(笑)。
1200Fから800Xへ乗り換えする方はあまりいらっしゃらないとは思いますが一応人柱となった僕から一言・・・1200Fからのケース類の流用は「基本的に不可能」です。
見た目は全く同じなんですがね。どうにかすればどうにかできるかもですが・・・。詳しい事は色々あるので説明しません。ちょいとグレーなとこもあるので詮索もご勘弁を!
一応僕は「とりあえず」付けましたが「基本的に不可能」なのであしからず。ホンダさん、そこまでして使い回しさせないのか・・・。
乗った感想ですが1200Fと比べるとフワフワしてる感じです。
1200Fはどっしりしているというかカチッとしている足回り。800Xは路面の段差等を軽くいなしてくれるようなしなやかな足回りという感じです。
アドベンチャーを意識した足のセットなのかな?でもこの柔らかさは少し心もとない感じがしないでもない。
車重は1200Fから20kgほど軽くはなっていますが短足の僕には若干足付きが悪くなり停車中の安定感は1200Fよりも劣るかなぁ。
そこそこ身長のある方なら全く問題ないでしょう。
何より感動したのはV4独特の鼓動と音!
1200Fは残念ながら規制されすぎてせっかくのV4の音を楽しむようなバイクではありませんでした。
しかしこの800Xのドロドロした鼓動と独特なV4サウンドは1200Fでは味わえなかった代物。これはいい。
でもこの音、夜中出発は暖気せずに出発することになるかな(汗)。
VFR伝統の片持ちプロアームも健在。

ただ構造上変なオフセットなので1200Fみたいにスポークがリムの中心ではないためなんかかっこ悪い?
しかもパニア装着考慮の造りなので仕方ありませんが相変わらずタイヤ交換はマフラーも外すという・・・(汗)。
生意気に色々語りましたがツーリングに出かけてみないとわからないこともたくさんあるので詳細なインプレはおいおい書いていくことにします。
そんな訳でY社やK社のそれとも迷いましたが僕の新たな旅の相棒はVFR800Xに決まりましたとさ。
今までお世話になったVFR1200F乗りの方々、排気量は小っちゃくなりましたが一応まだ「VFR仲間」として見てもらえるでしょうか?(笑)
これからはこの相棒で絶景を探し求めて旅します!!
皆さんこれからもよろしくお願い致します!
あーーー早くコイツで旅に出かけたい!!!

・・・・しっかしこの顔・・・・こりゃ~またあまり市場に出回らないバイクを買っちまったかな(笑)。