よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

ガンダムワールド 2019 in 博多

2019-03-16 01:51:59 | ガンダム

 

ううむ・・・行くべきか行かざるべきか。

昨年行った、ガンプラエキスポは大したことなかった。

まあ、あれはデパートのいち区画での小じんまりした開催で、

ガンプラにテーマをしぼっており、入場無料だったので、それなりの規模だったのだろうが、

一昨年行った、ガンダムワールド2017は なかなか見応えがあって良かった。

スペースワールドの入場料が痛いといえば痛かったが、そう考えるとガンダムワールドの入場は無料。

スペワーのファイナルイヤーってことで、記念に行けるきっかけにもなってよかった。

 

 

イベント会場入口。

 

 

 

ガンダムワールド、今回は博多駅の商業施設、JR博多シティで開催される。

一応それなりの広さの多目的ホールで開催されるようだけど、入場料を1,200円も取られてしまう。

博多まで行くのもしんどいし駐車場代も高い。

だからといって電車やバスで行くのも面倒だし・・・。

時間と金をかけて見る価値があるか?

色々あって出費を抑えるため、最近は映画、いや外出自体も自重している。

 

 

 

初代プラモデルのパッケージイラストがいくつか並ぶ。

絶版になっている情景セットのプラモデルも展示されていたが、

実際に展示されていたのは、当時のプラモデルではなく、わりとよく出来たフィギュアだった。

 

・・・。

しばらく悩んだ末、行くことにした。

家で隠匿生活みたいなことをしていてもしょうがない。

こういうときだからこそ、気分転換も兼ねて博多まで行こうじゃないの。

好きなガンダムに触れて、荒んだ気持ちを直したい。

 

放映当時に発売されていたおもちゃ。

元々おもちゃ向けデザインにされていたGアーマーに、さらにギミックが追加されている。

これはひどい。

 

やって来ました、JR博多シティ。

ここへ来るのいつ以来だろう?

子どもが小さい頃は、このビル内にあるポケモンセンターフクオカへよく来ていたが、

もう ここ2・3年は行っていない。

会場のある9階のJR九州ホールへ。 

入り口で当日券を買い、いざ入場!

 

 

まず目に飛び込んでくるのは、1/10スケールのRX-78-2ガンダム。

ほぼ等身大のガンダムがお出迎え。

ロボットもののテレビアニメの歴史を塗り替えた、機動戦士ガンダム。

1979年の放映から今年、40周年を迎える。

その間、ガンダムはいくつもの続編やアナザー物語の作品が作られ、

テレビアニメ,オリジナルビデオアニメ,劇場版アニメとして、長年支持され続けてきた。

 

 

νガンダムだけカメラが発光していた。

 

1/10ガンダムの向こうには、Zガンダム,νガンダムと続く。

やっぱりνガンダムだけデカイ!

天井には、これまでの主役機体の垂れ幕が下がっている。

ここには大好きなZZガンダムやVガンダムもあって嬉しかった。

パネルが設置されていて、ガンダムの歴史を紐解きつつ、

さらに進化していく作品の解説が詳細になされていた。

 

 

 

うちひとつのパネルをじっくり呼んでいたら、その横のくぼみに、

突然、連邦軍の制服をまとった おねいさんが現れて、自分に敬礼してきた。

えっ!

なに!?

突然、マイクで喋り出すおねいさん。 

たまたま真正面にいただけで、自分に敬礼したわけではなかった。

一瞬、何事かと思った。

 

 

ケレン味ってどういう意味よ?

ちょっとはにかみながら、「あれはいいものだ!」って叫ぶおねいさんが素敵だった。

 

連邦服姿のおねいさん、最初のガンダムアニメについての解説をはじめる。

それまでのロボットアニメにはなかった、画期的で新しい要素がいくつもあった。

敵側にもドラマがあり、勧善懲悪なストーリーではないこと。

主人公が決して快活ではなく、ナイーブな少年であること。

ひとクセもふたクセもあるキャラクターの、魅力的なセリフ。

だが、それが災いして、子どもにはウケが悪く、放送が短縮されてしまったこと。

などなど、ガンダムおたくにゃ、すでに常識となっていることを、

モニターに映し出される映像とともに、解りやすく説明してくれる。

 

 

 

ポケ戦,F91あたりが、リアルタイムで興奮した作品。

実際にアニメを観るのは数年後だったが・・・。

 

連邦服姿のおねいさんの解説は10分くらいだったろうか。

最後にはまた、敬礼をして去っていった。

30分おきくらいに、これをやっているようだった。

30分は滞在すると思うので、一度はこれを聞けると思うが、

最初のエリアでやっているので、通路を進んでしまうと、

いざ始まっても、戻るのが困難かもしれない。

そう考えると、わたしは運が良かった。

なにしろ、真ん前に居たときに始まったからね。

しかし、あまりカンペらしきものを見もせず、しっかりと解説していたなあ。

あのおねいさん、できる人だ!

 

NT(ナラティブ)ガンダムも展示されていた。

この60年後くらいに登場する、V2アサルトバスターよりゴテっているのはどうなのよと?

 

Vガンダム。

リアルタイムで観た、唯一のテレビアニメ作品。

あ、ショーケースに写り込んでいるチノパンは、自分じゃあないぞ。

 

歴代ガンダムヒストリーのコーナーが続く。

各作品のポスターに簡単な解説が書かれたパネル。

作品年表、各主人公機体のプラモデルや、歴代ガンダムパイロットなど、

たくさんのパネルが展示されていて、これをひとつひとつじっくり読むだけでも時間がかかる。

 

 

キャラクターのフィギュアも展示されていた。

オードリー・バーン,ハマーン様,プル,ランバ・ラルは所有済み。

セイラさんと、アイナは注文済み。

こうやって見ると、マチルダさんを注文しなかったのが悔やまれる。

あと、やっぱりカテジナさんは欲しいな。 

  

 

こんなんもう、ガンダムのキャラじゃない。

どう見てもパソコンのエロゲーキャラ。

 

そして次のブースは、モビルスーツミュージアム。

そこで出迎えてくれるのは、1/1実物大のシャア専用ザクの頭だ!

でかい!

スペースワールドで見たガンダムの実物大ヘッドは、

ちょっと小さんじゃないの?って、本当に実物大なのか疑問に思ったが、

いや、このザクの頭はでかい!

この大きさならば、実物大だと納得できる。

 

 

モノアイが動く!

 

ブレードアンテナもデカイ!

 

よく見ているとモノアイがギョロっと動く。

ブレードアンテナもでかい!

隊長機である印、頭のツノ、ブレードアンテナ。

実物大で見ると、それすらデカイ。

これ付けるだけで数百万はかかりそうだ。

隊長になると、MSのカスタマイズに金がかけられるんだな。

 

 

 

殺駆頭とかバーサル騎士ガンダムとか、懐かしい。

 

ガンプラも少しだけ展示されていた。

昔からあった、SD戦国伝や騎士ガンダム物語のプラモデルに思わず見入る。

ガンダムに入ったの、実はSDガンダムからだったんだよなあ。

小学校六年生のときだったかな。

ガシャポン戦士やカードダスを集めまくっていた。

SDガンダムからガンダムの世界に入って、

ここまでディープになり、今なお続けているってのも珍しい方かもしれない。

 

 

 

シャア専用ズゴックのツメを使って、“ジャブローに散る”は撮りたかった・・・。

スタッフのニイちゃんにジム役をやってもらうって方法もあったが、さすがにそれはできなかった。

  

ガンダムフォトスタジオなるコーナーも。

試着室みたいな小部屋が並んでいて、それぞれの部屋に、

ガンダムのビームライフルや、シャア専用ズゴックの腕(アイアンネイル)がぶら下がっていて、

それを手に取ってポーズを付けて、記念撮影ができるというもの。

平日の昼だったので、来場者は大人ばかりで利用している人はいなかったが、

誰かと来ていれば、自分は利用していたに違いない。

シャア専用ズゴックのツメで、“ジャブローに散る”のあのシーンの再現。

これ絶対、やったひと居ると思う。

 

 

1/1(たぶん)ハロも。

「主人公をイラつかせる余計なひと言が特徴」て・・・。

 

ガンダムクイズのコーナーもあった。

ハロのガンダム検定!

なんとガンダム知識が試されるという、自分に打ってつけのコーナーだ。

しかし、先客が詰まっていて台が空く気配がない。

3ヶ所あるクイズコーナー、ふと見ると1ヶ所だけ空いていた。

なんでここだけ空いてるんだろう?

そう思い近付くと・・・“上級編”だった。

なるほど、皆、初級,中級にチャレンジしていたのか。

よかろう!

このわしが上級を受けてやろうじゃないの!

この30年で培ったガンダム知識を披露してやろう!

 

ガンダム検定、ファとハロがナビゲーターだった。

 

・・・。

しかし、スタートボタンを押して気付く。

自分は大きなミスを犯した。

出題範囲は全ガンダム作品から。

宇宙世紀モノ以外、まったく観ていない・・・。

GガンダムもWガンダムもターンエーガンダムも種ガンダムもオルフェンズも。

第一問、「つぎのうち、ノーベルガンダムはどれ?」

いきなり観ていないGガンダムからの出題。

しかし、ノーベルガンダムくらいならば自分でも知っているぞ。

あのセーラームーンみたいなフザけたガンダムだろう。

 

 

アカハナも数十年後に愛機がクマにされるなんて、思ってもいなかっただろう。

 

クイズが三択なのが幸いして、観ていなくても消去法などで解くことができる!

知らない作品の知らないキャラのセリフの問題が出ても、

これはハマーン様、これはガトー・・・じゃ、残ったこれだな。

次のうち専用機がないのは・・・他は知らんがバーニィはなかったから、バーニィ。

そんなふうに解いていける。

しかし、4問目で詰まる。

たまらず隣にいた、見知らぬ おじさんに救いを求める。

50半ばくらいとおぼしきおじさん。

けっきょくそのおじさんの力を借りて、8問中、7問正解。

おじさん、ありがとう。

 

 

プロ野球12球団とコラボしたガンダムとかあるのね。

カープは真っ赤にして欲しかった。

キャスバル専用になってしまうから、真っ赤はダメだったのかな?

ホークスだけ飾られていたが、ホークスってこんな山吹色しているのね。

黒とオレンジだったと思ったんだけど、それはダイエー時代だったのか?

野球観ないからよぐわがんね。

ついでに言うと、12球団全部言えない。

 

クイズの台は、他にもあった。

アムロ編,シャア編,カミーユ編。

ほほう・・・これならば全問正解もたやすかろう。

黒い三連星で最初に・・・はい、マッシュ!

ハンブラビが装備していた・・・はいクモの巣!

ソーラレイの照準・・・はいゲルドルバ!

どれもスラスラと解いていく。

後ろのギャラリーが唸るのが聞こえる。

ふふん・・・これくらい朝飯前よ!

というか、ガノタを公表するならば、これくらいできて当然だろう!

 

 

カミーユ編で一問不正解。

いちばんカミーユを殴ったのは誰?

ウォン・リーにしたが、不正解だった。

ブライトさんとエマさんが他のふたつだったが、エマさんだったのかな?

このクイズ台、連続で当てていくと、「見える!」「むっつ!」「ななつ!」とか、

キャラが反応して凄い喋るので、ギャラリーが集まってくる。

ただし外れても、「こんな問題で何やってんです!」とか大声で罵られるので、

どっちにしろギャラリーが寄ってくる。

 

 

スペースコロニーのアニメ画像も並んでいた、これを見てどの作品か当てられたら相当なマニア。

 

「スペースコロニーは作れるのか?」

「モビルスーツは作れるのか?」

そういった専門分野で活躍している、科学者らの意見やコラムなども併せた、真面目なブースもあった。

ガンダムに興味あるひとは、宇宙やロボット工学に興味あるひとも多いのだろう。

真剣に読みふけっているひとも。

 

閃光のハサウェイ、楽しみではあるが不安も多々ある。

 

最後はシアターコーナー。

宇宙世紀のガンダムの世界の概要を15分程度の映像で見せてくれる。

ただし、一年戦争からガンダムユニコーンまで。

映像のラストは、来冬公開予定の、閃光のハサウェイの紹介。

なるほど・・・それに繋げる壮大な宣伝だったか。

閃光のハサウェイは気になる。

あの、テロリストでしかないハサウェイたちの、

悲壮感しかなかった、あっさりとした作品を、どう映像化してくれるのか大いに興味がある。

謎めいたヒロイン、少女ギギがどう描かれるのか?

クスィーガンダムやペーネロペーなど、トンデモMSの描写、

あとはトップレスのジュリアさんが、映画でもトップレスなのかが一番気になるところ。

 

 

こうやって見ると、キュベレイでかいな。

 

最後は物販コーナー。

プラモデルはもちろん、いろんなグッズが売られていて目移りする。

それでも欲しいものを絞って絞って、どうにか一万円以内に収めた。

しかし、入場料と駐車料金を合わせると、一万円越えになってしまうのだった・・・。

やっぱり好きなガンダムイベント、出費してしまったな・・・。

 

 

真面目なブースでおべんきょう。

 

いやあ、なかなかに充実したいいイベントだった。

連邦軍の制服姿のおねいさんを間近で見られたこと。

あれ、お願いしたら記念撮影してくれたかな?

1/1シャア専用ザクは見るべきだし、クイズにはチャレンジしてもらいたい。

けっこうみんな不正解連発していた。

自身の知識を試すにはもってこいだが、

どうやら同じ問題ばかり出題されるようなので、前のひとのカンニングは禁止。

 

 

リーンホースJr.が欲しい!

飾っていたら、見る都度 泣いてしまいそうだけど・・・。

 

平日の昼間ってことで、そこまでごった返してはいなかったが、

土・日や、春休みになると、おそらくごった返すと思われる。

ゆっくり見て楽しみたいひとは、平日に行くのをお勧めする。

あと、福岡なんでやっぱ、中国人や韓国人が多い。

このイベントの来場者も、3割くらいは中国人や韓国人だったと思う。

ガンダムが、海外のひとにも受け入れられているのはとても喜ばしい。

しかし、彼らは山ほどプラモデルを買っているのよね。

持って帰るの大変そうだ・・・。

 

購入したグッズ

 

帰宅して、グッズをひろげる。

まずは美樹本晴彦氏の画集。

この方の描く人物イラストが大好き。

とくにポケットの中の戦争のキャラクターたち、なかでもクリス。

あんな美しくてかわいくて凛としたクリスは、美樹本氏にしか描けない。

 

表紙のクリスは描き下ろしかな?

 

 

美樹本氏のガンダムイラストは、ポケ戦が一番だな。

この方の描くクリスは完璧

 

 

美樹本氏の描いたハマーン様は、年増っぽく見えてしまうアニメより、設定年齢相応に若く見える。

 

シーブックとセシリーも印象的だった。

 

忘れてはならない閃光のハサウェイも。

ギギとクェス、そしてブライトさんミライさん・・・この構図だけで泣ける。

 

中学から図書館にあったガンダムの小説を読み始めた。

実はZやZZ,逆襲のシャア,ポケットの中の戦争,F91は、アニメより先に小説を読んだ。

当時、中学生じゃまだレンタルビデオなんて利用できなかったし、アニメの放送もなかった。

高校に入って、ZZの再放送を観たのが最初のアニメだったりする。

小説のカバーイラストや、挿絵も美樹本氏だった。

あのイラストに魅了されたなあ。

今販売されているのは改訂されたのか?

当時の挿絵がいくつかカットされたりしていて、とても残念。

 

 

あとは、ハロのTシャツ。

ガンダムのTシャツは、これで二着目だ。

前に購入したのは、ユニコーンガンダムのヒロイン、オードリー・バーンが描かれたもの。

あれも ずいぶんくたびれてきたので、そろそろ部屋着かな。

 

 

シャア専用にわかせんぺい。

どうせ箱だけだろうと思っていたら・・・。

 

そして、博多ならではのおみやげ、シャア専用にわかせんぺい!

これは他県から行こうとする人がおられるならば、ぜひ買ってもらいたい。

福岡みやげとして、そこそこ知名度あると思われる、博多のにわかせんぺい。

それのシャア専用。

箱だけそんな仕様だろうと思っていたが、開けてびっくり!

せんべい自体も、ちゃんとシャア専用に作られていた。

これはガンダム仲間でワイワイ食べてもらいたい。

 

メガネを拭いて汚したくない・・・。

 

そして最後に迷って購入したのが、マ・クベ大佐の“いいもの専用”クリーナークロス。

メガネ拭きに・・・と思って購入したが、これ汚したくなくて使えない。

やっぱり、骨董品の壺を磨くべきなのか・・・。

 

 

箱を開けると、にわかお面がシャアだった!

裏はシャア専用ズゴック!

これ、シャア専用ザクとかジオングとかもあって、ランダムで入っているのかな?

 

 

そしてせんべいのプリントも、シャア専用だった!

せんべいは全5種類。

 

シャア専用ザク。

20年前に展開されていたフィギュア、MSインアクション。

 

シャア専用ズゴック。

15年くらい前に購入した単色だった食玩をフル塗装したもの。

 

シャア専用ゲルググ。

シリーズ名忘れたが、かなり精巧にできた食玩。

 

ジオング。

シャア専用ゲルググと同シリーズの食玩。

スタンドが行方不明で自立できなかったが、ガシャポンで手に入れた、変態仮面がうまいことフィットした。

 

そしてシャア。

意外にも、シャア単体でマスクを付けている状態のフィギュアをひとつも持っていなかった!

 

邪魔でしかなかった、変態仮面が初めて役に立った。

 

箱の底面には、博多弁が。

最後のは違うと思う。

「見えるばい・・・私にも敵が見える!」が正解だと思うんだ。

「見えとーけん」だと、「見えているから」

「見えとーと!」だと、「見えているって!」になるだろ?

 

会場に入ってすぐの場所に、ブラックモンブランのブースがあったのが謎。

 

いやあ楽しかった。

シャア専用にわかせんぺいは買うべき。

ケンカしても、これを持っていけば仲直りできる!

 



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