よろず戯言

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ねこぜ展

2019-03-19 19:38:33 | アート・文化

田川市美術館

 

先日の休みに、田川市美術館で開催されている企画展、“ねこぜ展”を観に行った。

背筋がまっすぐにピンと伸びてなくて、やや前傾姿勢の猫背。

その名の通り、ネコが丸くなっているときの様子になぞらえている表現だが、

姿勢が悪いとされ、あまり良いイメージのものではない。

お母んから子どものときから指摘されていたが、自分も猫背。

正座したり背もたれのあるイスに腰掛けているとき以外は、意識してないと背筋が曲がっている。

 

 

 

そんな猫背をテーマにした企画展が開催されるということで、面白そうだなと思い行ってきた。

美術館の収蔵品からネコが描かれている作品が数点、

地元ゆかりの写真家によるネコの写真、

それとSNSで予め募っていた、猫背写真の展示。

極々小規模な企画展だ。

数年前から、著名作家の企画展が巡回して来なくなった田川市美術館。

細々とだけど、色々と考えているようだ。

 

 

 

中央のメインフロアのみの展示で、絵画が15点ほど。

なかには猫背はこじつけみたいなのもあったが、それはご愛嬌。

江藤久美という画家さんの、ヤマブキの花かな?

黄色い小花がふわっと描かれた絵に見入った。

しかしこの絵、どこが猫背・・・?

そう思ったらど真ん中に丸まって眠るネコが描かれてた。

花ばかり注視して気付かなかった。

てっきり白い鉢だとばかり・・・。

 

このコーナーは撮影OKだった。

 

写真はさすがにネコだらけ。

岩合光昭さんに乗っかっているわけじゃないだろうが、ネコを撮る写真家って多い。

でもって一般人のSNS作品もネコばかり。

違う生き物で投稿するひとは居なかったのだろうか?

ナマケモノもオランウータンもカマドウマも猫背だぞ。

・・・って、ネコみたく そこらへんに居ないか。

 

 

 

猫背と逆の反り腰ってのもあるのね。

 

自身が猫背かどうか診断できるコーナーがあったので、説明どおりにやってみた。

柱に頭と背中,おしりを付けて立ち、腰と壁の間に握りこぶしが入るか否か。

自分はまあ、ギリギリ入った。

診断結果は・・・姿勢は正常だと。

うーん・・・ずっと猫背だと思っていたんだけどなあ。

この程度だとセーフってことか?

 

顔ハメ写真もあった。

 

ねこぜ展を観終わり、展示室を出ると、

隣の展示室の入口脇に高校生が数名座っていた。

制服で田川市内にある東鷹(とうよう)高校の生徒だとすぐに判った。

東鷹高校の美術部の校外作品展が同時に開催されていた。

自分も同じ田川市、西田川高校の美術部出身。

自分が高校生だった当時は、東鷹高校は田川東高校という名前だった。

ちょうど高文連の大会が田川市美術館で開催されたので、

田川にある高校の美術部員が集まって、合同で作業をやった記憶がある。

美術部の活動は本当に楽しかった。

 

そんな当時を懐かしみながら現役高校生の作品を観る。

この美術館で25年も前になろうか、自分もイラスト画や油彩画を展示したりしたんだよなあ・・・。

娘も今や高校生で、あれからずいぶんと月日が経ったのを痛感させられる。

 

田川市美術館の敷地内にある、よく解らないオブジェ。

 

真面目な静物画から、ファンタジーなイラストまで、どれもこれも高校生らしい。

ファンタジータッチで、ダークな雰囲気なものが目立つ。

描いた子の深層心理を心配してしまいそうな、グロテスクなものも。

中学生から高校生にかけて、ちょうどこういうのを描きたい年頃でもあるんだよなあ。 

なんでなんだろうなあ。

血のりとか、真っ黒な翼とか有刺鉄線とかクモとか爬虫類とか。

 

そんな自分も自身で理解できないものを描いていたなあ。

ただ、あれを今の自分が描こうと思っても、もう描くことはできない。

あの時にしか描けなかったものだったんだなあ・・・と、不思議に思う。

たまには学生の作品を観るのもいい。

大人になると描けない、その時だけの独特の作風が面白い。

   

ドラゴンクエストⅩ、男性ドワーフのNPCに猫背のひとがたまに居る。

なんで?って思ったが、もしかして老人ってことなのかな?

ドワーフは他種族と異なり、見た目ではっきりと判る老人NPCが居ない。

ついでに言うと、デブのNPCも居ない。

 

 

ポケットモンスターサン/ムーンに登場する、

ホクラニ天文台の所長兼ポケモン預かりシステムの管理者、マーレインさんは典型的な猫背。

 

 



2 コメント

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Unknown (れいな)
2019-03-20 07:46:52
こんにちは。
面白い展示もあるのですね。
私もあまり姿勢は良くない方なので猫背は常に意識しています。
たぶん骨盤が前傾に歪んでいるため、腰椎が前弯して反り腰となって、バランスを取るため上の頚椎胸椎がその分後弯しているんだろうと思います。
なので横から見ると無駄にS字が顕著になってしまっている感じかな。
獅子門の踊り子クエストに出てくるナッチョスとラスターシャに見られたらきっと「もう骨盤がてんでダメ。まさに廃盤・・・」と酷評されそうです。
そう言えば前にもドワーフの猫背のキャラのお話しましたね。
ガタラ住宅村水没遺跡の6番地前でタネなど売っている三人組の真ん中の人。
あれは猫背というよりセムシだなと仰っていましたね。
見た目老人のドワーフは通常では見かけませんね。
唯一居たのがドルワームのサブストーリーのドゥラ院長の孤児院時代のシスターだったお婆さんかな。
そう言えばこの前チラッとお見かけした時にダラズのダラリア砂岩遺跡にいらっしゃった様な気がしますが、もうバージョン2は一気にクリアされたのかな?
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そろそろ踊り子はじめんといかんな・・・ ()
2019-03-20 18:03:35
れいなさんこんばんは、コメントありがとうございます。
 
れいなさんもあまり姿勢がよろしくないとは意外です。
米倉涼子ばりに、背筋伸ばして白衣の裾ひらめかせて、
堂々としたたたずまいで院内を闊歩してそうなイメージでした。
 
骨盤うんぬんの説明はいまいち解りづらいですが、
女性は骨盤が湾曲しているひとって多いようですね。
自分の元妻もそうでした。
 
ドワーフのあれ、猫背というよりは、やっぱりせむしですよね。
ただ色々と表現が厳しく制限される昨今、
本当にそうなのかな?なんて思ったりもしています。
地の民ドワーフなので、イメージ的にはアリなんですけどね。 
 
ドワーフの老人、マザーヘレナとブロッゲン様、
あとガタラ展望台に居るスケベジジイくらいかな?
ドルワームの女性大使さんも、神話クエストで関わったとき、
確かおばあさんみたいなこと言ってましたっけ。
 
ダラリア遺跡はチームクエストでスライムボーグ狩ってただけです。
ランドンフットにあるゴズ渓谷もですが、
まだストーリーやクエストで訪れていないのですが、
いつからか増えたエリアで、気になってすでに探索しています。
なるほどVer.2の終盤に訪れることになる場所なんですね。

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